登山デビューをお考えの初心者の方!登山の服装は賢く選びましょう!

引用:イラストAC

登山時において大切な体を守る服装はとても重要なアイテムと言えます。突然の天候の変化などに素早く対応できる登山用の服装は機能性が高く優れていますが、必ずしも高価な服を全て揃える必要はなく、普段着ている服装で代用できる物も意外と多いものです。これから登山を始める初心者の方に本当に必要な登山の服装についてご紹介していきたいと思います。

 

登山時の服装。まず代用できるものを活用してみよう!

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近年では安全でかつ、快適に過ごせるよう開発されている機能的な登山用のウェアが多くラインナップされています。しかし、頭から足の先まで高価な登山用の服装で全てを揃えるのは大変な負担です。初めて登山する初心者の方の場合、できるだけ普段着を活用してみましょう。動きやすく、しかも速乾性のあるポリエステルやジャージ生地を使ったウェアは最適です。自分が持っている服を利用し、必要な物だけを揃えれば、出費もおさえることができます。まず実際に登山を体験してみた上で、どんな服装が登山に適しているか、何が必要かをよく考えてから購入する事をおすすめします。とかく登山の初心者の方は高価で高機能な服装を最初から揃えてしまう傾向にあります。登山経験と知識を蓄積しながら、またベテランの登山者やショップの店員にのアドバイスを参考にしながら、本当に必要だと思った物を少しずつ増やして行く、というのが賢い方法だと言えます。

 

登山の服装はレイヤード(重ね着)が基本です

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《登山の服装は脱いだり着たりの繰り返し》
登山をしている時は、暑くなったり寒くなったりの繰り返しと言えます。最初はシャツだけで快適だと思っていても、山頂近くではダウンジャケットが欲しい程の寒さを感じる場合もあります。面倒だと思われるかもしれませんが、寒いのを我慢すると、体が冷やされて体力を消耗したり、体調が悪くなることも考えられます。上着は素早く取り出し、着用しやすくしておくと良いでしょう。

《レイヤード(重ね着)を取り入れる》
服装の脱着を繰り返す登山の服装の基本は、ベースレイヤー(下着などのアンダーウェア)、ミッドレイヤー(フリースなどの中間着)、アウターレイヤー(ジャケットなどの上着、アウター)の3種のレイヤーに分けて、全体的に服装を考える必要性があります。肌寒い時は重ねて着るというように上手に体温を調節する必要があります。寒いと感じれば中間着を足し、Tシャツを2枚重ねてもいいでしょう。あくまで3種のレイヤーは基本の考え方で、自分が必要と感じるものを足せば良いと思います。

 

それぞれのレイヤーの役割と選び方について

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●ベースレイヤー(肌着などのアンダーウェア)
綿素材のものは避け、速乾性の高い素材のものを選びましょう。汗をかいた後に体が冷えないように速乾性の高い化繊素材や寒い時期にはウール素材のものもおすすめです。重ね着が楽なクルーネックタイプや、ファスナーを開閉することにより、体温調節が容易にできるハーフジップ型のインナーが良いでしょう。

●ミッドレイヤー(フリースなどの中間着)
中間着には、フリースなど保温性に優れた素材のものがおすすめです。フリースは軽くて保温性も高く、汗を吸い蒸発させる機能に優れているため、登山の服装には最適なアイテムと言えます。薄手のフリースは四季を通じてインナーやアウターとして使用できるので特におすすめ。上にジャケットやレインウェアを着る事を想定すると薄手のものが良いでしょう。また夏でも山では寒くなる場合もあるので、防寒着は必ず用意しておきましょう。

●アウターレイヤー(ジャケットなどの上着、レインウェア)
レインウェアを雨具としてではなく、ジャケットとして代用するというのも手軽でおすすめな使い方です。レインウェアは雨にも風にも強く、ジャケットとして代用することも可能なので便利なアイテムです。動き易いウインドブレーカーを用意するのも良いでしょう。軽くコンパクトなので着たいときに手早く取り出して着れる扱いやすさが魅力です。

 

登山時の服装、代用できるものを活用し賢く揃えよう!

確かに高価な登山用の服装(ウェア)には高機能であるなどのメリットがたくさんあります。しかし登山を経験しないうちに全て高価な服装で揃えると後悔してしまうことも。登山初心者の方は、手持ちのジャージや運動着等を代用してみましょう。まずは登山の経験を重ね、ベテランの登山家の使っているものを観察したりしながら、自分にはどんな服装やアイテムが最適なのか、買う場合はどんな物が最良かをしっかりと見極めてから必要なものを賢く選びましょう!

 

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