目次
キャンプで焚き火台を使いたいと思ったとき、火を使うので品質が高いものを選んだほうが良いです。
とはいえどのような商品があるのか、そもそもなぜ焚き火台が必要なのかわかりにくいですよね。
- 焚き火台ってそもそもなに?なぜ必要なの?
- 使い方も一緒に教えてほしい
- おすすめ商品があれば知りたい
初めて焚き火台を購入しようと思った際、上記のような疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、「初めて焚き火台を購入する方へ向けた基礎知識とおすすめ品」についてまとめました。
初心者の方でも、この記事を見れば焚き火台の使い方や基礎知識がすべてわかりますよ。ぜひ参考にしてくださいね。
焚き火台とは一体どんなもの?なぜキャンプで焚き火台が必要なのか解説!
焚き火台が欲しい方の中には、用途を詳しく知らない方もいるでしょう。
一度キャンプに行き、仲間や知り合いが使っているのを見ただけで欲しくなる場合もあります。
そこでまずは、焚き火台とはどういうものなのかについて解説します。もう既に知っているという方も、おさらいの意味を込めて目を通してみてください。
焚き火台とは
焚き火台とは、その名のとおり「焚き火をするために用いる道具」です。
一般的なBBQグリルよりも幅・底が広い構造で、木炭だけではなく大きいサイズの薪や枝を入れて燃やせます。
また火を見られるほか、焼きやグリル・煮物といった調理用としても活用可能です。
そのため愛用している方が多いキャンプアイテムとなっており、近年人気が高まっています。
焚き火台がキャンプで必要な理由
焚き火台がキャンプで必要な理由は、直火をしなくてもいい点です。
最近では環境保護や火事を防ぐため、地面で直接火を起こす「直火行為」を禁止している場所が増えています。
直火行為の禁止は公園・河川敷だけではなく、キャンプ場も例外ではありません。
しかし焚き火台を使えば火の使用を許可される事例が増えているので、近年ではますます焚き火台の需要が高くなっています。
また焚き火台は木炭のほかに薪・枝を使えるため、木炭の無いリアルな環境下での利用にも重宝されるアイテムです。
メリット①焚き火台は移動が便利!
焚き火台があると便利な理由は2つあります。1つ目は「移動が便利」な点です。
例えば焚き火をしているときに、以下の状況があったとします。
- 煙がテントの方に流れてしまうとき
- 景色を観ながら焚き火がしたいとき
直火なら消火して移動・再点火と、手間がかかってしまうのです。
さらに再点火する際は、新しく着火剤や木炭・薪を用意しなくてはなりません。
しかし焚き火台ならそのまま持って移動するだけなので、消火の必要も材料を用意する手間もなくかんたんです。
ただし大きな火が出ているときに持ち運ぶのは危険なため、火を小さくしてから持ち運んでくださいね。
メリット②調理も一緒に行える
便利な理由2つ目は、「調理もできる」点です。
焚き火台に焼き網・ゴトクをセットすれば、BBQグリルに早変わりします。
火を見る用・調理する用と2つの要素を焚き火台1つで行えるため、まさに一石二鳥なアイテムです。
そのため調理可能な焚き火台を選ぶキャンパーも増えてきました。
寒いときは暖も取れるので、使い方次第では一石三鳥にもなります。
焚き火台の使い方ってどうすればいいの?必要なものから適切な使用方法まで
焚き火台について知ってもらえたところで、実際にどうやって使うのかも理解しておくと良いでしょう。
具体的な焚き火台の使い方がわかると、キャンプで実際に使ってみたいと思う欲が溢れてきます。
使い方は特に難しくありませんが、火の扱いには十分に注意してくださいね。
焚き火台で火をおこすのに必要な道具
焚き火台で火をおこすのに必要な道具は、以下のとおりです。
- ライターやマッチといった、火をつけるための道具
- 着火剤
- 木炭
- 枯れ葉・枝・薪
ライターやマッチのような、火をつけるための道具は焚き火をするにはマストアイテムです。出発前には必ず持っているかチェックしましょう。
着火剤は火種を作る時間が省略できるので、キャンプ初心者や火起こしにこだわりがない方は持っておくと便利です。
日本では固形・ジェルタイプの着火剤が多く使われており、メーカーや種類によって燃えやすさや持続性が異なります。
気になる方は事前に、着火剤についても調べておくといいでしょう。
※もし着火剤がない場合でも、新聞紙や松ぼっくり・枯れ葉やナイフで枝を細かく削ったものでも代用できます。
木炭や枯れ葉・枝・薪は火を燃やし続けるために必要で、特に調理をするなら木炭は必須ですね。
調理をする上で木炭は、安定した温度と持続性の高さが魅力です。温度調整が必要な調理に向いています。
反対に枯れ葉・枝・薪は火力が強めで、キャンプファイヤーのような火の上がり方です。
ただし温度調整が難しく、具材を焦がしてしまう恐れがあります。利用シーンによって、木炭か木炭以外かを使い分けてください。
着火剤を使った焚き火のコツ
着火剤を使って焚き火をする場合は、まず焚き火台の中央に着火剤を置いて火をつけます。
火がついたら小さい薪や木炭から置いていきましょう。
