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引用:pixabay.com
最近、人気急上昇中なのが「ソロキャンプ」です。ここ数年来、キャンプ人気の高まりを受け、従来のキャンプスタイルだけではなく、グランピングや女子キャンプなど、さまざまなキャンプが注目されています。中でも、自然の中で1人の自由なひとときを楽しむことができる「ソロキャンプ」が注目されているのです。
そこで、ここではソロキャンプを快適に過ごすための道具やテントの選び方、おすすめテントなどをご紹介しましょう。
ソロキャンプに必要なおすすめの道具とは
仲間や友達とワイワイ行うキャンプも楽しいものですが、ソロキャンプにはグループキャンプにはない魅力があります。他の人に気を遣ったり、わずらわされたりすることなく、大自然の中で自分ひとりの時間を好きなように愉しむことができます。
そんなソロキャンプは、自由で開放感がある反面、ひとりなので準備を万全にしなければなりません。さて、ソロキャンプにはどのような道具が必要なのでしょうか。
基本的に必要なのは、テント・シュラフ・シュラフマット・チェア&ミニテーブル・ストーブ・焚き火台・クッカー・カトラリー・ランタンなどになります。また、携帯ラジオ・懐中電灯・ファーストエイド(救急箱)・雨具・軍手・洗面用具・携帯トイレ・まな板&ナイフ・ゴミ袋・タオルなども持って行きましょう。
さらに、夏場は虫除けや虫さされ用の薬、冬場ならカイロなどが必要です。地図や携帯電話、カメラなども忘れずに持って行きましょう。携帯ラジオや懐中電灯の予備電池も持っていくと安心です。
ソロキャンプのテントの選び方とは
ソロキャンプ用のテントは、さまざまなアウトドアメーカーが展開しています。テントを選ぶときには、以下のポイントを参考にしてください。
①目的に合ったテントを選ぶ
ソロキャンプといっても、本格的な登山をして標高のある場所に泊まるのか、オートキャンプ場のような気軽な場所に泊まるのかによって、最適なテントは異なります。目的を明確にしてから選んだほうがいいでしょう。
②人数+1人用のサイズを選ぶ
2人でも寝られるくらいのサイズを選んだほうが、テントの中でゆったり眠ったりくつろいだりできます。
③軽量でコンパクトか
ソロキャンプは1人で荷物を持ち運びするので、テントの重量やコンパクトに収納できるかも大切な要素です。また、キャンプをする場所までは徒歩なのか、車やバイクで移動するのかによっても最適なサイズや重量は異なるでしょう。
④シングルウォールかダブルウォールか
シングルウォールテントとは、1枚でできているタイプです。軽量で設営が楽なのが魅力ですが、「結露」ができやすいというデメリットもあります。ダブルウォールテントは、インナーテントとフライシートが別で、2枚構造になっているテントのことです。結露はできにくく防風・防水性も高いのですがシングルよりは重くなります。
次の項でおすすめのソロキャンプテントをご紹介します。
モンベルの「X-TREA マイティドーム2型」
世界最高レベルの軽量・コンパクト性を実現」とモンベルが謳っているのが「X-TREK マイティドーム」です。完全に1人用の1型と1〜2人ようの2型がありますが、居住性のよさを求めるならソロキャンプでも2型のほうがおすすめです。防水透湿性素材「X-TREK」を使用していているのでテント内も快適に過ごせます。また、独自の「オートセットアップ・スリーブエンド」を搭載しているので一人でも設営可能です。
サイズ:全高105cm、幅130cm、奥行き210cm
本体重量:1.36kg
マイティドームには、地面からの水漏れや汚れの侵入を防ぐ「グラウンドシート」や、天井の空いているスペースを物置として使用できる「オプショナルロフト」、地面からの冷えを防ぐテントマットなどのオプション製品もあります。より快適なソロキャンプを過ごすことができるのでおすすめです。
コールマンの「ツーリングドーム ST」
ソロキャンパーの間で、「設営が簡単かつコンパクトに収納できる」と評判が高いのが「コールマン(Coleman)」の「ツーリングドームST」です。コンパクトサイズながらも、全室を高くすることができるのでコーヒータイムや料理タイムも快適に過ごせます。また、1〜2人用なので室内も手足を伸ばしてのんびりとくつろげるのが魅力でしょう。しっかりした構造なのにリーズナブルなので、ソロキャンプが初めての人から中級者にも人気のあるテントです。
ツーリングドームSTは、「テントは寝るだけでいい!」という人よりも、一人で食事やコーヒーを楽しんだりのんびり昼寝をしたりと、まったりとソロキャンプならではの時間を過ごしたい人に向いています。
ブラックダイヤモンドの「ハイライトベスティブール」
ブラックダイヤモンド(BlackDiamond)の「ハイライトベスティブール」は、「コンパクトでとにかく軽量!」と評判の高いソロキャンプ用テントです。メインとなるクロスポール2本とサブポール1本で組み立てる構造で、メッシュのベンチレーターがドアと後部に装備しています。テント内は、2人ではちょっと狭いかもしれませんが、1人では十分に快適に過ごすことができるサイズです。
たたむとかなりコンパクトになり軽量なので、できるだけ荷物を重たくしたくない人などにおすすめです。ほぼオールシーズン使用することができます。
どんなソロキャンプにしたいかイメージを決めよう!
ひとくちにソロキャンプといっても、アクティブに過ごす人、のんびりと過ごす人などスタイルはさまざまです。そして、そのスタイルによって最適なテントも異なります。まずは、1人の時間をどんな風に過ごしたいのか決めてから製品選びをしましょう。