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グループキャンプ(グルキャン)は、気の合う仲間や家族など大人数で集まって行います。2〜3人の少人数キャンプは、持ち物や必需品、楽しみ方も、一人で行くキャンプ(ソロキャンプ)とは異なります。現地で楽しく快適にキャンプライフを送るためには、計画や準備をきちんとすることが大切です。グループキャンプにおすすめの場所や忘れたくない必須アイテム、注意事項などをご紹介しましょう。
グループキャンプを楽しむために最初に決めること
グループキャンプに厳密な定義はありませんが、基本的には「4〜5人位(もしくはそれ以上)の人数で行うキャンプ」のことを指します。もちろん、どんなグループで行うかはそれぞれの自由です。親子3代や兄弟姉妹などの家族キャンプ・仲のいい友人だけのキャンプ・ママ友と子どもたちのキャンプ・女子会キャンプなどさまざまなスタイルがあります。楽しいグループキャンプにするためにも、計画や準備は大切です。そして、「どんなキャンプにしようか」ある程度コンセプトを決めましょう。それによって、持ち物やキャンプ場も異なります。
たとえば、小さなお子さんが多いグループキャンプでは、安全な遊び場とお昼寝スペースはマストです。また、女子会キャンプならテントの設営が簡単で、おしゃれに食事やお茶が楽しめる環境のほうがいいでしょう。釣りをしてBBQを楽しむ、森林浴を楽しみながら読書会を開く、得意料理を持ち寄ってグルメランチを楽しむ、自然をテーマにした撮影をする…など、目的を決めてください。「BBQでお酒を飲んで寝て撤収」だけのキャンプも楽しいのですが具体的な目標を決めるとより充実するものです。
おすすめのオートキャンプ場〜関東近郊編〜
オートキャンプ場とは、サイト(区画)に車を横付けできるキャンプ場のことです。車をテントのすぐそばに置けるので安心ですし、荷物の積み下ろしも楽ちん!グループキャンプにもおすすめになります。
【北軽井沢スウィートグラス】(群馬県)
広大な敷地内には森林・広場・清流・アクティビティがあります。子どもや高齢者、キャンプ初心者がいるグループキャンプの場合は、炊事場に近い「デビューサイト」を利用するのもおすすめです。
公式HP→http://sweetgrass.jp/
【大原オートキャンプインそとぼう】(千葉県)
目の前に広々とした海が広がるキャンプ場です。防風林に囲まれた芝生のゆったりしたサイトは開放感抜群!市街地にも近いので連泊のグループキャンプにも便利でしょう。炊事棟やトイレ、コインシャワーなどの施設も清潔なので女性だけのキャンプやお子さん連れにもおすすめです。
■ 公式HP→https://oohara-ac-inn.jimdo.com/
【長瀞オートキャンプ場】(埼玉県)
女性会キャンプやファミリーキャンプにおすすめです。24時間利用できる温水シャワーやパウダールーム、オムツ替え&授乳室・ランドリーなど施設も充実しています。グランピング施設もあるので、誕生日パーティーなど特別な時を過ごすのもおすすめです。
■ 公式HP→http://www.nagatoro-camp.com/
おすすめのオートキャンプ場〜関西近郊編〜
グループキャンプにぴったりな、関西エリアで人気のあるオートキャンプ場をご紹介しましょう。
【久多の里オートキャンプ場】(京都府)
BBQに川遊びなど、大自然の中でアウトドアを満喫できるのが京都市内にあるオートキャンプ場です。アクセスもよく、キャンプのあとには京都観光も楽しめます。緑の中で釣りをしたり水遊びをしたりが好きな人におすすめです。「川遊びと観光」をテーマにしたグループキャンプにいかがでしょうか!
■ 公式HP→http://www.kutaauto.jp/
【二坊温泉オートキャンプ場】(滋賀県)
キャンプ場の近くに源泉かけ流しの温泉があるオートキャンプ場です。1度入浴すれば、何度でも入れるのも魅力でしょう。春夏は新緑、秋は紅葉が楽しめます。温泉好きの仲間や家族で行くのにぴったりです。
■ 公式HP→http://www.12-yurara.jp/?page_id=128
【ビワコマリンスポーツオートキャンプ場】(滋賀県)
琵琶湖の湖畔にある近江白浜水泳場の近くにあります。水泳・カヌー・ウィンドサーウィンなど、「水」のスポーツが大好きな人にはぴったりのオートキャンプ場でしょう。もちろんBBQも楽しめます。マリンスポーツ好きが集まったグループキャンプにおすすめです。
■ 公式HP→http://www.hi-ho.ne.jp/biwako-outdoor/
グループキャンプに必ず持っていきたい必需品とは
ひとくちにグループキャンプと行っても、どんな人が集まるかによって必需品は異なります。けれども、基本的なキャンプ道具の他にも忘れずに持って行きたいアイテムがあります。
・ファーストエイドセット:基本的な薬や、ケガ・火傷などのときの救急用アイテムセット
・スプレーや蚊取り線香などの「虫除け」アイテム
・日焼け止め
突然ケガしたりお腹が痛くなったりなどはアウトドアではつきものです。また、シーズン問わず虫除け対策は怠らないほうがいいでしょう。そして、夏以外にも日焼け止め対策も必須です。グループキャンプを快適に過ごすためには、「備えあって憂いなし」!忘れずに持って行きましょう。
忘れないで!グループキャンプのマナーとは
人数が多いグループキャンプは、楽しいのでつい盛り上がってしまいがちです。けれども、周囲の人に迷惑をかけないように、マナーには十分気をつけましょう。
■ 「音」に気をつける:大きな音で音楽をかける、お酒を飲んで大声ではしゃぐなどの行為はNGです。周囲にとっては騒音になるので配慮してください。
■ 明かりには注意:人数が多いからといって、まぶしいライトを多用すると、明る過ぎて周囲に迷惑をかけることがあります。ほかのサイトに光が漏れないように気を付けましょう。
■ BBQやたき火の煙:他の人にモクモクとした煙が流れないように、風の向きには注意してください。
■ ゴミは必ず始末する:グループキャンプはゴミも多くなりがちです。きちんと片付けてキャンプ場のルールに従って処分するか持ち帰るようにしてください。
「キャンプ上手は、マナー上手」を心がけてくださいね!
テーマを決めてルールを守って楽しいキャンプを!
グループキャンプは、家族や気の合う仲間などと一緒に、日常生活を離れて大自然の中で遊べるのが魅力です。そして、釣りや川遊びが好き・静かに過ごしたい・森林浴や星空を楽しみたいなど、テーマを決めて同じ趣味を持つ人と一緒に行くとより楽しく過ごせるでしょう。何度かグループキャンプを繰り返すうちに、だんだん自分の求めるキャンプスタイルがわかってくるのも楽しいものです。