引用:bepal.net
だんだん気候も良くなり、登山初心者の中には本格的に登山デビューを考えている方も多いと思います。しかし、山を甘くみると痛い目にあうこともあり、街中と違い天候の悪化はあっという間に襲いかかって来ます。その時の万全の装備が万が一の事故も未然に防いでくれます。レイヤリングとはそうした気候の変化にも追従し安全快適に登山するための「重ね着」のことで、そこではノースフェイスのラインナップも外せません。
登山では天候変化に追従するレイヤリングが絶対必要
引用:facebook
登山では必ずと言っていいほど急激な天候変化に見舞われることがあります。その時に一番怖いのは、体が濡れることなのです。もちろん雨に遭わなかったとしても、汗で濡れることもあります。体が濡れると急速に体温が奪われていきます。それは水の熱伝導率は空気の25倍も高いからなのです。したがってレイヤリングの狙いは、いかに外界からの濡れを防ぎ、いかに汗などの体表の水分を効果的に排出するかということなのです。
そのためにはレイヤリングという言葉通り、重ね着する各層でいくつかの機能を分担することが効果的だと言われています。アウターシェルという一番外側のレイヤーでは、雨や雪、風などをシャットアウトしながら、体表の水分を蒸気として外に透過させることが必要となって来ます。次にミッドレイヤーでは汗などを素早く吸い取り蒸気として拡散することと、保温性能が求められます。最後にアンダーレイヤーとして汗を素早く吸い取り、あっという間に乾くというドライ感を保つ機能により快適さが確保されるわけです。
とにかく大事なことは体を濡らさないことであり、体を濡らす要因の多くは雨や汗です。したがって、外からは水を通さず、内からは蒸気として外に拡散し、なおかつ、体を保温するという複雑な機能がレイヤリングには要求されるのです。
レイヤリング機能に応じた素材はノースフェイス
引用:newjacksnowboard.com
レイヤリングにおけるアウターシェルに求められる機能は一言で言うと、防水性と透湿性です。一見矛盾しているような要求ですが、冷静に考えれば、アウターシェルの生地としての目の荒さが、水の分子よりも小さく、水蒸気の分子よりも大きければ良い訳です。それを満たすのがノースフェイスのゴアテックスです。軽量かつ優れた防水透湿性能を備え持ったノースフェイスのゴアテックスはまさに最適素材と言えます。さらに、ノースフェイスにはゴアテックスよりもやや機能的には劣りますが、安価な防水透湿素材のハイベント素材がありますので、登山初心者の選択肢としては十分ありでしょう。
次にミッドレイヤーには汗などを吸水して素早く蒸気として拡散する機能と、保温機能が求められます。吸水と蒸散を素早くするためには水分の粒径をできるだけ小さくして表面積を大きくすればいいわけです。そのためには表面に撥水性を付与することも一つの方法です。そして保温性能を上げるためにはフリースなどが有効です。ノースフェイスのフリースジャケットなどはぴったりの素材でしょう。
最後にアンダーレイヤーは直接肌に触れるため大変重要で、汗を素早く吸収して、あっという間に乾かす機能が求められます。ノースフェイスには光電子という機能素材が採用されており、繊維に含まれた特殊セラミックが体から発する熱を吸収し、放射して体に戻すことで自然なポカポカ感を持続させます。
登山初心者におすすめのノースフェイス登山グッズ
登山初心者はなれない山道で膝を痛めてしまう人が多いと思います。そんな人におすすめなのが、ノースフェイスのサポートタイツです。ノースフェイスのサポートタイツは伸びにくい素材を配置したテーピング部分の効果によって腰回りをサポートして、体の動きを安定させる機能があります。また、衝撃を緩和することによって、予期せぬトラブルも防止します。
このサポートタイツは腰回りの筋肉や骨盤をサポートして、重心や軸足をぶれにくくしてスムーズに足運びができるようにしています。ストレッチ性が高く、速乾性と通気性、抗菌防臭効果に優れています。また、大腿部は登山で重要な役割をするのですが、広い範囲でサポートしながら大腿部裏側のハムストリングスを支えることで足の引き上げ動作を軽快にする機能があります。
特に膝周りは上と下から包み込むようにしながら、下り坂での膝の周辺に加わる衝撃を緩和することで膝痛の原因を無くして快適な登山に役立ちます。また収縮を繰り返すふくらはぎを下から支えることで足のトラブルを解消します。
登山初心者のレイヤリングをノースフェイスで考えよう
登山初心者にとって、街中と違って山の天候の急変は脅威といっても過言ではありません。しかし、必要以上に恐れることはなくて、しっかりとしたレイヤリングをすることによって快適に安全に登山を楽しむことができます。ノースフェイスの代表的なアウターシェルであるゴアテックスや最適なミッドレイヤー、アンダーレイヤーや膝を守るサポートタイツなどによって天候の変化にも的確に対応して登山を楽しみましょう。