パーゴワークス(PaaGo WORKS)は、2011年にスタートした比較的若い日本のアウトドアブランドです。あっと驚くような独創的なアイディアによる製品が目を引きますが、実際に使ってみると、それが深く考え抜かれ実用性に富んだものであることを実感します。今回は、パーゴワークスの代表的なアイテムをご紹介します。
まずは動画を見てみよう
製品を見ていく前に、パーゴワークスの製品紹介動画をご覧ください。
NINJA TARP SET UP 1
忍者に扮した男性が「ニンジャタープ」をわずか1分ほどで設営する様子が印象的です。これを見ると、「ニンジャタープ」の名前と特長を一度で覚えてしまいますよね。
YouTubeのパーゴワークス公式チャンネルでは、他にもニンジャタープの設営バリエーションを紹介する動画が計6本公開されています。
PAAGOWORKS – YouTube
https://www.youtube.com/channel/UC38Ygear93KCSg_XA8xaHBg/feed
独特の世界観を持ち、先入観に囚われない製品づくりを行うパーゴワークス。その人気アイテムを続いてみてきましょう。
パーゴワークスの人気アイテム6選!
ラッシュ28
自らもトレイルランナーであるパーゴワークス代表の斎藤徹さんの思いが詰められた、非常に軽量なザックです。フィット感が高くストレスの少ない装着感、水分・栄養補給を助ける大型ショルダーポケットなど、細部までさまざまな工夫が凝らされています。
サイズ:530 x 300 x 200mm
最大容量:約28リットル
重量:約550g
主素材:ナイロン70D、スパンデックス 、エアメッシュ
付属品:バンジーコード2m、コードストッパー4個
パスファインダー
地図・デジカメ・ペットボトルといった行動中に必要な小物を詰め、体の前に装着するタイプのチェストバッグです。いちいちザックを上げ下ろしする煩わしさから解放され、気持ちよく歩き続けることができます。付属のベルトを付ければ、ショルダーバッグ・ウエストバッグとして普段使いも可能です。
サイズ:160 x 250 x 70mm
最大容量:約2.5リットル
重量:約220g
主素材:ナイロン210D ポリウレタンコーティング
付属品:レインカバー、アタッチメント、ショルダーベルト
スイング
こちらも、チェストバッグ・ショルダーバッグ・ウエストバッグの3WAYで使えます。スイングはMサイズで約110gとパスファインダーより50%軽量で、防水性が高く雨にも強い点が特長です。最大容量はパスファインダーのほうが大きくなっているので、重視したいポイントによって選ぶとよいでしょう。
サイズ:180 x 220 x 60mm
最大容量:約 1.2リットル
重量:約120g
主素材:ナイロン100D
付属品:アタッチメント、ショルダーベルト
フォーカス
デジイチを持ってアウトドアに出かける人にぜひ注目してもらいたいのがこの「フォーカス」です。スイングのLサイズも専用のインナーバッグをつけることでカメラバッグとして使えますが、フォーカスならCANON 70Dなどの中型クラスもOKです。カメラを取り出しやすい形状で、思いがけないシャッターチャンスも逃さず対応できそうです。
サイズ:250 x 280 x 90mm
最大容量:約 3.5リットル
重量:約350g
主素材:ナイロン420D PVC
付属品:アタッチメント、ショルダーベルト
カーゴ40
FLEX PACKING SYSTEMという独自の構造により、正面のベルトを調整するだけで約20〜45リットルの容量に変更できます。市販のインナーバッグ・防水バッグ等と組み合わせ可能で、これひとつでさまざまなアクティビティに幅広く使えるザックになっています。
主素材:PVCナイロン
サイズ:600 x 280 x 250mm
容量:約40L
単体重量:約1200g
付属品:インナーバッグ、アタッチメントベルト1組
ニンジャタープ
冒頭の動画でもご覧頂いたニンジャタープです。手裏剣型の形状で、4隅をペグダウンしてから最後にポールを立てるという、通常とは反対の設営順序になります。一人でも設営できますし、アレンジも多彩なので、活用のチャンスは多そうですね。
サイズ:280 x 280cm
重量:約500g
主素材:30Dシルナイロン
付属品:ガイライン6本、スタッフバッグ
さあ、荷物を詰め込んで出かけよう
ブランド名のPaaGoは “Let’ s Pack And Go!” を略した造語だそうです。その名の通り、パーゴワークスには誰でも気軽にアウトドアを楽しめるアイテムが満載です。ラインナップを眺めているだけで、次はどこに出かけよう?何をしよう?とワクワクしてきますね!