引用:gregory
登山初心者が道具を揃える時に、大事なアイテムの一つがザックです。ただし、一口にザックと言っても種類も多く、どれがいいのか判断に迷うと思います。今回は登山初心者が登山デビューするにあたって絶対揃えたいザックについて、トップメーカーのグレゴリーのザックを中心に、購入時に考慮すべき機能やその機能を影で支えるテクノロジーなどについて解説します。
登山初心者にも優しいザックはグレゴリー!
引用:gregory
登山初心者が登山デビューしようとした時に悩むのが、どんな登山道具を揃えたらいいのか、ということですよね。登山用品店に行くと様々な登山道具があって本当に悩んでしまいます。ここでズバリ、登山初心者が登山デビューする時に絶対に揃えたい道具は、ザック、登山靴、レインウェアの3点です。今回は特にザックに重点を絞って解説します。ザックと言うと、「なんだ、リュックサックのことか」と言う人もいますが、侮ることなかれ、足元の悪い山道を食料、ガスコンロ、燃料、レインウェア、水など重い荷物を背負って長時間歩くわけですから、本当に重要なアイテムです。
登山初心者の場合、まず山歩きに慣れていないし、重い荷物を背負って坂道を登り下りするということは想像以上に肩や腰に負担がかかります。ザックに求められる重要な機能は、ショルダーハーネスが柔らかく肩にフィットすること、ウェストベルトで腰にしっかりと安定できること、背中全体で荷重を支えるようになっていることの3点です。これは自分で実際に背負ってみないとわかりません。ザックを購入する時は、登山用具店でザックの中に実際に重りを入れてもらって背負った時の感触を確かめることが大事です。また、ザック自体のメーカーの信頼性も大切で、その点、グレゴリーのザックは登山初心者にも優しい作りになっていて安心です。
グレゴリーが登山初心者にも受け入れられる理由
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グレゴリーのザックが登山初心者にも受け入れられている理由の一つは、優れた荷重移動機能により、刻々と変わる地形、状況、過酷さの中でも重心が安定し、重い荷物を背負いながら足元の悪い山道を長時間歩いても肩や腰、足への負荷を軽減してくれることです。このことは登山初心者にとって大変重要で、登山における足腰への疲労は登山の快適性のみならず、場合によっては疲労によって足元を踏み外し滑落の危険が生じるなど深刻な問題に発展する恐れもあるのです。
二つ目の理由は、人間工学に基づいた抜群のフィット感です。グレゴリーの抜群のフィット感を支える秘密は、第一にショルダーハーネスが肩から背中にかけての曲線を包み込むように設計されていることです。このことによって、ザックの背面を適度に背中に引き寄せ、左右にぶれない安定感を実現しているのです。第二のポイントはウェストベルトです。大型のザックは荷重の大部分を腰で支えるから楽に感じるのです。したがってウェストベルトが腰骨の上端より2.5cmくらい上で装着されるように設計されているからグレゴリーのザックは抜群にフィットするのです。
三つ目の理由は徹底的に登山者目線に立って、使い勝手の良い設計になっていることです。どこからでも出し入れしやすいコンパートメントやボトルポケットや、急な雨にも安心なレインカバーなど、使ってからわかる嬉しい機能が満載です。
グレゴリーのザックのフィッティングの考え方
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グレゴリーのザックのフィッティングの考え方について、もう少し掘り下げてみてみましょう。グレゴリーのホームページを見てみると、フィット哲学という項目があります。それによると、自分にベストフィットするザックを選ぶ時に大事なことは、身長ではなく背中の長さが一番大事だとあります。ザックを背負う時に重要なポイントは腰への正しい荷重分散であり、正しい腰位置でウェストベルトをすることで、ザックの荷重はランバーパットとウェストベルト・トランスファー・パネルにより支えられているのです。
創立者ウェイン・グレゴリーは「ザックは荷重を腰に効果的に分散し、背負った時の心地よさと安定性を維持しなければならない」という信念で、ザックの開発を進めました。そしてそれを支えるテクノロジーとコンセプトを作り出し、背負った瞬間から「着る」ように完璧に体にフィットするようなザックを作ってきたのです。
その背負った瞬間から「着る」ように完璧に体にフィットするためのポイントは、ショルダーハーネスが重要なことはすでに述べましたが、肩の正しい位置でショルダーハーネスを安定させる役割を持つのがチェストストラップです。ショルダーハーネスの横位置は左右とも肩の中央部分に乗るようにすることによって行動中にザックを不快に左右に振れさせない機能を持っています。
登山初心者がザックを選ぶならグレゴリーも外せない!
登山初心者が登山デビューする時にザックは絶対必要なものですが、種類も多くてどれがいいのか迷ってしまいます。そんな時、確かなテクノロジーに立脚した荷重移動機能や「着る」ように体にフィットする構造などが設計的に織り込まれているグレゴリーも外せない選択肢の一つと言えるでしょう。