こんにちは!てるです。
新年号「令和」が始まりました。なにかを始めるのにはとても良いタイミングだと思います。温かくなってきたので風を感じながらバイクでキャンプをするツーリングキャンプをしてみたり、いつもの寝袋ではなくてハンモック泊にチャレンジしてみても面白いかもしれません。新しいキャンプギアを携えて、まだ行った事のない場所を目指す…考えるだけでワクワクしてきますね!
しかし、キャンプギアは多種多様で千差万別。実際に購入したけれどあまり使わなかった、なんて経験をしたキャンパーの方も多いのではないでしょうか?そこで今回は「キャンプ道具の選び方」をテーマに何を基準にしてキャンプギアを選べばいいのかというポイントを書いていきたいと思います。
心得その1「大は小を兼ねない」
まずキャンプギアの選び方において是非覚えておいて頂きたいポイントとしては、「大は小を兼ねない」という事です。キャンプ初心者の方は「とりあえず大きい物を買っておこう」という選び方をしてしまい、後々に後悔してしまう事が多々あります。
例えば、テント選びにおいては、大きさというのは非常に大切な要素です。ファミリー用の大型テント(4〜8人用)を購入しても、大型のテントは設営にも時間がかかりますし、空間が広すぎると空調の温度管理も手間がかかります。実際に購入した後に、ソロのキャンプや2人でのキャンプで使ってみたら非常に使いづらい物で後々にあまり使わなくなってしまった、なんて事はよく聞くことです。
これは調理道具やテーブルなどにも同様に言えることで、大きな道具は一見便利に思えても実際に使ってみるとイメージと違ったなんて事があるので、そのギアが「最適に使える人数」を考慮した上で購入を検討しましょう。
もちろん、最初から何人で行くことが多いかという想定がある場合は別ですが、まず最初に購入するギアを選ぶのであれば、まずは自分用+1~2人位がまかなえるサイズ感の物が汎用的で使いやすい物になります。完全ソロ用の物もコンパクトで使いやすい物が多いですが、逆に複数人の時には使い辛い事も多いので、汎用的なサイズの物をセレクトするのがおススメです。
ギア選びをする時は、「大は小を兼ねない」という事を念頭に置いた上で、何人位でキャンプに行く事が多いのかを視野に入れてギア選びをしましょう。
心得その2「キャンプスタイルを知り、移動手段とギアの重量と大きさを考慮する」
一言でキャンプと言っても様々なキャンプスタイルが存在します。ザック一つ、体一つで自由気ままに移動できる「トレキャンプ」、はたまた「キャンピングカー」で車中泊をするキャンプや、キャンプ場でテントやキャンプ道具を借りられるグランピングなど幅広いキャンプスタイルがある中で、自分が好きなスタイルで楽しめるのがキャンプの魅力の一つです。
車を移動手段としたキャンプであれば、ギアの重量や大きさにはある程度の許容がありますが、トレキャンプやツーリングキャンプなどをする時には、重量や大きさは非常に大きな課題となってきます。バイクに積荷をするのであればどうしてもギアは小さい物が便利ですし、トレキャンプをするのであれば常に持ち歩くギアの重さは100gでも軽い物を選ぶ事は快適にキャンプをする上でとても大切な要素です。
もちろん、最初から自分はこういうキャンプがしてみたい!と決まっている方は少ないと思います。キャンプをしているうちに様々なキャンプスタイルに興味が出てきて、ギアを買い直すなんて事もよくある事で、ギア選びもキャンプの楽しみのひとつではありますが、まずは色々なキャンプスタイルを知り、自分がやってみたいキャンプを考えてみてください。一つに絞る必要はありません。そこからそのスタイルに合ったキャンプギアを揃えていきましょう。
心得その3「統一感を意識する」
さぁ!やってみたいキャンプスタイルが決まりました。キャンプ道具も色々と揃ってきました。さぁ行くぞ!…と思ったら、逆に荷物が多すぎる!なんていう事もキャンパーあるある。キャンプの道具が揃ってくるとよく使う道具とあまり使わなくなってくる道具が出てきますが、利便性以外に重要な要素としては「統一感」です。
キャンプでは光源は不可欠です。また、アウトドア料理をする事が一つの楽しみになっているキャンパーは非常に多いと思います。光源や料理の熱源としては「ガソリン」「ガス」はたまた「灯油」、などの選択肢がありますがそれぞれの燃料には一長一短があるのでこれは個人の好みとスタイルにより意見が分かれる所です。
(次回記事で燃料問題について言及していきますので今回は割愛します。)
そこで重要となってくるのがまずは「燃料の統一」です。ランタンはホワイトガソリンを使うのに、料理はガス缶を使うなんて事だとホワイトガソリンとガス缶両方を持っていく必要があるので荷物が嵩張ります。荷物を厳選し、効率化をするのであれば燃料は全て統一した方がなにかと便利です。もちろん、ガソリンランタンの灯りの揺らめきも捨てがたいし、ガスで料理する手軽さも捨てがたい!なんていう悩ましさもありますが、キャンプに初めて挑戦するのであれば、まずは手軽なガス燃料で統一するのがオススメです。
そして次に応用編です。いわゆるオシャレキャンパーといわれる方はギアの色合いにも非常にこだわりと統一感を持って選んでいる方が多いです。近年、キャンプギアにも様々な色合いの商品が増えてきました。キャンプと言えば、ナチュラルなカラーなアイテムが多いですが、CHUMSやDODなどのメーカーからはかなり色鮮やかなアイテムが発売されています。無作為に気に入ったキャンプギアを選ぶよりも自分のこだわりのカラーに合わせたギアを選んでキャンプギア全体でトータルコーディネートを考えてみるのも面白いかもしれませんね。
まとめ
さぁ、いかがだったでしょうか?最後にもう一度おさらいです。
- キャンプギアはサイズ感が重要なので「大は小を兼ねない」
- まずは自分がやりたいキャンプスタイルを知り、用途に合ったものを選ぼう
- 燃料やギアの色合いの「統一感」を考えよう
以上となります。なるべく無駄なくスムーズに自分が欲しいギアを購入できることがベストではありますが、悩みながら新しいギアを揃えていくのもキャンプの醍醐味の一つです。
それでは新年号も良いキャンプライフを!