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引用:長瀞オートキャンプ場様
グランピングでは、テント内で長時間過ごしても快適なことが求められており、通常のキャンプで使われているテントのように、主に就寝時に使うという利用方法とは全く違ったコンセプトで作られています。全国的にグランピングを提供する宿泊施設が増えていますが、そこでは空調を使う事の出来るグランピングテントもあるほどです。今回は、そんなグランピングに使われるテントをご紹介していきます。
グランピングテントには、どんな特徴がある?
グランピングで使用されるテントには、通常のキャンプで使われるテントとは大きく異なる3つの特徴があり、この特徴はグランピングテントと定義される大切な要素でもあります。
【①:快適な居住空間】
グランピングテントの起源とされる事象については諸説あり、昔のイギリスやフランスが海外に植民地を広げた際に総督府を作るまでの仮住まいだったとか、チンギスハーンの時代のゲル(遊牧民が使う居住用テント)が元になって…など、ウェブ上には色々と記載があり、本当の所は分かりませんが、共通しているのは「テント内部に長時間居ても大丈夫な居住性と快適性」ということです。
【②:入口が広い】
この入口が広いことも、居住性や快適性に通じますが、テント内部に家具などの大きい物を搬入する時に便利からだと言われています。
【③:テント内でストーブが焚ける】
グランピングテントの天井には、薪ストーブ用の排煙用の通気口が設置されており、就寝時には火を消す必要がありますが、日中にテント内で過ごす際には、火を焚いて暖を取ることができます。天井が高い、入口が広い、ベンチレーションがあるなど通気性も良いことで安心です。
次項からはおすすめのグランピングテント4選をご紹介していきます。
ノルディスク アスガルド 19.6フロアセット
ノルディスク社はデンマークに本社を置く、アウトドア用品メーカーで世界的に展開しており、日本にも支社があります。日本でもグランピングをしている方で知らない人はいない程、人気のあるテントです。
①:コットンとポリエステルの混合素材
テント生地はコットンとポリエステルの混合素材であるキャンバスコットンを使用しており、抜群の保温性と耐水性を実現しており、フライの耐水圧は3,000㎜を誇ります。
②:設営が簡単なワンポールテント方式
設営方法が簡単なワンポール方式のテントで、テント中心部のメインポールを立て、フライシートをペグで固定するだけで完了しますので便利です。またポールの高さは調整可能で、好きな高さにすることが可能です。
世界的にもコットンテント言えば、ノルディスク社の名前が出てくるほどの知名度を誇る、おすすめのグランピングテントです。
商品:Asgard 19.6 Set
サイズ:約500x約470x(h)約300・8~10人用 ジップインフロアーサイズ・フロア サイズ:470×500㎝ ・収納 サイズ:41×86㎝
世界的なコットンテントメーカーであるノルディスク社の製品で、高い耐水圧と簡単設営、抜群の居住性と3拍子揃ったおすすめグランピングテントです。
SIBLEY 500 ULTIMATE PRO
キャンバスキャンプ社は、2005年にベルギーに設立された100%コットンテント専門メーカーです。ベルギーでのみテントを製造しており、日本には国際便で届くようになりますので、購入までは少し時間が掛かりますが、それもこだわりと考えてみては如何でしょう。
①:厚手のコットン100%素材
コットン生地は1㎡あたり約23.3g(360gr/㎡)を使用しており、更にこの厚手のコットン素材に特殊加工を施し、高い防水性と防カビ性を備えています。
②:広い居住空間
クィーンサイズのベッドを4台入れることが可能で、大人8名がゆっくりと寝ることが出来るほどの居住空間を作り出しています。
③:テント側面を上げることが可能
テントの壁面を巻き上げることが出来るようなっており、日中にはシェードしても使用することが出来る汎用性も備えています。
何よりも特筆されるのは、広い居住空間を確保していることでグランピングに最適なテントでおすすめです。
商品:SIBLEY 500 ULTIMATE PRO (PROTECH)
ニュートラルアウトドア GEテント4.0
ニュートラルアウトドアは、株式会社エイトが2015年にスタートさせたアウトドアブランドで、グランピングテントをはじめ、キャンプ用品を幅広くリリースしています。
①:リップストップポリエステル
テント本体にリップストップポリエステルを使用しており、丈夫で軽量に作られています。また生地表面にUVカット加工をしており、夏の暑い日でもしっかりと紫外線の侵入を防いでくれます。
②:高い耐水性能
生地には耐久性撥水加工を施しており、耐水圧は3,000㎜とかなり高い性能を備えています。
これ以外にも、日本のメーカーらしく軽量化されていたりと、おすすめしたい項目が多々ありますので、実際に現品を見られることをおすすめします。
ボトム生地:ポリエチレン195g 防水シート
ポール:アルミニウム(メインポール29㎜/前室ポール22㎜)
展開サイズ:W400xH250㎝
収納サイズ:W28xH28xD92㎝m
付属品:収納袋,ポール各種,ペグ26本,止水キャップ
構成素材にポリエステル生地を使い、メインポールにアルミ素材を使うなど軽量化がされており、キャンプに持参するのに非常に便利に作られています。
ノルディスク アルヘイム19.6
ノルディスク社のアルヘイム19.6は、同社のアスガルドのようなゲル型ではなく、通常のポールテント型になっており天井部が高くなっていますので、テント内に熱気が籠り難くなっています。
①:テント形状
先にも記述しましたが、グランピングテントらしくないポールテント型になっていますが、天井が高い分、熱気が籠り難く室内を快適に保ってくれます。
②:キャンバスコットンを使用
コットン素材とポリエステルの混合素材で、抜群の耐水性と保温性を誇ります。
夏場には、天井の高いテントは熱気が籠り難く、抜群の通気性を誇りますので快適に過ごすことが可能です。
定員:8-10人(個室を付けると 4人)
サイズ(使用時):400x400x270㎝(h)
収納サイズ:99×36㎝
重量:18kg
素材(フライシート):ポリエステル65%、コットン35%
耐水圧(フライシート):3000㎜
ポール:スチール製1本ペグ:スチール製Vペグ28本
ノルディック社のコットン生地の性能は、世界的に高評価を受けていますのでおすすめのグランピングテントです。
グランピングには快適なテントが必須アイテム
ご紹介して来たグランピングテントの他にも、数多くリリースされており、このグランピング分野については各メーカーが力を入れています。これらかも様々な機能を備えたグランピングテントが、リリースされるはずですが快適にキャンプを楽しめるアイテムなので、ご自身のキャンプスタイルに合わせて選ばれることをおすすめします。