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ハンモック、使ったことはありますか?
お店や大きな運動公園で少し横になってみたことはあっても、マイハンモックを使っている方は少ないのではないでしょうか。
この記事ではハンモックブランドの中から、ハンモック泊に最適な軽量アイテムを作る「ハミングバード」を紹介します!
「ハミングバード(Hummingbird Hammocks)」とは?
まずは、ブランド「ハミングバード」について簡単に解説します!
ハンモックをメインに作るアメリカのブランド
ハミングバードの正式名称は「Hummingbird Hammocks」。
ハンモックをメインに製造しているアメリカのアウトドアブランドです。
公式サイトによるとハミングバードは家族経営とのことで、少数精鋭でベストな品質を保つことを重視しているようです。
製品ラインナップを見るとハンモックの種類はサイズ違いの4つのみで、他の大手ブランドと比べると少ない方です。
日本での流通量も比較的少ないため、欲しいアイテムが売っていたら思い切って買ってしまうのがいいかも!?
機能性が高いパラシュートの素材を使ったハンモック作り
ハミングバードハンモックの生地は、耐久性・軽量性に優れたリップストップナイロン地を使用。
この生地の素材はパラシュートやスカイダイビングでも使われている素材で、アメリカでしか製造されていません。
その性能の高さから、アメリカ連邦航空局のパラシュートにも使っているんだとか!
ハンモック本体の素材以外にも、高い機能性を発揮するために縫製方法や染料まで考え抜かれています。
ハンモックのデザインファイルを公開している
ハミングバードでは、ハンモックやタープなど全てのアイテムのデザインファイルを公開しています(→リンクはこちら!)。
なんとハンモックの型紙もダウンロードできます!
今流行っているMYOG(Make Your Own Gear)が好きな方は、ハンモック作りにチャレンジしてみてもいいかも?
普通企業秘密にしそうなものですが、使われている生地や縫製技術に自信があるということなんでしょうね。
ハンモック泊のメリット・デメリット
テントを使わない新しいアウトドアの宿泊スタイルとして、「ハンモック泊」も少しづつ一般的になってきています。まだまだマイナーですが・・・。
そこで、ハンモック泊のメリット・デメリットを挙げてみました。
メリット
軽量でコンパクト
ハンモックはテントと比べて断然コンパクトで軽いことが一番のメリット!
登山用の軽量テントだとしても1kgを切るものはほとんどありません。
一方ハミングバードのハンモックでいえば、一人用ハンモックに設営用のストラップを足しても500g程度!
テントのようなフレームも不要なので、収納サイズも半分ほどにできます。
地面の状態を気にしなくていい
ハンモックは木で吊るして宙に浮かすので、地面の状態を気にする必要がありません。
雨に濡れた地面や、傾いている地面、岩が多い場所でも問題なし!
テント設営で悩みやすいポイントの一つを解決することができます。
暑さにも寒さにも対応できる
意外なメリットかもしれませんが、ハンモックは夏は涼しく冬は暖かいです(冬の装備はキチッとする必要があります)。
ハンモックのすぐ下を空気が通るので夏場でも蒸れることがありません。寒い時期でも冬季用アイテムを使えば問題なし!
ただ、食事を外でするならテントなどで風を遮れないので寒いです・・・。
汚れがつきにくくメンテナンスが楽
宙に浮いているハンモックは汚れることが少ないので、メンテナンスが楽チン。
テントはグランドシートやフロアの底がどうしても汚れてしまいます。そして帰ってから洗うのも場所の確保に一苦労。
一方ハンモックに汚れがつくとしても風で飛ばされた土埃ぐらい!家で広げることも簡単なのでさっと洗浄可能ですね!
デメリット
どこでも設営できるわけではない
地面の状態を選ばないというメリットに対して、ハンモックを固定する木がなければ張ることができません。
なので、キャンプ場やテント場にハンモックを張れる木・スペースがあるのか調べる必要があります。
また、場所によっては木を傷つけるといった理由からハンモック自体を禁止しているところも。
事前のチェックは必須!
荷物の置き場所に迷う
テント泊での荷物はテント内の空いているスペースに置けますが、ハンモックではそのスペースがありません。
実際にハンモック泊をしている人は、体の近くかハンモックの下に荷物を置くことが多いです。
ハンモックの下や近くに置いておくと濡れたり盗まれないか心配になりますよね。防水バッグに入れて木にチェーンで繋ぐなどして対策しましょう!
ハミングバードの定番ハンモック3種類を比較・解説
ここからは、ハミングバードのおすすめアイテムを紹介します!
ハンモックは4種類あるのですが、その中から定番の3種類
- シングル
- シングル+
- ダブル
のスペックを比較・解説します。
定番モデルのスペックを比較!
まずは、基本的なスペックを表にまとめてみました。
モデル | 重量 (g) | 収納サイズ (cm) | 使用サイズ (cm) | 対荷重 (kg) |
---|---|---|---|---|
シングル | 147 | 10x10x5 | 264×119 | 140 |
シングル+ | 215 | 15x10x5 | 295×160 | 158 |
ダブル | 289 | 20x12x8 | 295×216 | 181 |
使われている生地などの素材はどれも同じなので、違うのは大きさと重さだけです。
どれもハンモックとしては驚きの軽さ!
