つい前日まで我が家の庭先では、蝋梅(ロウバイ)があまい香りを放ち冬を彩っていました。気付けばいつしか、甘い香りの効力は静かに失われ、いまや植物の芽吹きを待つばかり・・・。
少しずつ、春ですね。こんにちは、Kajoです。
突然ですがみなさん、いま使用中のバックパック、最後に洗ったのっていつですか?
キャンプに山にデイユースに、大活躍のバックパックたち。
わたしはといえば、しばらく洗っていません!
むしろ購入後、洗っていないものが半数!(声を大にして言うことではない)
春に夏、これからさらに活躍するシーズンが来ますよね。まだまだ冷える日も続きますが、天気のよい日を見計らって、バックパックを洗ってみました。
まずは普段使いのリュック・バックパックを出します。
手前右から時計回りで
①patagonia(パタゴニア)「レフュジオ・パック」28L
使用年数:7年
使用場面:タウンユース、日帰りトレッキング
パソコンとカメラも中に入り、2泊程度ならこのリュックで済みます。
学生時代にサンタモニカの店舗で心奪われ購入。
購入以来、洗った記憶はありません。
②Hoglofus(ホグロフス)「コンビ」 42L
使用年数:2年
使用場面:山中のキャンプ、山ごもり
学生時代に、友人がタウンユースで使用しているのを見て購入を決めていたリュック。
狩猟用に作られているため椅子が付いており、設営の際に堂々と一息つけます。
座り心地も良く、ゴツいのにめっちゃ走れるので山でのアクティビティには欠かせません。
③Columbia(コロンビア)「ロートン」 30L
使用年数:10年
使用場面:バックパック旅行、登山(一度だけ経験した富士登山)
機内持ち込みカバンサイズをギリギリクリアできるバックパック。
カラフルな配色が可愛いのですが、オレンジ部分、こんなにくすんでたっけ…?
④patagonia「ストームフロントダッフル」50L
使用年数:8年
使用場面:水辺キャンプ、海
防水。乾いたものと濡れたもの、スペースがふたつに分かれており場面を問わず使いやすい!
このシリーズは釣りにも重宝しそうです。
さて、早速作業に取り掛かりましょう。
1.まずはバックパックの点検を行います 。
各パーツに不具合がないか、目で見て・手で触って確認
不具合は特に見つからなかったので、洗いの工程へ。もし不具合があった場合には使用をやめ、必要に応じてメンテナンスを実施してください。
洗いについては、①屋外・バケツ洗い ②屋内・浴槽洗いの2つの方法があります。
まず、①屋外・バケツを使用して洗ってみました。
洗ったもの:patagoniaのバックパック(洗濯バージン)
使用したもの
・バックパックが浸かるぐらいのバケツもしくは桶
・ぬるま湯
・中性洗剤 (衣類用洗剤の裏の記載を確認!)
・すすぎ用の水、ホース
- 2. バックパックを分解します
分解できるパーツはなさそう。
まずはチャックというチャックを全開にし、中身を出します。
(飴の包装紙やただの小石、なんの種類かわからないきのみが入っていました)
細かい部分の破損がないか、再度細部まで確認・・・。
3. ぬるま湯と洗剤で手洗いします
ぬるま湯に中性洗剤を入れ溶かしたら、バックパックのほこりを払い、投入!
ザブザブと優しく押し洗いをします。特に汗を吸収しやすいショルダーストラップは念入りにモミモミ。・・・桶のサイズ小さいよね?って思いましたし、読者の皆様もそう思われると思いますが、小さいです。
でももう後には引けません、濡らしちゃったから。
サイズに余裕のある桶での洗浄をお勧めします。
4.汚れに合わせて、2〜3回すすぎましょう
明らかな濁り、汚れが物語る歴史を感じる
目立った汚れもないし、デイユースだし・・・とたかをくくってましたが、汚い!
水が濁らなくなるまですすぎは3回行いました。洗剤が残っているとシミの原因になったりするので要注意。
5. 日陰で十分に乾燥させる
すすぎを終えたバックパックは、意外と水を吸っているもの…バスタオルで簡単にタオルドライをし、洗濯干しで陰干ししましょう。我が家の洗濯を干すスペースはベランダなのですが、この日は気持ちよく晴れ渡っていたため、日陰が見当たらず。
庭の木の枝に引っ掛け、日が陰るまで干したあと水分がポタポタ垂れない状態にしてからベランダに移動しました。
庭の木で水を切っている様子
なるべく風が通るように、工夫して干してあげてください。
できるだけ空気が入るよう洗濯バサミを駆使!
天気が良く、空気が乾燥していた場合は、丸1日あれば乾きますが、もしコンディションに恵まれなかった場合は、夜は室内に入れてまた隙を見て風に当てて完全に乾かしてくださいね!
※香りづけをしてみましょう(※ 趣味です)
爽やかな香りのローズマリー
手入れもろくにせずとも庭に生える数本のローズマリー、我が家では料理だけではなく他の用途にも使います。乾燥させてサシェ(匂い袋)にしたり、夏の暑い日に入浴剤代わりにお風呂に浮かべればシャキッと心地よい、フレッシュなハーブの香りに包まれます。(朝風呂におすすめ)
強い香りが移ることはありませんが、洗い立てのバックパックから爽やかな香り、清々とするのでおすすめです。
以上が①屋外・バケツ(桶)洗いの一連の流れですが、②屋内・浴槽洗いの場合も同じ。
屋内・浴槽でも、洗ってみました!
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