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こんにちは、もめです!
ソロキャンプでも炊き立てのふっくらしたお米が食べたい!!そう思って、検索してみると、多くヒットするのは「メスティン」。メスティンは持ってない…とがっかりする方もいますよね。
じつは、スタッキングに便利なソロクッカーでも、美味しいお米が簡単に炊けてしまうのです。
今回は、ソロクッカーのなかでも炊飯におすすめな、プリムスの「イージークックNS ソロセットM」を紹介するとともに、実際の炊飯の仕方やポイントも解説します。
- なぜソロセットMが炊飯におすすめなのか
- ソロセットMでの炊飯の仕方
- ソロセットMで炊飯をするときのポイント
の3本立てで解説していくので、これからソロキャンプで炊飯をしてみたいという方は必見です!
プリムス イージークックNS ソロセットMとは
今回使用するプリムスのイージークックNS ソロセットMの基本スペックを紹介します。
重量 | 250g |
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サイズ(メインポット) | 900㎖、内径Φ11.2×9.9㎝、 |
サイズ(ミニポット) | 400㎖、内径Φ11.2×4.8㎝ |
収納サイズ | Φ12.5×14.5㎝ |
素材・加工 | ハードアノダイズド加工済みアルミ製、内側ノンスティック加工、底面滑り止め加工 |
価格 | 3,600円(税抜) |
軽くて熱伝導率のいいアルミを素材として使っているので、調理がしやすく、アルミにはハードアノダイズド加工がなされているため、より丈夫な作りとなっています。
意外と便利なのが底面の滑り止め加工で、ぐるぐるとした溝が掘られているため、バーナーの上でも滑ることなく安全に調理できます。
他にもたくさんのおすすめポイントがあるので、次の見出しで炊飯と絡めてみていきましょう!
クッカー炊飯から見る、イージークックNS ソロセットMのおすすめポイント
なぜソロセットMがおすすめなのか、炊飯をするという視点から解説していきます。
- メモリ付きだから水加減で失敗しない
- 容量が1合炊きにぴったり
- NS(ノンスティック)加工だから焦げ付かなくて掃除が楽
- ガス缶とバーナーをスタッキング可能だからパッキングしやすい
メモリ付きだから水加減で失敗しない
内側にメモリがついているので、水の量で悩む必要がありません。
例えば、炊飯時の水量は、お米の容量の1.2倍(無洗米は1.4~1.5)です。1合は180mlなので、216mlが1合炊飯の水の量になります。実際に炊飯するときは、先に200mlの線よりも少し上まで水を入れておき、それからお米を投入すれば、水の量が多かった!のような失敗はなくなります。
わざわざ計量カップで計る必要がないので、便利です。
容量が1合炊きにぴったり
ソロセットMは、ソロキャンプに必要なお米の量、0.5~1合の炊飯にぴったりな容量なのです。
具体的には、ソロセットMの容量は900ml、1合の炊飯をしても大きく吹きこぼれる心配がなく、簡単に炊飯できます。
一人分の調理にはちょうどいい大きさなので、炊飯以外の用途にもばっちりです。
NS(ノンスティック)加工だから焦げ付かなくて掃除が楽
イージークックNSと名付けられているように、このクッカーにはNS(ノンスティック)加工がされています。ノンスティック加工とは、焦げ付き防止のためにフッ素樹脂などがコーティングされている加工のことです。
ノンスティック加工により、調理時も焦げ付かないし、お手入れも楽ちんです。特に炊飯では焦げ付きがとても心配になりますが、加工のおかげで多少アバウトな火加減でも焦げ付くことはありません。
それに加え、キャンプ場では調理器具は洗わず、軽くアルコールで拭く程度で済ませている方にもおすすめです。汚れが簡単に拭くだけで取れますからね!私はいつもこのスタイルで済ませています。
ガス缶とバーナーをスタッキング可能だからパッキングしやすい
ソロセットMには、250サイズのOD缶とコンパクトなバーナーを一緒にスタッキングすることができます。
ソロキャンプでは荷物をできるだけ減らしたい、という方も多いでしょうからかなりうれしいポイントですよね。ガス缶などのスタッキングが便利かつ、本格的な炊きたてご飯を楽しむことができます。
実際にイージークックNS ソロセットMで1合炊飯をしてみた!全部で5ステップ!
