次の登山は泊まりでGO!登山用のテントを選ぶポイントとは

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日帰りの登山は気軽に行くことができますが、スケジュールがどうしてもタイトになりがちです。テント泊登山は、きれいな星空を見ながらテント内でゆっくり過ごすことができたり、日帰り登山とは一味も二味も違った魅力があります。そこで今回は、登山用テントを選ぶうえでのポイントとテント泊登山の魅力についてまとめていきたいと思います。

軽くてコンパクト、かつ丈夫なテントを選ぼう

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オートキャンプ用のテントに比べると軽量でコンパクトな傾向にある登山テント。それでいて、風雨をしのぐための強度も必要なので、値段はやや高めです。ポールや生地、金属パーツの強度をしっかりと比較して、購入するテントを決めましょう。
また、シュラフや調理器具、食材など荷物も何かと多くなりがち。テントはなるべく軽量のものを選ぶといいですが、強度とのバランスを考えることも大切です。
このGEERTOPのテントは、クロスポールを採用しており、強度は十分。しかもポールもペグもアルミでできているので、軽量でコンパクトです。山でキャンプをするうえでの必要な機能は満たしているテントと言えそうですね。

2人用が一番人気!何人で使うかも考慮しよう

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テントを購入するときには、利用人数を加味する必要があります。2人用のテントが一番人気ですが、持参するテントの数はなるべく少ない方がいいので、グループで泊まるときはその人数に合わせてテントを選ぶようにしましょう。
DUNLOP(ダンロップテント) VS20は、人気のある2人用のタイプ。軽量でコンパクトな作りになっていますが、 2人が余裕で入れるくらいテント内は広々としています。ポールの交差部をハブで半固定しているので、強度の面でも優れていますよ。

ダブルウォールがいい?防水、透湿について

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登山テントを選ぶ際の大きなポイントとして、防水性と透湿性があります。
天気の変化が激しい山においては、場合によっては一晩中風雨にさらされるということもあります。雨風をしっかりとしのげる構造になっていることは必須条件といえるでしょう。透湿性はテントの中の湿気を外に出す性質。透湿性が悪いと、テントの中が湿気で水浸しになるということすら起き得ます。防水性と透湿性はとても大切なポイントといえるのです。
登山テントにはシングルウォールタイプとダブルウォールタイプとがありますが、ダブルウォールタイプはアウターとインナーの2つの素材からできていて、その2つの隙間から蒸気を逃す仕組みになっています。シングルウォールタイプでも防水性、透湿性ともに高いタイプのものがありますが、多くの人はダブルウォールタイプから選びます。まずはダブルウォールタイプから購入を検討していくとよいでしょう。
モンベル(mont-bell) クロノスドーム1型は、メッシュ素材を使っており、通気性が良好。結露もできにくいので、後片付けも楽になり、人気のあるテントです。ダブルウォールタイプなので、もちろん防水性も十分です。

山の気温を侮ってはいけない!シーズンを考慮しよう

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冬以外の3シーズン対応のテントは、種類も多いので最初に買うテントとしておすすめです。
もし夏しか登山テントを使わないということであれば、夏用のものを買ってもいいでしょう。その際はメッシュ性で風通しのよいもので、かつ防虫ネットがついているものがおすすめです。
Soomloom [1人用] ULTRA LIGHT テントは、インナーがメッシュでできているので、夏も快適に過ごせます。そして4シーズン対応でもあり、冬登山であってもシュラフや防寒着を厚手にすることで使用が可能になります。さらに軽量、かつコンパクトなので、1人でいろんな山を登る人には特におすすめ。設営も簡単で、慣れると5分もかかりません。グループでテント泊登山を経験した人が、1人でも行きたいと思った時に購入を検討するとよいのではないでしょうか。

テント泊登山の魅力と楽しむポイント

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テント泊登山は、日帰りの登山とは違う魅力があります。美しい朝焼けや夕焼け、満点の星空といった景色を見られるのはテント泊登山ならではです。重い荷物を背負ってテント泊を行う稜線にまでたどり着いたときは、何ともいえない達成感を味わえます。夜が明けてからも、季節によっては高山植物や紅葉の風景を眺めることができ、日常ではなかなか味わえない風景を楽しめますよ。
そして、日帰りでは行けない山にまでチャレンジできるので、行動範囲も広がります。次の休みはちょっと遠くの山まで出かけてみませんか?

テント泊登山で唯一無二の体験を!

今回はテント泊登山について、テントの選び方と、その魅力についてまとめてみました。
テント選びに関しては、軽さ、強度、大きさ、透湿性、防水性といった点がポイントになります。登山用のテントは基本的にコンパクトで軽量ですが、大きさや透湿性、防水性といった点は商品によって大きく違ってきます。テントは高価で、そう頻繁に買い替えできるわけではありませんし、しっかりと吟味して、自分に合ったテントを選ぶようにしましょう。
また、いつテント泊をするのかという季節も重要です。3シーズン対応のテントを購入し、その後にインナーがメッシュでできている夏用のテントを購入するというのも1つの方法です。
テント泊登山は日帰りのハイキングや登山では得られないような経験ができます。朝焼け、夕焼けは他にさえぎるものがなく、圧巻の景色です。そのような景色をテントから快適に楽しめるようなテント選びをしてくださいね。

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