目次
ザック:Trail Bum STEADY SPECTRA 485g(40〜50L)
登山靴:モンベル タイオガブーツ
レインウエア:モンベル ストームクルーザー
テント:HERITAGE HI-REVO(1人用)
シュラフカバー:ISUKA ウェザーテックシュラフカバースーパーライト
マット:モンベル フォームパッド120
ダウン:モンベル スペリオダウンジャケット
調理器具:プリムスのスターターボックス その他
水筒:サーモス ナルゲンボトル プラティパス
サコッシュ:グラナイトギアのハイカーサチェル
スタッフサック:ぺツル ファキール
モバイルバッテリー:アンカー Anker PowerCore 10000
小物類:手袋 ヘッドバンド
地図:山と高原地図 国土地理院の地形図 シルバのコンパス
登山テント泊装備紹介まとめ
登山を始めて3年。それほど登山ギアをたくさん使ってきたわけではないですが、現在のテント泊装備(夏〜秋用)を記録に残したいと思い、筆を取りました。
今後山でテント泊をやってみたい…!という方には参考になるように解説していますので、最後までご覧くださいね。
▼動画でも解説しています!ギアを実際に見てみたいという方はこちらをチェックです。
ザック:Trail Bum STEADY SPECTRA 485g(40〜50L)
ザックはTrail Bum(トレイルバム)のSTEADY SPECTRA(ステディ スペクトラ)を使用しています。気に入っているポイントは以下です。
とても軽量、容量調節できる
フロント部分の収納が魅力
シンプルなデザイン
このザック、485gとかなり軽量なんです。UL(ウルトラライト)のザックで、不安になるくらい薄い。しかし見た目とは裏腹に「スペクトラ」という耐摩耗、耐衝撃性に強い繊維を使用しており、丈夫。少々雑に扱ったとしても問題なしです。
ザック上部はロール(吹き流し)となっていて、容量調節ができるのも魅力ですね。3泊4日ぐらいの装備でしたら十分に使えました。
使い勝手のよさを感じるのが、このフロント部分。メッシュ状の収納ポケットになっており大変便利です。(Hyperlite Mountain Gearにもついてますよね)
ぼくは性格がズボラなので、取り出し頻度の高いものはすべてこちらへin!!面倒くさがりな方にはおすすめな仕様です。
またサイドのポケットも広くて使いやすいです。(ナルゲンボトル(500ml)が2本入るくらいの広さ)
ただバリエーションルートを歩かれる際はメッシュポケットが邪魔になってしまうシーンも…ヤブや木の枝に引っかかってしまうことがしばしば。
残念?というより仕方ない部分ですが、ショルダーパッドにそれほど厚みがないです。
ですので、重量が10kg以上になってくるとちょっと肩に負担がくる印象があります。
とはいえ軽さデザイン機能性、いずれもとても気に入っているザックです。
登山靴:モンベル タイオガブーツ
始めて買ったミドルカットの登山靴。
ハイキングを始めるならまずはこの一足!
とモンベル店員さんにゴリゴリおすすめされて購入したシューズです。
3年登山で使用していますが、ソールが剥がれることもなく、グリップ力も著しく損なわれることなく…とにかく丈夫な登山靴という印象!これがモンベルの「トレールグリッパー」の実力。※モンベル独自のソールの名称
ミドルカットで少し重たいのが玉に瑕。ですが、縦走登山や装備が重くなったときに真価を発揮してくれる、頼れる登山靴です。
レインウエア:モンベル ストームクルーザー
モンベルのレインといえば、これ!と言われるほど有名なレインウェア。
GORE-TEXで透湿性に優れています。雨に降られたときでも機能的に不満があるな…と感じたことはただの一度もありません。
縫製箇所を最小限にしているため、着心地まで気を遣ってくれている仕様…!長時間着て歩行する場合でも安心です。
テント泊では荷物を少なくするため防寒着は最小限に。レインウェアを防寒着としてがんがん使い倒しています。
雨のときしか出番がない、というのは非常にもったいない使い方。機能を惜しまず使うためにも積極的にレインウェアを使っていきたいところです。
テント:HERITAGE HI-REVO(1人用)
テントはHERITAGE(ヘリテイジ)HI-REVO(ハイレヴォ)を使用しています。以下、このテントの特徴です。
軽量(940g)コンパクト
スリーブ式ダブルウォール
ベンチレーター3箇所
「軽くてコンパクトなのに、ダブルウォール」というのが気に入ってます。
他のメーカーのテントの比較して収納がコンパクトな形状になっていますので、ザックの容量を圧迫しないのがとてもうれしい。
スリーブ式なのですが、それほど設営は難しくなく慣れれば3,4分程度で設営可能。ベンチレーターは入り口に2つ。背面に1つついてますので換気性は十分ですね。
若干使用していて不安なのが、強度面…。薄めのナイロンを使用しているので少し不安ではあります。
ハイレヴォはとにかく軽さを追求したテントですので、強度は同社のエスパースの方が優れています。とはいえ、ここは仕方ないポイント。
