Foxfire大辞典｜おすすめ人気製品を一挙に大公開！

引用：FoxFire
フィッシングベストから始まったフォックスファイヤーですが、WEBでの評判を見てみると、防虫素材スコーロンの高評価で、今や防虫ウェアのメーカーとしての認識が多くなったように思えます。蚊によるデング熱やマダニなどに対する脅威という環境変化が背景にあるのでしょう。
元来フォックスファイヤーは、古くからアウトドア製品を多く開発しており、カメラギアやフィッシングギアは定評があります。

そんなフォックスファイヤーの歴史や成り立ち、製品情報、最新動向をまとめてみました。

歴史と成り立ち

引用：FoxFire

フォックスファイヤー誕生

1982年、秋田県の雪深い寒村に小さな縫製工場が誕生しました。
出稼ぎのために都会に出る必要が無いように通年働ける場所を作りたい、その思いで、かやぶき屋根の農家を改造したその工場こそ、フォックスファイヤーの最初の工場です。
フォックスファイヤーは、1969年に設立されたフィッシング用品メーカーのティムコがアウトドア衣料ブランドとして開始されました。ライフスタイルプロデューサーで、自身フライフィッシャーである浜野安広が立ち上げたこのブランドが最初に作ったのがフィッシングベストでした。

1984年からは、ブルゾンやズボン、レインウェアなど、様々な製品を生産し、1987年には日本初となるゴアテックスを使用したジャケットを生産するまでになりました。

ブランドコンセプトと現在

フォックスファイヤーという名称は、アメリカの高校生たちが、作家民俗学者でもあるエリオットウィギントンと共に、菌類の発光現象である燐光（FoxFire）を観察し、ネイティブアメリカンの伝承を出版化した「フォックスファイヤープロジェクト」に由来します。そして、そのプロジェクトの精神である「語りつぐべきすぐれた知恵」をブランドコンセプトとしています。

その後、当時、ユニセックスが主流だったアウトドアウェアに女性用や子供用（現在は終了）を展開し、いち早くリサイクルポリエステルの使用による環境配慮など、テクニカル一辺倒のアウトドアメーカーとは一線を画した製品展開を行っています。現在は、花粉対策や、紫外線遮蔽素材、防虫素材など、他社に先駆けた製品群で多くのユーザーの支持を得ています。

フォックスファイヤーのモノづくりの一貫したテーマ「クワイエットスポーツ」。
自然に挑戦するのではなく、自然と融和共生しながら穏やかに楽しむアクティビティを楽しむ人のためのアイテムを提供し続けています。

アウトレット

引用：FoxFire
フォックスファイヤー直営のファクトリーアウトレットとして、全国に５店舗運営されています。

Foxfire FACTORY OUTLET 佐野…佐野プレミアムアウトレット
https://www.foxfire.jp/storelist/foxfirestore/321/
Foxfire FACTORY OUTLET 那須…那須ガーデンアウトレット
https://www.foxfire.jp/storelist/foxfirestore/326/
Foxfire FACTORY OUTLET 横浜…三井アウトレットパーク横浜ベイサイド
https://www.foxfire.jp/storelist/foxfirestore/402/
Foxfire FACTORY OUTLET 八ヶ岳…八ヶ岳リゾートアウトレット
https://www.foxfire.jp/news/2017/08/10/105/
Foxfire FACTORY OUTLET 福岡…ピアウォークマリノアシティ福岡
https://www.foxfire.jp/storelist/foxfirestore/487/

それぞれ、廃番品や、1点物のB級品サンプル品などレアなアイテムなどのアウトレット商品のほか、トレッキングウエア、カメラザック、シューズ、フライフィッシング用品など多彩な通常商品も豊富に取り扱っているのが特徴です。
特にフライフィッシング用品に力を入れており、店員さんは、フライフィッシングに対する知識が豊富な方が多いとの事で、これからフライフィッシングを始めようという方は気軽に質問してみましょう。

新規オープン！！　Foxfire FACTORY OUTLET 八ヶ岳

Foxfire FACTORY OUTLET 八ヶ岳は、今年8月オープンの出来立てのお店です。
八ヶ岳周辺にアウトドアレジャーで出かけた時は、ぜひ寄ってみることをお勧めします。
八ヶ岳の雄大な自然を感じながらショッピングを楽しめそうですね。

