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寝袋を購入するのってなかなか緊張しませんか。寝袋の型や、スペック、値段は様々です。何を重要視して使用するのかが、ある程度絞られていないと、見当違いなものを購入してしまうかもしれません。例えば、良いものを用意しようと張り切って、防寒性に優れ雪山でも使えるようなものを購入したけど、実際には冬にほとんどキャンプしなかったとか。夏だからといって寝袋を用意しないのも危険です。なぜ寝袋を使うのかを考え、自分にピッタリの快適寝袋を見つけましょう。
キャンプで睡眠を取ることを軽く考えていませんか
キャンプの準備をしていると、あれもしたいこれもしたいとワクワクが高り、つい睡眠のことをきちんと考える時間がないまま、気づいたら前日なんてことありますよね。もちろん、最低限のアイテムとして寝袋やテントマットなど睡眠に関するアイテムをすでに持っているのであれば問題ないかもしれませんが、アイテムをまだ揃えていないのであれば、先に用意をしてしまいましょう。自分のスタイルに合ったキャンプでの睡眠グッズを一度揃えてしまえば、後が楽です。
きちんと睡眠が取れないことでの、身体のダメージは想像以上に深刻です。普段の生活でもそうなのですから、慣れない場所ではさらに、影響が大きいです。自然の中でのキャンプは気候が変わりやすく、朝晩の寒暖の差も激しいことがほとんど。寒くて眠れなかったり、逆に寒い中眠ってしまって体調を壊すことにもつながります。たまのキャンプ、きっと翌日にもレジャーの予定を入れていることでしょう。何時間も車を運転して帰宅しなければならないかもしれません。睡眠中でしか、その体力は回復できないのです。
キャンプでは、睡眠を取るのを妨げる要素がいっぱい
キャンプで快適な睡眠を得るのは、結構難しいです。
通常は、山中に単独でテントを設営するということは少ないでしょうから、レジャー施設などの近くのテントサイトを利用することになります。キャンプシーズンはどのテントサイトも混んでいて、予約を取るのがやっとな場所も。そうなると、当日は利用者が多く、テントとテントが隣り合わせになるのです。隣り合ったテントの人が、きちんとルールを守って夜には静かにしてくれるならまだ良いのですが、やはりキャンプ。テンションがあがって、夜まで騒いでしまうグループも多いものです。そうなると、うるさくて中々眠れないのです。また、おとなしく寝てくれるグループであったとしてもイビキが気になることもあります。
テントを設営する場所にも注意が必要
テントを設営する場所によっても、睡眠の質が変わって来ます。車の通り道の近くでは、夜間・早朝に走る車の音に起きてしまうことがあります。また、管理棟の付近は、時間を問わず人が行き来していることが多く、
話し声や物音でなかなか寝付けないかもしれません。事前にテントを設置する場所の情報を集めておく、性能の良い耳栓を準備するといったことと合わせて、テントマットは必ずひく、寝心地の良い寝袋を用意することが重要です。
マミー型のおすすめ寝袋:ナンガ オーロラ600DX
マミー型は、身体がミイラのようにすっぽりと入る構造で、保温性にすぐれた形状です。そのため、冬期にも使用する人が選ぶことの多い寝袋です。こちらは最低使用温度が-14℃で冷え込みが厳しい冬山での使用でも、寒さで目を覚ますことがなく快適に朝を迎えることができます。ダウンシュラフは化繊のものに比べ軽くて暖かいです。高性能でありながら、収納はコンパクトにまとまるので人気の高いモデルです。
ナンガは日本のメーカーで、シュラフに使用される生地は、防水コーティング加工を施したナイロン生地。防水性を高めつつ、体から出た汗などの水蒸気を外に放出する透湿性を保ち快適な眠りを約束します。
封筒型のオススメ寝袋:セパレートシュラフオフトン
封筒型の寝袋の良いところは解放感のある寝心地です。マミー型に比べ身体の周りがゆったりと作られているので、楽な姿勢で眠ることができます。冬キャンプに行くつもりがないというのであれば、封筒型をオールシーズン用として用意するのが一般的です。オススメのアイテムは、こちらも国内メーカーであるスノーピークのセパレートシュラフ オフトンです。オフトンという名前のように、家で布団で眠るかのような快適さを追求した寝袋なのです。寝袋といえば、袋のようなものの中にモゾモゾと入るイメージですが、こちらは寝袋を分割することができるので掛布団、敷き布団のように使えます。暑いときには、掛布団部分をお腹だけにかけて眠ることができ、寒いときには袋状にして保温性を高めた状態で使用することもできます。分割できると洗うときにも便利なので大変おすすめです。
収納サイズ:直径26×42cm
総重量:約2100g