引用:pixabay.com
じめじめとした長い梅雨。でも、梅雨が明けると、いよいよ夏休みです。今年の夏休みも、たくさんのキャンプを予定しているファミリーも多いことでしょう。海や山、思いっきり遊んで、夕食はバーベキュー。楽しみですね。でも、夏のキャンプの最大の敵、虫への対策はしっかりできていますか?蚊やブユ(ブヨ)、怖いススメバチなど、夏は虫との戦いです。今回は、その蚊、ブユ(ブヨ)、蜂の対策方法とグッズをご紹介します。
夏の害虫の筆頭 一番刺される事が多い蚊について
蚊の中でも、日本に生息する人を刺す代表的な蚊は、アカイエカ、チカイエカ、ヒトスジシマカ(ヤブ蚊)の3種類です。蚊と言えば、あの痒さですが、病原体を媒介し、感染症を発症させることも有り、気を付けるべき虫でもあります。最近では、ヒトスジシマカが媒介するデング熱や、ジカ熱が話題になったので、みなさんも良くご存じだと思います。蚊は光ではなく、人が排出する二酸化炭素に反応し、近寄ってくると言われています。ですので、夜の虫よけ対策として、テントサイトの離れたところに明るいランタンを置いたりすることがありますが、これはまったく効きません。一番の対策としては、虫よけスプレーになりますが、最近では、蚊が寄ってこなくなるスプレーが発売されており、これを使用すると8時間一定のエリアに蚊が寄ってこなくなります。実際にキャンプで使用してみましたが、びっくりするくらい寄ってきませんでした。ほかの虫には大丈夫かな?と、ちょっと怖いくらいです。ただし、テントサイトが区画で狭い場所では、遠慮したほうがいいでしょう。広いフリーサイト向きです。
内容量 : 450mL
商品サイズ (幅X奥行X高さ) : 66×66×240(mm)
咬まれると、腫れてとっても痛いブユ
引用:しあわせ.tank.jp
ブユは、ブヨやブトとも呼ばれます。見た目は大きな蠅のような感じで、刺されるというより、咬まれるというほうが正解です。ですので、蚊と違い咬まれた時は、多少痛みがあり、出血を伴うことも有ります。蚊ほどは見かけませんが、咬まれたら腫れあがり、蚊とは比べ物にならないほどのダメージが有ります。咬まれたら痒みというより、痛くなり、熱を帯びて、野球ボール大の腫れが出ることも有ります。しかも、数日間腫れが引かないこともあり、日常生活に支障が出るほどです。筆者も昔、キャンプで手のひらを咬まれましたが、翌朝には手のひらの半分がグローブにように腫れあがり、片手でテント撤収という辛い目にあった事があります。ブユは、通常、虫刺されに使うような薬剤はあまり効きかないので、このようなステロイド系の薬剤が必要です。
また、咬まれた時はすぐに毒を吸い出すことが、一番の対応策となります。このようなポイズンリムーバーをいつも携帯しておきましょう。
円形カップ 6mm&10mm、20mm、23mm、28mm
だ円カップ(蛇毒用) 20x8mm
刺されたら命にも関わる危険なススメバチ
怖いススメバチですが、蚊やブユは、血液を吸血するので嫌でも寄ってくるのに対し、ススメバチは刺激しなければ襲ってくることはありません。しかし、知らず知らずのうちに刺激してしまう事があり、その場合、大群で襲ってくることがあり厄介です。刺激に弱い人以外、一匹から刺されても命に関わることはありませんが、大群で襲ってきて刺された場合は、重症になる事があり、最悪、命を落とした例もたくさんあります。キャンプでこのように大群で襲われるような場合は、一番多いのが巣の近くにテントを張ってしまい、なんらかの行動で刺激してしまった時でしょう。ですので、テントサイトを決める場合は周りの木などを確認し、ススメバチの巣が無いか必ず確認するようにします。それでも、もし、万が一、ススメバチが襲ってくるような事があったら、撃退スプレーで撃退しましょう。
全成分 : 有効成分:d-d-T80-プラレトリン
商品サイズ (幅X奥行X高さ) : 53mm×53mm×144mm
有効な虫対策で、夏のキャンプを楽しみましょう
虫に刺されてかゆみや痛みで、せっかくの夏キャンプが台無し何て事が無いように、今年こそは、しっかりと虫対策をしましょう。特に夜、お酒を飲む方は、アルコール分解で大量に二酸化炭素を発生し、蚊の恰好の餌食になりますので、お酒はほどほどに。