いきなり大きいサイズの薪を置くと、火が移らずに消えてしまう可能性があります。
小さい薪や木炭に火がついたら、徐々に大きいサイズの薪・木炭を置いていけば完成です。
詳しくは下記の動画も参考にしてください。
枯れ葉や拾った枝を使う方法
枯れ葉や拾った枝を使って焚き火をする方法もあります。
その際は濡れている木や生木だと火がつきにくいので、枯れ葉・枝はよく乾燥したものを選んで使ってください。
またナラ・カシ・クヌギのような堅い広葉樹だと、火力と持続時間があり焚き火向きです。
最初の火種を作るときは、枝を細かく削ったものや枯れ葉を集めて火をつけます。
火がついたら着火剤を使った方法と同様に、小さいサイズの薪・木炭から置いていきましょう。大きいサイズまで火が移ったら完成です。
着火剤を使わない場合は、火の広がり方や薪の置き方を一度見ておくと良いです。下記の動画も参考にしてください。
キャンプで使える焚き火台のおすすめ商品をご紹介!定番で信頼性の高い商品5選
使い方や基礎知識を覚えると、自分でも使いやすい焚き火台が欲しくなってくるのではないでしょうか。
しかし実際に焚き火台を探してみると種類が多く、どれがいいのかわからなくなるはずです。
そこでキャンプに使えるおすすめの焚き火台を5つピックアップしました。
定番・信頼性の高さを基準にしていますので、ぜひ焚き火台を選ぶ参考にしてください。
【ユニフレーム(UNIFLAME)ファイアグリル】
焚き火台の中でも定番中の定番、ユニフレームのファイアグリル。1台あれば焚き火・調理のどちらも満足できるほど、使い勝手が良い製品です。
調理用の焼き網がセットで付き、焼き網の隙間から薪をくべられる利便性の高さもあります。
もちろん焚き火台としても利用でき、組み立てから掃除のしやすさも考慮された設計です。
価格もリーズナブルでコスパ良し、収納時もコンパクトで持ち運びやすくなっています。
そのためキャンプ初心者の方から上級者まで、全員におすすめできる焚き火台です。
【キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)ラウンドファイアベース UG-49】
調理ではなく、焚き火を重視した設計のラウンドファイアベースです。
脚を装着するだけでかんたんに組み立てられ、幅広の本体は薪のくべやすさに特化しています。
ただし網を置くスペースが限られているため、本格的な調理はできないのが唯一の気になる部分です。
しかし価格がリーズナブルなので、必要最低限な調理だけでいい方やキャンプファイヤーを重視したい方におすすめできます。
【LOGOS the ピラミッド TAKIBI】
焚き火も調理もこだわりたい、そんな方におすすめなのが「LOGOS the ピラミッド TAKIBI」です。
一言でいうなら、機能性・耐久性重視の焚き火台といえるでしょう。
2個のゴトクを交差させる形で設置し、安定性を高めつつ薪をくべるスペースも十分に広いです。実際に利用した方々からの評価も高め。
一般的な焚き火台はダッチオーブンを乗せると不安定になりがちなものの、「LOGOS the ピラミッド TAKIBI」はビクともしません。安心して調理を楽しめます。
また薪を立てかけてくべられる広さを有するため、キャンプファイヤーのような炎をあげられるのも魅力の1つです。
【スノーピーク(Snow Peak)焚き火台】
逆三角形の形でおなじみスノーピークの焚き火台は、いちいち組み立てる必要がありません。設置に時間を取られたくない方におすすめです。
全面に空気穴が付いており、より炎の演出を楽しめるような設計となっています。
焼き網やゴトクを別途購入しなくてはならない点と、重量があって灰受けが付属しない点はやや不便です。
しかし十分に焚き火、調理を楽しめる商品となっています。どちらかといえば、焚き火を鑑賞したい方向けの焚き火台です。
【コールマン(Coleman)ステンレスファイアープレイスIII】
グッドデザイン賞を受賞した「ステンレスファイアープレイスII」の次モデルである、「ステンレスファイアープレイスIII」です。
まるでキャンプファイヤーのような四角形のデザインは、より炎の揺らぎを魅力的に高めてくれます。
さらに焼き網を固定できる調理時の安定性と、灰受けをかんたんに引き出せる利便性の高さは使い勝手が良いです。焚き火・調理どちらも優秀に活躍します。
焚き火台の用途だけではなく、デザインにもこだわりたい方におすすめな製品です。
まとめ:焚き火台のおすすめ商品を活用して初めての焚き火に挑戦しよう!
焚き火台は直火禁止のところでも利用できる場所が多く、メリットの多さから活用する方が増えています。
初めての焚き火をする方でも扱いやすいので、ぜひおすすめの焚き火台からお気に入りの1台を見つけてみましょう。
また今回おすすめした焚き火台は、すべて長所がはっきりしています。購入するのが初めてでも、自分に合ったものを見つけやすいでしょう。
そして焚き火は、キャンプ中にしか味わえない極上のひとときを演出してくれます。
ぜひ焚き火台を使い、充実したキャンプ体験を楽しんでくだ。。さい。