それでは、実際にソロセットMを使ってお米1合を炊飯してみましょう。大きく分けて5つのステップで炊飯が完了します。
- 事前準備
- クッカーに水とお米を入れる
- 吹きこぼれるまで強火にかける
- 弱火で約20分
- タオルにくるんで蒸らす
ステップ① 事前準備
事前にお米を水に浸しておきます。浸しておくことで、芯の残らないふっくらとしたお米を炊くことができるのです。
時間は季節によっても違って、夏なら30分、冬なら2時間と言われています。寒いと水が浸透しにくいんですね。
ソロキャンプだとキャンプ場で研ぐのが大変なので、事前に自宅で当日の朝やっておくか、無洗米を使うと楽でいいですよ。
事前に自宅で研ぐ場合は、時間が空きずぎないようにしましょう(例:朝研ぐならお昼ご飯に使うなど)。水から雑菌が増えてしまいます。
ステップ② クッカーに水とお米を入れる
水に浸し終えたら、まずはクッカーに適量の水を注ぎます。1合の場合は216ml(無洗米は252~270)。クッカーの内側についている200のメモリの少し上あたりが目安です。
水を注いだら、お米を入れます。先に水を入れることで、計量カップで水を計る手間が省けました。
ステップ③ 吹きこぼれるまで強火にかける
お米と水が入ったら、ふたをして火にかけます。まずは一気に強火で吹きこぼれる直前まで。
蓋がガタガタしてきたらOKです。吹きこぼれてしまうと掃除が面倒くさいので、直前でストップします。
ステップ④ 弱火で約20分
蓋がガタガタして、吹きこぼれる直前まできたら弱火で中の水分を飛ばします。
水蒸気によって蓋が空いてしまうのを防ぐために、上には重いものを載せておきます。今回は自宅なのでマグカップですが、キャンプ場では石でもいいですね。熱くなるので、載せるものには注意です。
弱火にかけるのは大体20分程、湯気が出なくなるくらいが目安です。ときどき匂いを嗅いで炊けているか、焦げていないか確認しましょう。
野外では風で弱火が消えやすいので、途中で火が消えていないか、定期的に確認するのがおすすめです。
ステップ⑤ タオルにくるんで蒸らす
20分経ったら火からおろして蒸らします。タオル、ない場合は上着でもいいので、クッカーごとくるんで少し置いておきます。
10分程蒸らせば完成です。いい感じですね!美味しそう!!
レトルトカレーを温めて、自宅でキャンプ気分を楽しみました。
イージークックNS ソロセットMで炊飯するときのポイント
最後に、ソロセットMで炊飯をするときのポイントや注意点を紹介します。
320mlのシェラカップを蓋にすることも可能
ソロセットMは、320mlのシェラカップが蓋としてぴったりな大きさなのです。キャンプ中に偶然発見をしました。
蓋として使っていたミニポットを調理用として使うことができるようになります。
例えば、メインポットとシェラカップで炊飯をしている間に、同時にミニポットでスープを作ったり、レトルトカレーを湯煎したり、といったことが可能です。調理の幅が広がる嬉しい発見ですね!
蓋にしているシェラカップはとても熱くなるので、触るときは気を付けてくださいね。
そのまま火にかけて温めることが出来るので、コーヒー、スープなど飲み物はもちろん、ご飯、おかずを入れてもOK。
炊飯は1合がベスト!1.5合以上は吹きこぼれやすくなってしまう
ソロセットMのメーカーの可能炊飯容量は、1.8合となっていますが、おすすめの量は1合前後です。1.8合炊こうとすると、炊き上がりがクッカーのふちぎりぎりになってしまい、吹きこぼれやすくなります。
吹きこぼれても、普通に炊くうえでは問題ありませんが、掃除がとても大変です。クッカーの外側にNS加工はされていないので、きれいにするのにはかなり手間がかかってしまうことも。
以前2人で食べるため、試しに1.5合を炊いてみたときは、吹きこぼれの掃除が大変でした…(笑)
2~3人分のお米を炊く場合は、もう少し大きなクッカーを使った方が快適です。
NS加工は消耗するので、できるだけ丁寧に扱うのがおすすめ
ノンスティック加工は使っているうちに劣化します。剥がれてしまうのは仕方ないので、丁寧に扱って、できるだけNS加工を長持ちさせるのがおすすめです。
- 空焚きをしない
- 金属の調理器具でこすりすぎない
- 急激な温度変化を避ける
- 汚れが付いたまま放置しすぎない
- メラニンスポンジを使わない
などの対策が考えられます。お気に入りのキャンプ道具は、できるだけ長く使えるようにしたいですね!
イージークックNS ソロセットMでの炊飯はソロキャンプにおすすめ!!
プリムスのイージークックNS ソロセットMは、ソロキャンプでの炊飯にぴったりです。最後におすすめポイントを振り返ります。
- メモリ付きだから水加減で失敗しない
- 容量が1合炊きにぴったり
- NS(ノンスティック)加工だから焦げ付かなくて掃除が楽
- ガス缶とバーナーをスタッキング可能だからパッキングしやすい
NS加工の調理器具は炊飯以外でも大活躍します。できるだけ手間を減らしたいソロキャンプには、うれしいポイントばかり。ソロキャンプ調理のお供に、ぜひ使ってみてくださいね!