使っている人の口コミ

引用：pixabay
フォックスファイヤーのアイテムを実際に使用しているユーザーの
代表的な口コミをいくつかご紹介します。

防虫効果を実感の声多数　スコーロンウェア

防虫吸汗速乾通気性に優れたトランスウェットスコーロンを使用したフーディです。多くの方が、暑い時期の虫対策に効果を感じています。

購入者のレビュー
「渓流で毎年ブヨに刺されるので、試しに購入してみましたところ、刺されていません。デザインも気に入ってます。家族にもすすめようと思います。」
「真夏に渓流での釣りで、一度も蚊に刺されませんでした。」
「ルアーフィッシングで使いました。本当に虫に刺されませんでした。ビックリです」
出展：Amazon

購入者のレビュー
「虫がたくさん居そうなところでも安心できました。暑い日差も気になりません。」
「キャンプの2泊3日間、刺されませんでした。」
「蚊などの虫除けにもなるし、軽くて小さくなるので荷物にもならず重宝しています。」
「蚊取り線香を使わずに草取り作業してみました。蚊に全く刺されませんでした。」
出展：Amazon

みなさん、確かに防虫効果を実感しているようですね。スコーロンに関しては、次の章でじっくりご紹介しますので、ぜひご覧ください。

驚異の速乾性に驚きの声　ゼロドライメッシュウェア

疏水性（そすいせい）に優れた「ポリプロピレン」を使用。吸湿しないで、即乾燥させる素材なので、汗冷えが有りません。極薄、超軽量メッシュ素材なので、通気性がよく、汗を良く掻くアクティビティでの効果を実感する声が多く寄せられています。

購入者のレビュー
「速乾性はとても良い！！肌触りの良い生地！！損はないです！！」
「さらっとして着心地が良いです。汗の不快感がありません。」
「汗をかいても気になりませんでした。」
「これを着て２回登山しました。汗冷えせず快適に登ることができました。」
「とても肌触りが良く、とても気に入りました。」
出展：楽天市場

脅威の速乾性にみなさん満足されているみたいですね。
夏はサラッとした着用感が一番です。
このほか、様々な口コミが寄せられています。購入検討時の参考にしましょう。

スコーロン

引用：FoxFire

スコーロンって何？

夏のアウトドアで嫌なもの第一位といえば、蚊などの害虫。それを寄せ付けない素材がスコーロンです。仕組みは、生地表面に虫を寄せ付けない特殊加工をすることにより、生地に止まった虫がスコーロンを感知し逃げていくというものです。
従来存在した防虫素材は、防虫成分を含んだカプセルを生地に付着させるもので、洗濯すると多くが脱落してしまい効果が持続しないという欠点が有りました。スコーロンは、繊維そのものに防虫成分を接着した構造になっており、洗濯してもほとんど効果が無くならず、長く効果が持続することに成功しました。また、UVカット機能もプラスしており、有害な紫外線も有効にカットしています。

防虫効果だけではなく伸縮性通気性紫外線カットに優れるスコーロンは、従来の吸湿速乾生地では着心地に不満だったユーザーにとって、その特長でも満足しているようです。

でも、自分の体には大丈夫？影響は無いの？

ここまで、防虫性能が高いと、果たして体には有害ではないのか？と疑問がわいてきますが、ラットを使った毒性試験、ヒトパッチテスト等で十分テストを行い、臨床上問題ない事は確認されているそうです。

どんなアクティビティに向いているのか

このスコーロンは、夏のアウトドア全般で大活躍ですが、特にフィッシングなどのように水が多い場所で有効なようです。水が多いと必然的に蚊が増えますが、スコーロンで安全に防虫できます。また、ヤブ漕ぎや、あまり動けない野外での写真撮影などの虫対策にも効果的です。

スコーロン製品を使用する上での留意点

ひとつだけ、注意しておく点があります。前述したように、スコーロンは生地に虫を止まらせないことで防虫するものです。従って、ハエなどのように顔の周りを飛び回るだけの不快害虫には効果が望めません。あくまでも、「刺されない」ための生地という事です。顔の周りに飛び回る虫に対する不快感の解消は望めませんので留意しておきましょう。