軽さを求めるのであれば、ある程度の強度は切り捨てるところなのかなと割り切って使っています。もし破れたらリペアシートで使い込んだ感を出したい。
軽量重視のハイカーや登山者におすすめしたいテントです。とても気に入っています。
生地: 本体パネル 15Dナイロンリップストップ・撥水加工 / グランドシート 20Dポリエステルリップストップ・PUコート(耐水圧2000mm)/ レインフライ 15Dナイロンリップストップ・PUコート(耐水圧2000mm)
ポール:アルミ合金中空ポール(7001-T6)7.5mm径ショックコード内蔵
カラー:本体パネル シーグリーン / グランドシート オリーブ / レインフライ:リーフ
シュラフカバー:ISUKA ウェザーテックシュラフカバースーパーライト
夏、初秋で寝袋の代わりに使用しているのが、シュラフカバーです。
寝袋の代わりに使えるの?と疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、意外と寝られます。
ただし、快眠できるかと言われると微妙なときも…。シュラフカバーのみでどうやったら快眠できるかは現在研究中です。
このシュラフカバーはGORE-TEXではないのですが、防水透湿性に優れた素材、ウェザーテックを使用しています。
同社からはGORE-TEXのシュラフカバーも販売されていますが、価格が1万円ほど高くなってしまうのです。そのためコスパを重視してこちらを使用しています。
お金があるならGORE-TEXの方が軽くていいのかなと思ったり、思わなかったり。
(ちなみにゴアの方が360g、ウェザーテックの方が410g。)
寝袋を使用せずにシュラフカバーを使うメリットはザック重量を軽くできる、容量を圧迫しないという点。
軽量装備で歩きたい、ザック容量をできるだけ少なくしたいという方はシュラフカバーで寝るのがおすすめです。
素材:ナイロン100%(防水透湿素材ウェザーテック)
サイズ:84(肩幅)×209(全長)cm
平均重量:410g
収納サイズ:8×8×22(高さ)cm
付属品:収納袋
素材:ナイロン100%(防水透湿素材ウェザーテック)
マット:モンベル フォームパッド120
マットはモンベルのフォームパッド120を使用しています。
いつもはザックの背面に入れています。
いわゆる背面パッドとしてクローズドセルのマットを使っている、ということです。
というのも背面パッドがないと、背負い心地が非常に悪いため。とくにパッキングが下手なぼくは分厚めの背面パッド必須です。
クローズドセルのマットの外付けはしたくないため、ザックの中に収納しています。
長さは120cmで必要以上に長すぎないのがいいところ。
ダウン:モンベル スペリオダウンジャケット
ダウンはモンベルのスペリオダウンを愛用しています。
ダウン製品すべてに言えることですが、コンパクトになるのが魅力。
しかもモンベルのダウン製品はコスパがいいのです。
夕暮れどきに体が冷えてきたとき、朝方出発時に体が温まるまではこのダウンを着て行動しています。
調理器具:プリムスのスターターボックス その他
調理器具は信頼のおけるプリムス製品を使用しています。
クッカー、バーナー、ガス缶がお得にセットになったものを一番最初に購入して、現在もずっと使っています。
とくに火力が強くてコンパクトなウルトラバーナーはお気に入り。圧電着火装置が壊れてもなお、使い続けています。
クッカーは蓋の部分がフライパンにもなっていますが、僕は今のいままで一度も使用したことはありません。
使い勝手が悪いということではなく、山ではそんなに調理をしないためです。お湯を沸かすのが中心。
セットになっていてお得に手に入れられるため、初めて調理器具をそろえようと考えている方にはおすすめできます。
買って間違いはなかった製品のひとつです。僕個人としては大げさな調理をしないので、最大限その良さを引き出せてないのが現状ですが…
■商品名:スターターボックス3
■商品型番:P-STB3
■サイズ:バーナー/大148mm 小90mm(ゴトク径)
ケトル&パン/内径11cm×高さ11cm(ケトル) 内径11cm×高さ3cm(パン)
水筒:サーモス ナルゲンボトル プラティパス
巷では山の水筒といえば山専ボトルだろ、と言われていますが僕が愛用しているのはサーモス製品。
それほど価格が高くないわりには保温保冷効果が長持ちするため、今のところ大きな不満点はありません。
本体重量(約):0.3kg
素材・材質:内びん/ステンレス鋼、胴部/ステンレス鋼 (ポリエステル樹脂塗装) 、フタ・せん本体/ポリプロピレン、飲み口/ポリプロピレン、フタパッキン/シリコーンゴム、せんパッキン/シリコーンゴム
生産国:中国
保温効力:69度以上 (6時間) 、保冷効力:10度以下 (6時間)
もうひとつの水筒がおなじみのナルゲンボトルの500ml。
最近はこのボトルに行動食をいれる方が増えてきましたが、僕は水筒メインでこちらを使うことが多いです。
原料樹脂:本体飽和ポリエステル樹脂/キャップポリプロピレン
耐熱温度:本体100℃/キャップ120℃
耐冷温度:本体-20℃/キャップ0℃
BPA(ビスフェノールA)を含まない、体に優しいボトルです。
