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登山においてテント泊は特に荷物が多くなりがちなため、戸惑う人も多いと思います。しかしテント泊には経験者にしか味わえない魅力があります。ランタンの灯りの下でくつろぐ時間は何ともいえない味わい深いものです。テント内で安らぎを演出してくれるランタンには小型のものや軽量エコに特化したものと様々で近年はLEDのものが主流になっています。
今回は、様々なLEDランタンの中でもおすすめアイテムをご紹介します。
登山でのテント泊を快適に過ごしたいならランタンを
ランタンはテント内の天井に吊るし設置して使用する登山用の照明です。照度が狭いのでサーチライトのように持ち歩いての使用には向いていません。試しにランタンを手にして歩いてみるとわかりますが、ほんの数メートル先も見えないほどです。
登山の際に持っていくにはサーチライトやヘッドライトがあれば十分だという人もいると思いますが、テント内でランタンの灯りの下でくつろぐ時間は何物にも変えられないものと言えるでしょう。
テントの中で調理をしたり、地図を見て翌日のコースの行程を練る、お気に入りの本を読む、などなど快適なテント泊を望むのであればやはりランタンは外せないアイテムと言えるのでないでしょうか。
登山の定番ブランドの進化形、圧倒的な超軽量!
近年、小型化、軽量化、エコ仕様と様々な特徴を持ち、さらに進化を続けるLEDの照明器具。登山用ランタンにおいても現在様々な種類のアイテムが展開されています。今回は、多様化が広がるLEDランタンの中からおすすめのアイテムをピックアップしながらご紹介していきます。
《Black Diamond》オービット
リニューアルした登山用定番ブランド、オービットです。サイズ、明るさ、重さ全てのバランスがとれたほぼパーフェクトなランタンです。照度は60ルーメン→105ルーメンに改善、暖色系LEDを採用。フラッシュモードとランタンモードの切替が可能。照度は無段階調節が可能です。ランタンとフラッシュの二つのモードを同時に使用できるので、照らしにくいテント内の足元を明るくすることが可能です。
登山家に人気のUCOクラルスのLEDランタン
多くの登山家に人気のブランドUCOのクラルスもさらなる進化を遂げています。
進化した内容はなんと言ってもその軽さに特化しています。本体の重さ72gに単4電池3本分の重量31gを足した総重量が103gという驚異的な軽さを実現したのが最大の特徴です。少しでも登山でのザック内の荷物を軽量化をはかりたい登山家は多いはず。そんなあなたに是非おすすめと言えるのランタンです。無段階の調節はできませんが、ストロボ、ハイ、ノーマル、ローとの4つビームの切替モードを採用していますので、そのときに必要な明るさを選べるので、お好みのモードでの使用が可能です。
明るさ重視なら、ジェントスのエクスプローラーLED
明るさを重視したランタンを探している方なら、ジェントスのエクスプローラーががおすすめです。照度は何と150ルーメンあり、十分な明るさが最大の特徴です。暖色系LEDを採用していて温かい雰囲気の室内を演出します。
登山のテント内に影が出ると意外と目障りなものです。そんな時は、影が写らないシャドーレスカバーが付いているのも見逃せない魅力の一つです。また1m防水機能も付いているので、登山での急な雨に濡れても安心な機能です。
一つおすすめの使い方を紹介します。水に浮かぶ性質を利用し、キャンドルモードで旅行先の露天風呂に浮かべて使用すれば、ろうそくの光のような安らぎの雰囲気を楽しむ事もできます。自宅のお風呂で使用してみても普段と違った雰囲気が味わえるかも。
個性的なランポートのソーラー式エコライト
人とはちょっと違ったお洒落で個性のある登山用ランタンをお探しなら、ランポートのソーラー式ライトがおすすめです。
ソーラパネルを採用しているので電池を使わないエコ仕様のランタンです。折りたたんだ後、登山用のテントやバックの外側に取り付けて充電が可能です。重量も75gと軽いのも魅力的なポイントです。帆布のキャンバス生地を使用しているので、過酷な登山の環境の中でも耐久性が高くとても丈夫。布を通したやわらかい光が雰囲気のあるおしゃれなテント内に安らぎのひとときを演出します。
持っていて損はない!非常時にも大活躍LEDランタン
登山用だけではなく、非常用のヘッドライトやサーチライトと同じ電池を使用するランタンであれば、いざという時に入れ替えして共用できるので便利です。また、使用中に明かりが眩しすぎると感じる場合はティッシュやレジ袋を被せて好みの明るさに調整できるのも、LEDランタンならではです。
テント泊の時だけではなく自宅で災害用の明りとしても一つは用意しておくと安心なアイテムです。自分に合ったLEDランタンを見つけて快適な登山ライフ送りましょう。