おすすめのスコーロン製品

帽子

引用：pixabay
フォックスファイヤーは、1984年より帽子の製造を開始しました。大きなロゴをあしらうような派手なデザインはありませんが、自然と調和し、フィールドでもタウンでも違和感なく着用できるのが特徴です。デザインもさることながら、それぞれの製品がアウトドアでのアクティビティに十分な機能を発揮するように考えられています。

2017年は、人気のチロリアンテープを配した帽子が新たにラインアップされました。

アームカバー

引用：pixabay
フォックスファイヤーのアームカバーは、もちろんスコーロン使用なので、防虫紫外線をカットします。アームカバーを通して蚊に刺されるなんてことがありません。

Tシャツ

引用：pixabay
優れた吸汗速乾性でありながら、汗冷えと臭いを防ぐトランスウェット。防虫性能のスコーロン、夏の暑さを和らげるコカゲシールドなど、多彩な機能素材を使用したフォックスファイヤーのTシャツですが、自然に調和したデザインも人気があります。

ウェーディングシューズ

引用：pixabay
渓流釣りなどのフィッシング全般で、水場での転倒防止や快適な歩行のために使用するウェーディングシューズ。フォックスファイヤーは、1981年、日本の渓流を軽快に歩くことを目的に「ストリームウォーカーウェーディングシューズ」を開発しました。その後も改良とテストを繰り返し、開発が続けられています。

ジャケット

引用：pixabay
フォックスファイヤーのジャケットは、アクティブに行動するためのアウターシェルというより、自然の中に留まって体を守るためジャケットが豊富です。特に冬用のジャケットは、保温性を重視し、タウンユースでも使えるおとなしめのデザインとカラーリングが多いのが特徴です。

フォトギア

引用：pixabay
フォックスファイヤーの製品ラインのひとつフォトギアには、アウトドアフォトグラファーのためのアイテムが揃っています。アウトドアフィールドで活躍するフォトグラファーの経験と知恵を積極的に取り入れ、製品開発に生かしています。

フィッシングギア

引用：pixabay
フォックスファイヤーの原点であるフィッシングギア。長い歴史の中で培ってきた他のメーカーでは追随できない経験と技術があります。穏やかな河原から、険しい岩場での渓流釣りなど様々なフィッシングポイントに対応できるギアを開発しています。

フォックスファイヤーのサブブランド「エアリスタ」

引用：pixabay
2013年から展開しているフォックスファイヤーのサブブランド「エアリスタ」とは、「空気=air」のように軽やかに冒険する「活動家=ista」のことを意味します。アーティストインキュベーター、森の生活者、執筆家と様々なプロフィールを持つ四角大輔氏がトータルプロデュースするミニマリストのためのブランドです。
無駄なものをすべてそぎ落とした究極の水陸両用アイテムが揃っていますが、それらの中からいくつかをご紹介します。

店舗

引用：FoxFire

２種類の取扱店舗形態

フォックスファイヤー製品を販売している店舗は、ショッピングモールやデパートなどにテナントとして入っている直営店と、一般小売店の２種類です。一般小売店には、スポーツ用品店、登山用品、カメラや釣り具などの専門店で取り扱っています。

３種類の製品ラインナップ

アウトドア用品フォトレックフィッシングアイテムの3種類の製品ラインナップがありますが、それぞれ店舗ごとに取り扱いの有無があるので注意が必要です。3種類揃っている直営店や大型店舗から、アウトドア用品のみ取り扱う登山用品店、フォトレックのみ扱うカメラ専門店、フィッシングアイテムだけを取り扱う釣り専門店などのように、購入したい製品によって店舗を選ぶことが出来ます。

詳細な取扱店舗は、公式WEBサイトでご確認ください。
http://www.foxfire.jp/

オンライン購入方法

引用：pixabay
フォックスファイヤーの製品をオンライン購入するには、公式オンラインストアで購入するか、一般的な通販サイト（Amazon、楽天市場等）になります。公式オンラインストアは、現在発売中の商品を購入するには有効ですが、季節外れ商品や廃版品の取り扱いは少ないようです。それらが必要な場合は、一般的な通販サイトのほうが便利なようです。
いち早く新製品を手に入れるには、公式オンラインストアをお勧めします。10,000円以上購入で送料無料になり、代金引換かクレジットカード決済が利用できます。

