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キャンプを始めようとしたときに最初にぶつかる壁は専門用語だと思います。焚き火台もそのうちの一つではないでしょうか。字面から見ると「焚き火をするための台」ということは分かるんだけど…。そんな方のために本記事では焚き火台の用途や役割、そして目的別でのおすすめの焚き火台を紹介します。
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そもそも焚き火台って何だろう?
これが焚き火台!
「焚き火台」を初めて聞く人には一体どんなものかイメージが湧きにくいかもしれません。様々な形や大きさのものがありますが、下の写真の形のものが多いです。
その名のとおり、焚き火を支えている台が「焚き火台」です。
焚き火の目的は主に4つ
焚き火といえばみんなで火を囲んで語り合うといったレクリエーション的な要素が強いですが、実用性としての目的がいくつもあります。
暖をとる
言うまでもないことですが、焚き火はすごく暖かいです。冬キャンプの醍醐味といえば焚き火で暖まることを挙げる方も多いでしょう。
明かりとなる
ランタンの明かりもキャンプらしさの意味で雰囲気は出ますが、焚き火の明かりはランタンにはない魅力があります。揺らめく火を見ていると幻想的で癒されます。
調理に利用
開放的な自然の中で作る料理もキャンプの魅力の一つですね。火加減の調節には少々難があるものの、焚き火を使えば燃料切れを気にしないで熱源として使用することができます。また、その火力を利用し焚き火ならではの調理もできます。
虫や獣よけに
キャンプをしている中で、虫や獣には充分注意しなくてはなりません。特に夏場は虫が多くキャンプの楽しみが半減してしまいます・・・。しかし焚き火をしていると、その熱や煙から不思議と虫や獣が寄って来なくなります。
直火と焚き火台について
焚火の方法は大きく分けて二通り
焚火をするには大きく二通りの方法があります。一つは「直火」といい地面に直接火をつける方法。もう一つが今取り上げている焚き火台を使用する方法です。
そもそも焚き火台って必要?直火じゃダメ?
直火で焚火ができるなら焚き火台はいらないのでは?と思われる方もいるでしょう。しかし直火をすることで、そこに生えている草木が燃えてしまうだけでなく、地中にいる微生物を殺してしまいます。直火は環境面への悪影響が大きいのです。
直火禁止の場所では焚き火台が必要
環境面への配慮から直火を禁止にしているキャンプ場があり、その数は年々増えています。そういった直火禁止の場所で必要なのが焚き火台です。台の上でしか燃えないため、地質に影響を与えることがありません。
「焚き火台」というジャンルを作ったのはスノーピーク
今では一般的な呼び名となっている「焚き火台」ですが、実はそのジャンルを作ったのはアウトドアメーカーのスノーピークです。なので、商品名に用いているのはスノーピークの製品だけ。スノーピークが焚き火台を作った目的も、直火をせずに焚き火を行うことだったそうです。
焚き火台の選び方
焚き火台の形は大きく分けると3つに分けられる
様々な種類がある焚き火台ですが、その形は大まかに3つに分けることができます。
逆ピラミッド型
まず1つ目は逆ピラミッド型。ピラミッドをひっくり返したような形で、底が一番狭く、上に向かって徐々に広がっています。焚き火台を開発したスノーピークの製品がこのタイプ。シンプルですが洗練されています。
直方体型
2つ目は直方体型。底の面積と上部の面積が同じことが特徴です。ソロキャンプ用として定番になっている笑’sの製品がこの形。男らしく硬派な雰囲気が出ています。逆ピラミッド型に比べるとコンパクトに収納できるものが多いです。
皿型
最後は皿型です。薪を乗せる皿とそれを支える土台だけのシンプルなタイプ。調理に使うとなると他に道具が必要になるかもしれませんが、焚火だけが目的なら優先順位は高いです。「ウルトラライト」という考え方が広まってきたことからこの形の焚き火台が増えてきている気がします。
使用人数によってサイズを選ぼう
焚き火台のサイズは使う人数に合わせて選択しましょう。小さすぎると、暖を取るにも料理をするにも物足りなくなってしまいます。逆に大きすぎると、火をつけるのも後片付けも大変になりオーバースペックです。また、焚き火台の許容量以上の薪を乗せることはすごく危険。焚き火台が壊れてしまうと大事故に繋がりかねないので注意しましょう。
調理に使うかどうかで選択肢が変わってくる
調理器具を取り付けられる製品もあれば、焚き火専用の製品ある
焚き火で料理をするかどうかでも購入する焚き火台の選択肢は狭まります。買ってすぐに調理に使えるものと、薪を乗せる場所しかなく調理自体が難しいものとに分かれるのです。工夫することで乗り越えられる場合もありますが、調理をしたいという方は調理オプション付き、あるいはアプションの種類が多いものを選ぶのがベターです。
焚き火台を購入するタイミングは?
まだ焚き火台は持ってないけど少し興味があるという方へ、初めての焚き火台を購入するタイミングをご説明します。
ソロで日帰りならまだ必要なし
ソロキャンプかつ日帰りであれば、まだ必要ないでしょう。焚火は終わった後の灰や炭の処理に時間がかかってしまうので、慣れていなければ日帰りには向きません。多人数であれば何とかなりますが、ソロではそうもいきません。なのでよっぽど焚き火をしたいという訳でないのなら、焚き火台をすぐに購入しなくても良いでしょう。
複数人数、または宿泊するなら購入を検討しよう
逆にソロや日帰りでないなら、すぐに購入しても良いかもしれません。やはり焚き火をするとそれだけで盛り上がります。宿泊するのなら、晩ご飯だけでなく朝ご飯も焚火で料理をすることができます。片付けも複数人数だと楽ですね。
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