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引用：pixabay.com
アークテリクスのジャケットは、登山ブランドと言うカテゴリからファッションブランドとしての地位を確立しつつあります。しかしながら登山用のジャケットとしての機能は高く、登山家の間ではもはや定番のジャケットとなっています。
今回はこのアークテリクスのジャケットはなぜ登山家達に受け入れられ、定番となったのかを深掘りします。
アークテリクス（ARC’TERYX）とは？
アークテリクス（Arc’teryx)は、登山ウェアや登山ギア（道具）を開発しているカナダのメーカーです。歴史はまだ新しく1989年にノースバンクーバーで設立されました。社名は最古の鳥類として知られている始祖鳥（ARCHAEOPTERYX LITHOGRAPHICA）の学名にちなんでいて、同社のロゴは、発見された化石の中で最も状態のいいベルリンの標本をモチーフにデザインされています。
アークテリクスのジャケットやリュックなどの斬新なデザインは、男性のみならず女性にも人気があり、アウトドアだけでなく、タウンユースなど日常でも活躍できることで支持されています。
今回は特に評価の高いジャケット数点に焦点を当ててなぜここまで定番化したのか理由を探ってみました。
基本的機能を満たした名作ベータSLジャケット
最軽量の素材を使用しながら、全天候に対応した機能を発揮するベータSLは、ハイスペックな機能に対してデザインはシンプルにまとめています。これは無駄を削ぎ落として、登山ジャケットの機能を最大限に引き出した結果、このようなデザインに落ち着いたのです。
もともと軽い素材のGORE-TEXを使用した軽いジャケットになりますが、その防寒性能と防水性能は一級品です。登山用のジャケットだけでなく、タウンユースでも使いまわせるオシャレな一枚です。
■アークテリクス ベータSLジャケット
●サイズ：S、M、L
●素材：N40r GORE-TEX
保温性とおしゃれを両立したベータARジャケット
高山の中でも優れた保温性と透湿性を持ち、快適でオシャレな一枚です。着回しのいいショート丈のジャケットは動きやすく、高山の中でも動きを阻害しない作りになっています。この点は流石アークテリクス、デザインセンスの高さで人の動きまで良くしようという気概が感じられるジャケットなのです。GORE-TEX素材を使用しているため防水透湿性は抜群、防寒着として十分な機能を持たせつつタフな高山での実用も兼ね備えています。
■アークテリクス ベータARジャケット
●サイズ：XS、S、M、L
●素材：100％ナイロン＆GORE-TEX N80p-X GORE-TEXPro N40r-X
米軍でも採用されているリーフアルファジャケット
アークテリクスのジャケットの中でも異色を放つモデルが、このリーフシリーズです。なぜ異色なのかといいますと、アークテリクスが軍や警察機関用に設計されている点。もちろん市販品なので一般に購入できるモデルなのですが、米軍でも信頼されているタフなジャケットのスペックは魅力に溢れています。
登山用のジャケットではないかもしれませんが、軍用のジャケットが市販で購入できるなんて、ミリタリーテイストが好きな方なら垂涎モノのジャケットではないでしょうか？
■アークテリクス リーフ アルファジャケット
●サイズ：XS、S、M
●素材MN70p-Xゴアテックス（フード部はN40-Xゴアテックス３L Pro）
夏用ジャケットならスコーミッシュジャケット
夏山用の軽いジャケットを探しているのなら、このスコーミッシュジャケットがおすすめです。アークテリクスのジャケット全般に採用されている無駄を削ぎ落としたデザインで、軽量化に特化しているため動きを阻害せず効果的に風をカットしてくれます。
また、軽く風を通さないため、夏山登山でありがちな突然の風雨に対応してくれます。それも必要最低限の防水透湿性ではなく、ゴアテックスに匹敵する防湿性を持っているので、登山だけでなくラン＆トレイルにも使えます。
■アークテリクス スコーミッシュジャケット
●サイズ：XS～XL
●素材；チョノ（Tyono）/DWR加工（耐久性撥水加工）
アークテリクスのジャケットはタウンユースでも使える
以上アークテリクスのジャケットの人気商品をまとめてみました。いかがだったでしょうか？
最近街ですれ違う人の中で、このアークテリクスのジャケットを着ている方に会いました。男性の方で、非常におしゃれに気を使ってるのだなと、すれ違った瞬間に思わせるほど、スタイルもよくカッコよく着こなしておられました。
また、筆者はロードバイクでツーリングに出向くのが趣味なのですが、雨の日にアークテリクスのジャケットを着てツーリングされている、同じ趣味の方をよく見かけるようになりました。それだけアークテリクスのジャケットが浸透している証拠なのです。このように登山だけでなく、ロードバイクでのツーリングや釣りなど、アウトドアのアクティビティーで活躍するジャケットなのです。安い買い物ではないのですが、何年も使えるジャケットです。愛用の一枚を購入してみてはいかがでしょうか？