公式オンラインストアはこちら、
https://www.foxfire.jp/onlinestore/

お得な購入方法

引用：pixabay
フォックスファイヤー直営店では、テナントとして入居するデパートやショッピングモールのクリアランスセールに合わせ、セールを行います。また、ワゴンセールも適宜行っていますので、頻繁にチェックしてみましょう。気になっていたアイテムがディスカウントされているかもしれませんよ。
公式オンラインストアでは、アウトレット品を常時セールしていますので、よくチェックしておきましょう。

公式オンラインストアはこちら、
https://www.foxfire.jp/onlinestore/

SNSやWEB情報

ウェブサイト

公式ウェブサイトは、最近リニューアルされ、さらに見やすくなりました。フォックスファイヤーの全てを確認するのはここ以外に有りません。カタログを兼ねてオンラインショップも運営されています。
https://www.foxfire.jp/

ツイッター

公式ツイッターアカウントでは、新商品の紹介や、タイムリーにイベント開催のお知らせをつぶやいていますので、フォローしておきましょう。
https://twitter.com/foxfire_jp　アカウント：@foxfire_jp

フェイスブック

公式フェイスブックでは、新商品紹介などを行っていますが、動画を利用した製品紹介なども行っています。フォックスファイヤーの製品情報やイベント情報が欲しい方は、フォローして利用するようにしましょう。
https://www.facebook.com/FoxfireJP

インスタグラム

公式ウェブサイトやカタログ使用されているフォックスファイヤーのイメージ画像が公開されています。まだ数は少ないようですが、フォックスファイヤーのモノづくりの思想である「自然との融和」「自然との共生」のイメージをよく著した画像ばかりです。
https://www.instagram.com/foxfire_jp/

最新動向リサーチ

引用：pixabay
2017年フォックスファイヤーは3種類の高機能ウェア素材を発表しました。

冬に最適。衣類内温度を、外気温+3度に維持する「サーモコア」

特殊カーボンポリマーにより、高い熱伝導率で体温を吸収し、生地全体に迅速に熱を伝え蓄積します。太陽熱も吸収し逃さないので、衣服内温度を常に外気温の＋3度に維持できるというわけです。また、生地が薄いので、着膨れしないのも特徴です。

夏に最適。衣服内温度を、外気温-3度に抑える「コカゲシールド」

今まで、暑い時期の衣料素材というと、通気性や吸汗速乾性能を向上したものでしたが、この「コカゲシールド」は、繊維の特殊セラミックにより日差しを遮り、熱伝導率を低くすることにより、外気温の-3度の衣服内温度を実現した涼感素材です。また、特殊セラミックが紫外線も遮断するので、従来、紫外線遮断効果が少なかった淡色の衣類でも、しっかりとUVカットします。

水に強いザック･バッグシリーズ　アクアガードエスケープシリーズ

防水生地 “アクアガードクロス”を使用し、悪天候や水辺でのアクティビティに対応するためのザックやバッグのシリーズです。従来比4倍の防水性能、高温多湿の環境下でも劣化しない耐久性能を、高い水準に保ちながらもしなやかな軽量性が特長です。
スノートレッキングでは悪天候でなくても、着雪が溶ける水濡れを警戒しザックにザックカバー利用しますが、水濡れに対応する程度であれば、このアクアガードクロスが防水します。
但し、シームシーリング加工していないので完全防水ではありません。悪天候ではザックカバーを利用するか、完全防水のスタッフサックを利用しましょう。

まとめ

フォックスファイヤーは、もともと、フィッシングベストから始まったことからわかるように、フィッシング向きのアウトドアメーカーと思われがちです。しかし、フィッシングフィールドで培ってきた様々な技術や経験は、登山やキャンプなど、他のアウトドアアクティビティにも十分適応できるアイテムがたくさんあります。

自然に挑戦するのではなく、自然と融和するためのブランド、フォックスファイヤーのアイテムで、様々なアウトドアアクティビティを楽しみましょう。