割れや破裂に強い耐性がありナルゲン独自の液漏れ防止システムで液漏れしません。
こちらも水筒?に分類されるのがプラティパス2L。
同社から販売されている通常のボトルとは異なり、デュオロックソフトボトルというカラビナがついているものを好んで使っています。
前は通常タイプも持っていたのですが、どこかへいってしまったんです…。
プラティパスは主にグループ登山のときの調理用の水として使ったり、行動中の水を持ち運ぶために使ったりしています。
サイズ:14.5×24cm
容量:0.75L
重量:42g
サコッシュ:グラナイトギアのハイカーサチェル
持っているサコッシュはグラナイトギアのハイカーサチェルというモデル。
程よいサイズ感でシンプルなデザインなのが気に入って使っています。
肩がけの紐部分を外してスタッフサックとして使うこともあります。小物を管理するときにあると重宝するアイテムですね。
留め具の種類: ファスナー
ブランド:GRANITE GEAR グラナイトギア
サイズ:20×17.5×4cm 重量:65g
カラー:ブラック レモン/ブルーベリー ホワイト/BK グレープ/OR/レモン レッド/レモン/Bベリー
スタッフサック:ぺツル ファキール
こちらはクランポン(アイゼン)をいれるようの容器なのですが、夏秋はアイゼンを取り出してスタッフサックとして使用しています。
形状がしっかりしているため、ザックの中で崩れずパッキングしやすいです。この中にはファーストエイド、携帯トイレ、常備薬、日焼け止め、ヘッドランプ(モンベル)を入れています。
いい加減にスタッフサックを購入しようかな…と思いつつ、不便は感じていないためこちらをいまだに使用中…。
外側がメッシュになっていて、中身が見えるのがお気に入りポイント。
モバイルバッテリー:アンカー Anker PowerCore 10000
iPhoneの充電に使用しているのがアンカーのモバイルバッテリー。
3泊4日程度の山行であれば十分持ちます。GPSを使うと消耗が激しいので、一台あると重宝するアイテムです。
ちなみに地図アプリでバッテリー消耗が少ないのは「ジオグラフィカ」という意見が多数。
ぼくはYAMAPユーザーですが、バッテリー消耗が少ないジオグラフィカはかなり魅力と言わざるを得ない。
世界最小&最軽量クラス
大容量の安心感:iPhone 11 / 11 Proに約2回、iPhone XS / Xに約3回、Galaxy S10に2回以上、iPad Pro (2018, 11インチ)に約1回、その他ほとんどのスマートフォンに複数回の充電が可能です。
フルスピード充電技術
パッケージ内容:Anker PowerCore 10000、Micro USBケーブル、トラベルポーチ、取扱説明書、最大24ヶ月保証
小物類:手袋 ヘッドバンド
アウトドアリサーチ アレートグローブという雪山用の手袋を購入して、そのインナーを夏秋のテント泊で使用しています。
3000m級の山になると夜、朝は手が冷えて辛いので絶対に必要な装備のひとつ。なかがフリース生地でインナーだけでも十分に暖かい。
使用温度域:-17/-7℃
重 量:220g(Lサイズ ペア)
特 徴:GORE-TEX インサート/アルパイングリップパーム/取り外し可能なフリースライナー/シリコーングリップライナー/ムーンライトパイルフリース ライナ/リムーバブルリーシュ/ライナーの手の甲にはヒートパック ポケット/スーパーシンチガントレット/プレカーブ構造
こちらはヘッドバンド。ヘイロ II プルオーバーというモデルです。
ぼくは眼鏡をかけていて前々から汗が垂れてくると、かなり鬱陶しくて悩んでいました。
このヘッドバンドをつけてからは汗が一滴も垂れてこない…!そのため汗っかきな眼鏡ユーザーや汗で化粧を崩したくないという女性ユーザーにもガチでおすすめのアイテムです。
素材:ナイロン63% ポリエステル23% ポリウレタン(ライクラ)14%
性別:男女兼用
アメリカのサイクリストが開発した究極の汗止めヘッドバンド
地図:山と高原地図 国土地理院の地形図 シルバのコンパス
地図はこの2つ。山と高原地図と地形図を持ち歩くことが多いです。
山と高原地図は最近は携帯で使い放題プランに入っており、紙ではなくアプリを使用しています。月額で料金は発生してしまいますが、いちいち購入の必要がないのがありがたい。
2つの地図の使いわけですが、山と高原地図は観光、交通情報を把握するための地図。地形図は地形把握のための地図として使用しています。
地形図には事前に山と高原地図の情報を書き込んでおくと、自分オリジナルな地図が完成します。山行の予習にもなるので数日前から準備しておくのがおすすめです。
コンパスはシルバコンパス。定番なので言うことはないですが、主に方向、行く先をが間違っていないか確認する際に使っています。
一般登山というよりはバリエーション登山でばりばり使い倒しています。
登山テント泊装備紹介まとめ
気になるギアはありましたでしょうか?
今後も軽量化を目的としたテント泊装備のアップデートを着々と進めていきたいと思っています。
ギアレビューの記事も上げていきますので、動画もチェックしていただければと…!