引用:prw.kyodonews.jp
登山の服装というと最初に考えるのは機能性ですね。登山靴、ザック、レインウェアの三大装備やレイヤリングをどうするかというのが大事であることは間違い無いのですが、登山を楽しむという一面を考えると、ファッションデザイン的にもおしゃれな服装で出かけたいと思うこともごく自然な感情ですよね。今回は、登山系男子がおしゃれに楽しめる初めての登山ファッションについて考えてみたいと思います。
登山系男子の気になる特徴と相性のいい女子の特徴
最近、〇〇系男子というような表現をよく耳にします。登山系男子というとどんな人なのか、どんな特徴があるのか、相性のいい女子の特徴ってどんなものなのかちょっと気になりますね。登山系男子というのは、体育会系とは少し違った好青年タイプが多いようです。従来の山男系のいかつい髭面の無骨なタイプというよりも、フットワークがよくアウトドアが大好きで仲間が大好き、手先が器用、面倒見がよいという感じですね。
そんな登山系男子と相性のいい女子はどんなタイプかというと、例えば山で食事を作る時には登山系男子は火おこしや料理を積極的にしてくれます。そういう時に着火剤をさりげなく使いやすい場所に用意しておくというように縁の下的なサポートが苦にならない、マメに気がつくような女子が相性抜群ではないでしょうか。要するに、付かず離れずお互いの足りないところをさりげなく補い合える感じがベストですね。
そう考えてくると、登山系男子のおしゃれな服装はどうかというと、夏山の低山を日帰りハイキング程度での登山という状況ならば、やはりハーフパンツにサポートタイツで軽快に行きたいですね。ハーフパンツは動きやすいですし、サポートタイツをやや派手めな柄を選ぶと冒険家のような感じがでて、登山慣れしたイメージで「かっこいい」ですよね。一緒に行く女子も山ガール風のトレッキングスタイルにしてお揃い感がでてもいいですね。
登山系男子のおしゃれのさらなる追求
登山系男子のさらなるおしゃれのポイントは、いかにも「今から登山に行きます」というウェアではなくて、吸汗透湿性や保温性や防水、防風性といった機能は満足していながら、街中にいるようなさりげない感じのファッションですね。さすがに冬山ではそういうことは難しいのですが、夏山の低山登山では是非そういったおしゃれな登山ファッションを楽しみたいものです。登山ではまず登山靴、ザック、レインウェアは絶対に外せない三大装備なので、そこから考えてみたと思います。
まず登山靴から考えましょう。春から秋にかけての登山ならトレッキングシューズが無難でしょう。冬山用のアルパインブーツと比べて靴底やアッパーが柔らかめで軽量になっていて、初心の人でも歩きやすくなっています。また、ゴアテックス性の防水タイプがオススメですね。機能はそうして確保しておいて、おしゃれなトレッキングシューズを探したいわけですが、メレルやソロモンのトレッキングシューズはスニーカー感覚でも履けて人気が高い商品ですね。
次にザックですね。ザックの必要機能は何と言っても荷重安定性で、ショルダーハーネスのフィット感やウェストベルトでの固定感などが重要です。そうした機能を確保した上で、おしゃれなザックを選ぶとすると、グレゴリーやマムート、オスプレイ、パタゴニアなど実際に自分の目で選ぶことが大事です。
ミドルレイヤーでさらなるおしゃれの追求
登山の三大装備の3つ目がレインウェアです。レインウェアの必要機能はいうまでもなく防水性と透湿性です。しかし夏山登山ではまずは携帯して行くことになると思います。そうなると軽量ということが重要になります。最近、十分な防水透湿性能を持った超軽量のレインウェアが登場して来ています。その中からおしゃれなレインウェアを選びましょう。モンベルやマムート、ミレー、ノースフェイスなどを実際に着てみた上で選ぶことが大事です。
その他でいうと、帽子も重要です。帽子の必要機能は頭部に対して、紫外線からの保護や木の枝や落石などからの怪我帽子などがあります。つば付きのキャップやハットなどが人気ですが、パタゴニア、マムート、ノースフェイス、アウトドアリサーチなど、その時のファッションに合わせた帽子を実際にかぶってみて選ぶことが大事です。
夏山の登山であれば、アウターレイヤーはレインウェアを携帯することが普通で、大体はミドルレイヤーで出かけることが多くなると思います。ミドルレイヤーであれば、山シャツの出番が多いはずで、山シャツは個性を存分に発揮できる分野なのです。ミドルレイヤーも当然重ね着を考えますので、実な様々な組み合わせで楽しめるので、タウン感覚を生かしながらかっこいいミドルレイヤーを選んでいただきたいと思います。
登山系男子のおしゃれはミドルレイヤーがポイント
登山ウェアはまずは三大装備である登山靴、ザック、レインウェアが基本です。しかし、おしゃれを楽しもうとするなら、三大装備はもちろんですが、夏山登山ならミドルレイヤーの山シャツ系で個性を主張したいものです。機能重視と個性発揮のバランスが取れたファッションがおしゃれですね。