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引用:pixabay.com
キャンプに行ってみたいなと思ったとき、ハードルになりがちなのがテントをどうするか?ということです。買うとなるとそれなりの額がしますし、とりあえず安いのを買うか?でもそれだと長く使えず結局買い換えることになって高く付くかも?と迷ってしまいますよね。
そんなとき、便利なのがキャンプ用テントのレンタルです。今回は、テントのレンタル方法やメリット・デメリットなどをお伝えします。
テントのレンタルを利用するメリット
キャンプ初心者にとっては、テントのブランドや値段による差がどのくらいあるのか、どんなポイントを押さえて選べばよいのかなど、分からないことだらけ。キャンプをしてみたいなとは思うけど、数万円するテントの元が取れるほど本当に何度も行くだろうか?という点も悩みますよね。まずは、テントのような高額なアイテムはレンタルし、一度キャンプをしてみてから改めて購入を検討するのもよいのではと思います。
また、一人暮らしなどで自宅に収納スペースがあまりない場合も、テントなどの大物はレンタルできると助かります。
ほかに、テントは使用後に汚れを落としたり水滴などを乾かしたりというお手入れも必要です。作業スペースがない、メンテナンスに自信がないという人も、レンタルならば通常の使用で生じた汚れはそのままでOKというところが多いのでおすすめです。
キャンプ用テントのレンタル方法
テントのレンタルには2つの方法があります。
1つめは、キャンプ場で借りる方法です。規模の大きなキャンプ場だと、テントを始めとしてキャンプ用品のレンタルができるところもあります。
2つめは、ネットのキャンプ用品レンタルサービスを利用する方法です。サイトからレンタルしたいキャンプ用品を予約し、自宅に送ってもらう形です。
キャンプ場で借りる場合のメリットは、現地までキャンプ用品を運ばずに済むため荷物が最小限で済むこと、また、ネットのレンタルサービスと異なり送料がかからないのでその分費用的にも安価になることがあげられます。反面、テントの種類などはあまり選ぶ余地がなく、混雑状況によっては希望する日に借りられない場合も考えられます。
ネットのレンタルサービスを利用する場合のメリットは、テントのラインナップが幅広く比較して選べる点、配達日時の指定が可能であれば自宅で都合の良い時に受け取れる点があります。貸出時と返却時に送料がかかるため若干割高ですが、気になるタイプのテントを気軽に試せるので、すでにテントを持っているキャンプ上級者にとっても利用する価値はありそうです。
例えば、「アウトドアギアレンタルそらのした」では、キャンパーの憧れブランドの筆頭スノーピークのテントがレンタル可能です。
テントのレンタルが可能なキャンプ場の例
テントのレンタルができるキャンプ場を、関東圏と関西圏から一つずつご紹介します。
1つめは、栃木県の休暇村那須キャンプ場です。
都内から高速道路を使って3時間ほど、那須どうぶつ王国や那須湯本温泉、那須サファリパークといった施設も周辺にあり、キャンプ以外にもさまざまなレジャーを楽しめる立地です。静かな森の中にありながら設備も充実しており、安心して利用できます。
一般的な持ち込みのテントを使うサイトの他に、予めテント設営済みのサイトもあります。テントだけでなくタープやシュラフ、ランタンや調理器具まですべて揃った「手ぶらでキャンプ」プランは、初心者には特に嬉しいですね。
2つめは、同じく休暇村の紀州加太オートキャンプ場です。大阪府と和歌山県の県境付近にあります。すべてのサイトにAC電源があり、普段家庭で使っている家電製品などを持ち込めます。ペットの同伴もOKということで、愛犬家の方の利用も多いようです。
1つめに紹介した那須キャンプ場と同様「手ぶらでキャンプ」プランがあり、夏場はプールも楽しめるので、夏休みの初めてのファミリーキャンプにもおすすめです。
ネットのキャンプ用品レンタルサービスの例
インターネット上のレンタルサービスも2つご紹介します。
1つめは「アウトドアギアレンタルそらのした」。キャンプ用品だけでなく、登山用品やフェス用のアイテムのレンタルも行っています。テントのみのレンタルも可能ですし、寝袋やランタンなど必要最低限の道具のセットもあります。テントのラインナップは、初心者にとって設営しやすいものが揃っているのも魅力的です。
2つめは「キャンプデイズ」。こちらも、テントのみのレンタルのほか、使いやすいセットも用意されています。ノルディスク社のコットンテントをメインにした「スタイリッシュセット」、最近話題のグランピングが楽しめる「プチグランピングセット」など、おしゃれなテントがレンタルできるのはこちらのサービスならではです。価格的にもなかなか手が出ないアイテムなので、レンタルできるのは嬉しいですね。
ブランド:[Nordisk] ノルディスク
テントのレンタルを利用するときの注意点
最後に、キャンプ用テントをレンタルするときの注意点です。
返却する際、誤って自分のものを一緒に返してしまうことがあるようです。小型のランタンなどは特に紛れてしまいやすいので注意が必要です。キャンプ場でのレンタルであればその場で確認して気がつくこともありますが、ネットサービスの場合は返送にも送料がかかりますし、どこまで対応してもらえるかはお店次第です。私物が混ざらないよう、返却時には必ず確認しましょう。
また、言うまでもないことですが、レンタルしたテントは適切な使い方を心がけましょう。通常の使用での汚れはそのまま返却してOKというところが多いですが、故意に汚したり、破損するのはNGです。充分気をつけて使用しましょう。
レンタルを活用して楽しいキャンプを
キャンプに興味はあるけど、あれこれグッズを揃えるのが大変そうで二の足を踏んでいる、という方も、レンタルを活用すればキャンプは思ったよりも気軽にチャレンジ可能です。一度体験したらやみつきという人も多いキャンプ、ぜひ体験してみてください!