車中泊初心者向けマット&グッズのおすすめ50選

pixabay

キャンプなどでテントの代わりに自家用車の中で寝たり、車で気ままなドライブ旅行をする際に仮眠をしたりと、時間に縛られず自由に旅行やアウトドアを楽しめる方法の一つが車中泊です。最近では、さまざまな車中泊グッズや指南本が売られていたりと、ソロからご家族、友人で楽しめるため、人気があります。今回は、車中泊をしてみたいと考えている初心者の方向けに、マットをはじめ、必須アイテムをご紹介します。

車中泊とは?

車中泊ってなに?

車中泊は言葉の意味通りにとれば、単純に「自家用車の中で寝泊まりをする」ことですが、最近はアウトドアでの宿泊方法の一つとして捉えられており、オートキャンプ場などで車をテントの代わりに使ったり、登山や旅行などで早朝から行動する場合やスキーなどに出掛けた際、目的地近くまで移動しておいて車の中で寝たりと、車中泊は思った以上に身近な宿泊方法となっています。

車中泊のメリット

車中泊のメリットを簡単にご紹介します。
1:時間を有効利用できる(ホテルのチェックイン・アウトなどを気にしなくて済む)
2:宿泊費用が掛からない
3:宿泊場所の制約がない(ただし場所によっては、車中泊を禁止している所もあるので、注意が必要)

車中泊のデメリット

1:トイレなどサニタリーの部分で不便な場合がある。
2:場所によっては安全面に不安が残る
3:熟睡し難く疲れが残る場合がある

車中泊初心者に揃えて欲しい必須アイテムとは?

車中泊を始めてみたいと考えている初心者の方に、是非、揃えて頂きたい必須アイテムが幾つかありますので、ご紹介します。

睡眠用マット

車中泊でも体を伸ばして、ゆっくりと睡眠をとりたいものですが、車のシートを倒しただけでは、どうしても凹凸があり快適に眠ることが出来ません。睡眠用マットを使うことで、シートの凹凸を少なくし自宅のベットのような快適な空間を作ることができるため、車中泊の必須アイテムとなります。マットの種類も色々あり、エアー式や低反発式をはじめ、バルブを開くと勝手に膨らんでくれるタイプやエアーベットまでリリースされていますので、キャンプ用品店などで実物を確認されることをおすすめします。

シュラフ(寝袋)

夏場の車中泊であれば、睡眠用マットとブランケットの組合わせで快適に眠ることができますが、秋口から冬、春先までの期間で車中泊をする場合には、十分な防寒対策をしておく必要があり、シュラフは必須アイテムとなります。ゆったりとして自由度が高い封筒型や防寒、保温性に優れたマミー型などがあり、さらに中綿の違いなどにより春から秋までのスリーシーズン用や冬用など、さまざまな種類がありますので、車中泊を楽しむ時期に合わせて選ぶことが大切です。

LEDランタン(照明器具)

車内で起きている時間、照明の代わりにルームランプを点けっ放しにしておくと、バッテリーが上がる原因にもなり、おすすめ出来ません。そこで無用な心配をせずに済むように、LEDランタンや登山用ヘッドライドなどの照明器具が必須アイテムとなります。また最近のLEDランタンは点灯可能時間が長く、さらにシガーソケットからUSBで充電可能なものも多いので、使い勝手が良いのも特徴です。また夜間、車内での探し物トイレに行く時などにも使えますので是非、用意して下さい。

車載用 保冷温庫

車載用保冷温庫は、車内のシガーソケットから電源を取ってジュースや水などの飲料水を保冷、保温してくれるアイテムですが、食品なども保管することが可能なため、使い方次第で車中泊を便利にしてくれます。また最近の機種は、AC/DCのどちらでも対応しているタイプが多く、車内だけでなくご家庭でも便利に使うことができます。

ブラインドシェード(車内用カーテン)

ブラインドシェードが必須アイテムな理由は幾つかありますのでご紹介します。まず第一に防犯面対策となり、車中泊の性質上、外部から車内を覗かれる危険性があるということが挙げられます。車内カーテンでも代用できますが、光が漏れて中の様子が分かる可能性もありますので、ブラインドシェードでガードしておけば、車内を覗かれる心配もなく安心して車中泊を楽しむことができます。第二に、冬場の防寒対策として有効で、ブラインドシェードと窓ガラスとの間に空気の層ができることで、冷気の侵入を抑えてくれます。

その他小物類

先にご紹介した睡眠マットやシュラフなどは必須アイテムとなりますが、あったら便利というアイテムが幾つかありますので、ご紹介します。

一つめは「耳栓」で、車中泊をする駐車場などは、他の車中泊を楽しんでいる方がいたり、トラックや車の往来があったりと、思った以上に騒がしく、就寝時に気になって寝れないことがあります。そんな時に耳栓を持っていれば、周りの音を気にすることなく、ゆっくりと眠ることができます。

2つめは「車載用ポット」で、車中泊でジュースなどの飲料水は、先にご紹介した保冷温庫に入れておけば大丈夫ですが、小腹が空いたときなどにポットがあると、カップラーメンなどを気軽に食べることができるため、思った以上に便利です。使い方によっては、ゆで卵なども作ることができるのでおすすめです。

車中泊での注意点について

車中泊での基本的なマナーについて、簡単にご紹介します。

車中泊のマナー

車中泊にも、他のアウトドアアクティビティ同様にマナーがありますので、車中泊初心者の方も覚えておくことをおすすめします。

ゴミは持ち帰る

車中泊でも簡単な食事をしたり、飲み物を飲んだりと思った以上にゴミが出てしまいます。このゴミを道の駅やサービスエリアに捨てて帰る方がいますが、あきらかなマナー違反となりますので、自分で出したゴミは必ず持ち帰るようにしましょう! 車中泊が流行りだした頃に、このゴミ問題が大問題になり、一部の道の駅などでは車中泊禁止になっている場所もあるほどです。

アイドリングはしない

車中泊をする場合の基本は、車のエンジンを切ることがマナーとなります。夏場の暑い時期や冬場の寒い時期など、エンジンをかけてエアコンを付けたいのは分かりますが、車中泊をする場所では周辺に住宅があったり、他の車中泊をしている方が寝ていたりと、静かな環境の中ではアイドリング状態でも騒音となりますので、注意が必要です。

周辺に配慮し、騒がない

友人同士で車中泊をすると、どうしても旅行気分で騒いでしまいがちですが、周りの方の迷惑になるため、静かに車中泊を楽しむことが大切です。

車の駐車場所は、施設から離れたところにしましょう

道の駅やサービスエリアなどで車中泊をする場合、どうしてもトイレや売店などが近い場所に駐車したくなりますが、長時間駐車することになるため、施設を利用する他の方の迷惑にならないように、離れた場所に駐車するようにして下さい。

車中泊は、公共の場所を一時的に借りているという意識を持っていると、他の方の迷惑にならず楽しむことができます。

次のページから、おすすめアイテム50選をご紹介します!

1 of 3 次へ

Disqus Comments Loading...