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日帰り予定だからライトを携帯しない——ということはありませんか?
たとえ日帰り予定であっても、ライトはアウトドアに欠かせない必須装備です。登山やキャンプを始めるにあたり、最初に用意すべき道具といえるでしょう。
しかし、一口にライトといってもアウトドアショップには色々なライトが並び、どれを選ぶか迷ってしまうかもしれません。
そこでこの記事では、信頼性に定評のある『マグライト』の中から、登山やキャンプにおすすめのライトをご紹介します。ライト選びの参考にしてください。
マグライト(MAG-LITE)とは
マグライトとは、アメリカ合衆国のマグインストルメント社(Mag Instrument, Inc.)が製造する懐中電灯、およびブランド名のことです。1955年にアンソニー・マグリカ氏により、ロサンゼルスのガレージで創業されました。
1979年に発表された初期のマグライトは、警察官や消防士などのプロフェッショナルから大きな信頼をよせます。次第に一般消費者のあいだにも認知されていきました。
さて、マグライトの最大の特徴は信頼性にあります。その信頼性がどの程度のものなのか、具体的にみてみましょう。
警棒に代用できるほどの耐久性と信頼性
マグライトは、警察や軍隊など世界各国のセキュリティー機関に採用されるほどの信頼を得ています。
本体の素材には航空機に使われるアルミ合金が採用され、特殊コーティングにより高い耐腐食性を備えています。その耐久性を物語る逸話が、マグライト公式サイトに記されていました。
ある女性が地下室を修繕中、6年前に家の修築をした時に失くした、化石のようなハンディライト(マグライト)を発見。スイッチを入れると何事もなかったかのように発光した、というのです。
また、その強靭(きょうじん)なライト本体は警棒代わりに使われることも。
マグライトは優れた耐久性を備えた、信頼できるライトの代名詞的存在なのです。
マグライトのおすすめLEDライト7選
マグライトのLEDシリーズから、登山やキャンプに使えるおすすめモデルをシリーズ別に厳選してご紹介します。
MINI MAG LITE LED
手のひらサイズのコンパクトさが魅力。テント場や小屋内での使用におすすめです。
重量(電池なし):70g
点灯時間:10時間45分(最大光度)
使用電池:アルカリ単3×2本
点灯時間が10時間以上と、夜間行動にも安心して使用できます。明るさは77ルーメン、照射距離は141mと登山用途に適した性能を備えています。
MAG LITE LED
重量(電池含む):317.51g
点灯時間:2時間(最大光度)
使用電池:アルカリ単2×2本
マグライトのスタンダートシリーズのひとつ。最大高度での点灯時間はやや短いものの、その他は登山やキャンプに必要な性能を十分に備えたモデルです。
軽量かつコンパクトモデルながら、長時間点灯と明るさを備えたモデル。アウトドアのみならず、日常で携帯しておくのにもおすすめの1本です。
MAG LITE PRO
重量(電池なし):71g
点灯時間:2時間30分(最大高度)
使用電池:アルカリ単3×2本
高照度と機能のシンプルさが特徴。71gと軽量ながら、最大226ルーメンの明るさを備えています。登山やキャンプ、その他のあらゆる用途に活躍するでしょう。
MAG-TAC LED
重量(電池なし):109g
点灯時間:4時間(最大高度)
使用電池:CR123A×2本
マグタックシリーズは、高スペックを備えたマグライトの最上位シリーズです。クラウンベゼルとプレーンベゼルの違いはライト先端の形状で、基本性能に大きな差はありません。点灯時間も長く、300ルーメン以上の光度を誇ります。
マグライトの修理や保証について
マグライトシリーズには10年限定の保証がありますが、以下の場合は保証の対象外です。
- 電池の寿命
- 電池の液漏れ、膨張
- 白熱球の焼き切れ、LEDモジュールの熱損やLEDモジュールの損傷
- 改造や誤用、メンテナンス不足による破損や欠陥
- 消耗パーツの損傷
マグライトの日本輸入代理店は株式会社エイアンドエフ。修理はエイアンドエフ直営店に落ち込むか、エイアンドエフのカスタマーサービスに連絡しましょう。
詳しくはマグライト公式サイトをご確認ください。
ヘッドライトと手持ちライトを併用しよう
アウトドア用ライトといえば真っ先に思い浮かぶのがヘッドライト。両手を空けられるヘッドライトの優位性はゆるぎありません。ですが、場面によってはハンディーライトが有利です。
例えば、夜間や早朝の暗闇での行動。ヘッドライトは足元ばかり照らしがちで、照らしたい方向に顔を向けなければなりません。真っ暗な山中で足元ばかりを照らしていると、ルートの逸脱につながります。
一方、ハンディーライトは片手がふさがるものの、手首の動きだけであらゆる方向を照らせます。ヘッドライトとハンディーライトで視界を確保することで、より安全に行動できるのです。
お互いのデメリットを補いつつ、併用するのがベストといえるでしょう。
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