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引用:camphack.nap-camp.com
キャンプ飯としてまず連想するのは、カレーやバーベキュー(BBQ)でしょうか。普段あまり料理をしない人でも失敗が少なく、確実に楽しめますよね。食材を海鮮にしてみるなどアレンジすれば、バリエーションも広がります。でも、何度か続くとさすがに飽きて、他のメニューに挑戦してみたくなるもの。今回は、比較的挑戦しやすく目新しい、一味違ったキャンプ飯メニューをいくつかご提案します。
生地から手作りしてみよう!手作りピザ
ピザの作り方をおおまかに言うと「生地を作って平たくする」「生地にピザソースを塗り、具材とチーズを乗せる」「焼く」という流れです。
生地づくりは難しそうな印象があるかもしれませんが、市販のピザミックスを使えば簡単です。予めピザに適した粉の配合になっているので、水と油を入れてこねるだけで簡単にピザ生地が作れます。
ピザソースは市販のものもありますし、とりあえずケチャップで代用しても良いかもしれません。具材やチーズはお好みのものでOK。
焼き方ですが、もし本格的にやるならアウトドア用のピザ窯が市販されています。
重量:41kg
材質:スチール
さすがにそれは手が出せない、という方は、段ボールオーブンという手もあります。段ボール箱にアルミ箔を張り、中に焼き網と炭をセットすれば簡易オーブンとして使えます。段ボールオーブンを作るところから皆でワイワイやるのも楽しそうです。
一番手軽なのは、フライパンを使う方法です。普段家で使っている普通のフライパンでも、ちゃんと美味しいピザが焼けますよ!
牛乳パックに詰めて豪快に焼く!カートンドッグ
自宅ではなかなかできないキャンプ飯ならではのメニューに「カートンドッグ」があります。ボーイスカウトのキャンプでの朝ご飯の定番だそうで、ファミリーキャンプ派にはぜひおすすめのメニューです。難しい作業はないので、お子さんも一緒に作りやすいと思います。
カートンドッグの「カートン」とは、牛乳パックを意味します。ホットドッグをアルミ箔で包み、空の牛乳パックに入れます。牛乳パックに火をつけ、パックが燃えつきたらできあがり、という、なんとも豪快なメニューです。
出来上がってみると、ふわふわの食感で意外と本格的な美味しさです。
具材は定番のソーセージはもちろん、ベーコンや焼きそばなどアレンジしてみても良いですね。
本格的なキャンプ飯をするなら、ダッチオーブン
キャンプ飯にハマると必ず欲しくなるのが、ダッチオーブン。お手入れに少し手間はかかりますが、作れるメニューの幅が広く、長年にわたって楽しめるキャンプ用調理器具です。
作れるレシピは、炊き込みご飯やパエリア・ビビンパなどのご飯系、ローストチキンやスペアリブなどの肉系、ポトフやシチューなどの煮込み系、さらにはプリンやケーキなどのスイーツ系までとにかく多彩。ダッチオーブンで美味しそうな料理を作れると、いかにもキャンプ飯上級者といった感じです!
夏はこんなメニューも。冷製カッペリーニ
カッペリーニとはパスタの一種です。本国イタリアでは「カペッリーニ」と発音するようです。最も一般的なパスタの「スパゲッティ」は太さ2mm弱の麺を指し、これに比べるとカッペリーニは1.2mm未満とかなり細いのがわかります。
細いために茹で時間も短く済み、手早く食べられるメリットがあります。
夏のキャンプ飯、カッペリーニを使って冷製パスタを作ってみるのはいかが?こってり、ガッツリ系のメニューに走りがちなキャンプ飯ですが、ときにはこうしたさっぱりメニューもよいものです。
作り方は、トマトと玉ねぎ・バジルを刻み、オリーブオイル・にんにく・塩胡椒で味付けしてパスタソースを作ります。カッペリーニを茹でたら、冷水でよく冷やしてさきほどのパスタソースと絡めるだけ。
ズッキーニやきゅうりなどの夏野菜を足してみたり、しらすや刻んだベーコンなどでボリュームアップしても良さそうです。
キャンプ場の近くに産直野菜が買える道の駅などあれば、ぜひ新鮮なトマトを入手して使ってみて下さい。
商品サイズ(高さx奥行x幅):30mmx295mmx85mm
デザートも忘れずに。フルーツポンチ
キャンプ飯にデザートが加わると、満足度が断然アップします。肉系のメニューで満腹になったあとでも、さっぱり系のデザートはやっぱり別腹。ビタミン補給の意味でも、フルーツがあると嬉しいものです。
フルーツポンチは、一口大にカットしたフルーツを大きめの容器に入れ、サイダーを注ぐだけ。簡単なわりに見栄えもよく、「インスタ映え」を意識する女子にも喜ばれそうです。
夏のキャンプなら、スイカ割りで盛り上がったあとにスイカをフルーツポンチにアレンジするのも楽しいかも知れません。
あまり手間をかけたくないなら、缶詰のミックスフルーツを使えばいっそう簡単です。
キャンプ飯のバリエーションが広がればもっと楽しい!
どこでキャンプするか、どんなアクティビティを楽しむかということに加え、どんなキャンプ飯を作ろうかと思いを巡らせるのも楽しみのひとつ。多少失敗しても、青空や夕焼けのなかで食べれば、それもまた楽しい思い出。次回のキャンプ飯の参考になれば幸いです!