軽量コンパクトを追求するなら『シングル』
収納サイズ(cm):10x10x5
本体サイズ(cm):264×119
一人で使うのに必要十分な面積がありながらも、重さ147グラムととにかく軽いのが「シングル」です。
1グラムでも軽量化したい!ミニマルなキャンプやハイキングがしたい!という方にはぴったりなモデル。
対荷重は140キログラムと、平均的な成人男性なら全く問題ありません。
シングルを少し大きくして耐荷重アップ『シングル+』
収納サイズ(cm):15x10x5
本体サイズ(cm):295×160
シングルを少し大きくしたのが「シングル+」。
寝る際にシングルではハンモックに荷物を載せることは少し厳しいかもしれません。
ですが、シングル+ならスペースが増えるので、荷物を体の近くに置くことができます。
宿泊を伴うバックパッキングでは、シングル+かダブルの大きさがあると安心です。
広々贅沢に使うなら『ダブル』
収納サイズ(cm):20x12x8
本体サイズ(cm):295×216
「ダブル」は、使用時の横幅と収納サイズがシングルのほぼ倍の2人用ハンモック。
2人用となってはいますが、もちろん1人で贅沢に使うのもOKです!
デイキャンプで子供たちと遊ぶときにあると楽しめるかもしれません。
ハンモックを固定するアイテム
ハンモックを木に固定するアイテムとして必須なのがストラップ。
木に巻いて、ハンモック本体と連結するパーツのことです。
ハミングバードは2種類のストラップ、
- ツリーストラップ
- ツリーストラップ+
を製造しています。この2つはどこが違うのでしょうか?
ストラップを比較
こちらも簡単なスペックを表にしてみました。
モデル | 重量 (g) | 収納サイズ (cm) | 全長 (cm) | ウェビング長 (cm) |
---|---|---|---|---|
ストラップ | 44 | 10x5x3 | 254 | 152 |
ストラップ+ | 65 | 14.5×8.5×3 | 386 | 305 |
44gの超軽量ストラップ『ツリーストラップ』
「ツリーストラップ」は、他社製のストラップと比べて群を抜いて軽い超軽量モデルです。
本体が44グラムでも耐久性は十分で、対荷重は180キログラム!安心してリラックスすることができます。
品質の高さには理由があり、このストラップはアメリカ連邦航空局が認定する国家資格「パラシュートリガー」の有資格者が設計をしているんだとか!素材も実際にパラシュートで使われているものです。
もちろん他社製のハンモックに使用することも可能!
太い木にも対応するロングバージョン『ツリーストラップ+』
ツリーストラップを1.5倍から2倍の大きさにしたのが「ツリーストラップ+」。
通常サイズでは設営することができない太い幹の木に対応するために作られたモデルなので、大きさ以外のスペックは変わりません。
大きくなったとは言っても65グラムと十分軽量な上、収納サイズも少し大きくなるぐらい。
どっちを買うか迷っているのならこっちを買うのがいいかも?
木に届かない!そんな時のために『ツリーストラップエクステンション』
木と木が離れていてストラップが届かない!
という時に役立つのが「ツリーストラップエクステンション」です。
ハンモックとストラップの間に延長コードのように接続することで、離れている木でも連結できます。
ツリーストラップと同じ素材が使われているので、耐久性が落ちることもありません。
ハンモック泊が快適になるハミングバードのアイテム
ここからは、ハンモック泊に必須ではないけれどもあると便利なアイテムを紹介します。
タープ
僅か243gの軽量六角形タープ『ヘロンレインタープ』
収納サイズ(cm):20x9x7.5
本体サイズ(cm):320×243
「ヘロンレインタープ」は六角形の軽量タープ。
一般的な軽量タープで使われている生地は1.1オンスの「シルナイロン」。
一方、このタープでは0.9オンスの「シルポリ」という珍しい素材が使われています。
シルポリはシルナイロンに比べて撥水性・防水性に優れているため、雨に濡れてもすぐに振り落すことができます。
243グラムと軽量モデルですが機能面もハイスペックです!
大きめサイズで嵐でも安心!?『ペリカンレインタープ』
収納サイズ(cm):20x10x5
本体サイズ(cm):348×285
ヘロンレインタープのサイズを大きくしたのが「ペリカンレインタープ」です。大きさ以外のスペックは同じようです。
濡れに強いシルポリ生地でハンモックをすっぽり覆ってしまえば、強い雨風でも安心ですね。
防虫ネット
虫を寄せ付けない軽量ネット『ウォーブラーバグネット』
収納サイズ(cm):15x10x7.5
本体サイズ(cm):310×137
ハンモック単体では外にむき出しのため、そのまま夜を過ごすと虫の襲撃で大変なことに・・・。
虫を防ぐために必須なのが「ウォーブラーバグネット」。
シームレスで目が細かいので、虫は寄せ付けなくても風通しの良い作りになっています。
もちろんタープとの併用も可能です。タープとこのネットがあれば寒い時期以外のハンモック泊は快適に過ごせるでしょう。
防寒アイテム
冬季ハンモック泊でも心強いアンダーキルト『パフィンアンダーキルト』
収納サイズ(cm):30.5x23x16.5
本体サイズ(cm):206×136
冬のハンモックに必須なのが、ハンモックの下部を覆うアンダーキルト。ハンモック単体では伝わってきてしまう冷気を防ぐ役割があります。
ハミングバードの「パフィンアンダーキルト」は800FPのダウンが400グラムが使われています。
高所登山用のシュラフ並に詰め込まれたダウンで冷えを防止します。
これに加えて冬用シュラフを併用すれば冬の寒さでも問題ありません。
ウルトラライト系ハンモックならハミングバードを使ってみよう!
この記事では、アメリカのハンモックブランド「ハミングバード」のアイテムを紹介しました。
数あるハンモックブランドの中でも軽量で機能性に優れたハミングバードのアイテムは、ハンモック泊にぴったり!
ハンモックを使ったことがない方は、ハミングバードでハンモックデビューしてみてはいかがでしょうか?