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こんにちは! パティシエキャンパーのSakiです。
気温の低い秋冬シーズンに向いているキャンプご飯といえば、煮込み料理です。
ひとくちに煮込み料理といっても、いろいろな種類がありますが、今回は大人も子供もみな大好き!なんじゃないかな?……と思われる「ビーフシチュー」を作りたいと思います。
アウトドアで、コトコト焚き火で煮込む料理といえば、カレーが定番ですよね。
でも、ちょっとリッチで味わい深いビーフシチューも、実は簡単に作れるのでおすすめなのです。
今回のビーフシチューには、「牛すね肉」を使います。
牛すね肉自体、非常に旨みの濃い部位で、コラーゲンもたくさん含まれているので、煮込む料理にはぴったりです。
今回は焚き火台(KUBERU)とダッチオーブンで!
さて、今回のキャンプご飯は、「TOKYO CRAFTS(トーキョークラフト)」さんの「焚き火台(KUBERU)」が届いたので、これを使ってみたいと思います。
あとは、煮込み料理といえば、やはりダッチオーブン! 焚き火台がソロキャンプ用のサイズなので、1〜2人用の小さめのサイズを使ってビーフシチューを作ってみたいと思います。
▼「動画」でご覧になりたい方はこちら!▼
ビーフシチューの作り方や、「焚き火台(KUBERU)」の詳しい組み立て方・レビューは、ぜひ動画をご覧ください。
ビーフシチュー【材料】
レシピ(2人分)
- 牛すね肉……300g
- スライスにんにく……1片
- ローリエ……1枚
- 玉ねぎ……1個
- じゃがいも……2個
- マッシュルーム……1パック
- 赤ワイン……300ml
- トマトピューレ……100g
- ブロッコリー……適量
- 塩コショウ……適量
- オリーブオイル……少々
ビーフシチュー【下ごしらえ】
できるだけ、当日の手間を省くために、前もって野菜類をカットして持って行くのもおすすめです。
手間が省けるだけではなく、キャンプ場で「ゴミを出さない」というメリットもあるんですよ!
🔸タマネギはくし型切り・マッシュルームもそのままか1/2くらいにカット・ブロッコリーは1房に分け、ニンニクは刻んでビニールやタッパーに入れてキャンプ場に持っていきます。
🔸牛すね肉も、パックのままだとゴミが出るので、薄いビニール袋に入れて持っていきました。
🔸ジャガイモだけは、調理直前にカットします。1/6にカットしてください。(動画では新じゃがを使っているので、皮はむきません。新じゃがではない場合は、皮をむいてくださいね!)
ビーフシチュー【作り方】
① まずニンニクを炒め、すね肉に焼き色を付ける
ダッチオーブンにオリーブオイルを熱し、にんにくを香りが出てくるまで炒めてから、牛すね肉を鍋に敷き詰めるようにして入れます。両面に焼き色を付けてください。
🔸最初に焼き色を付けることで、牛すね肉の旨みが凝縮されます。
②肉を取り出し野菜を投入!
すね肉の両面に焼き色がついたら、一度肉を取り出し玉ねぎ、マッシュルーム、じゃがいもを投入してしんなりするまで炒めましょう。
🔸お鍋に溜まったオリーブオイルには、すね肉の旨みが詰まっています。それをそのまま利用して野菜を炒めましょう!
③ 全体的に野菜に油がなじんだら、肉を鍋に戻す。
すね肉を鍋に戻したら、赤ワイン・トマトピューレ・ローリエを加え、蓋をして肉が柔らかくなるまで煮込みます。
🔸今回はトライポットを持ってきたので、ダッチオーブンを吊るして焚き火の火でコトコト煮込みました。
④ 15分ほどしたら一度フタを開けてみてください。
🔸だいたい、火力にもよりますが15分ほど煮込むと野菜にも肉にも火が通っていい感じになっています。
🔸さらに、プラス15分ほど火を通すとトロトロになります。塩コショウで味を整えましょう。
⑤ 最後にブロッコリーを加え、予熱で約5分ほど火を通して完成!
ビーフシチュー【出来上がり!】
ワインのアルコール分は飛んでいますが、赤ワインのいい渋みやコクが残って美味しいビーフシチューになります。焚き火台にアミを乗せてバゲットなどを焼いてビーフシチューのお供に!
ビーフシチュー【調理のポイント】
- ダッチオーブンを使うことで肉に圧力がかかり、柔らかくなります。
- ブロッコリーの食感を残すため予熱で火を入れます。
Sakiのひとこと😊
🔸焚き火台で煮込み料理を作るときは、トライポットでダッチオーブンを吊るすと煮込む待ち時間に、ほかの場所を利用してソーセージを焼いたり串揚げ作ったり、いろいろと楽しめますよ!
🔸寒いときは、焚き火を囲んで料理しながら暖まれるのもいいですよね!
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