BBQにおすすめの鉄板7選!キャンプの持ち物に加えよう

引用:Pixabay

キャンプで使うバーベキューグリルの定番といえば、焼き網ですよね。焼き網は安価だし、焚き火台に付属していることも多い。でも火力の調整が難しくて、焼け方にムラがあったり、焦げ付いたりしませんか?そんな方には、鉄板がおすすめ!鉄板なら、もっとおいしくバーベキューが楽しめて、キャンプ料理の幅も広がります♪鉄板の選び方やお手入れ方法と、ファミキャン・ソロキャンにおすすめの鉄板をそれぞれご紹介しますので、キャンプの持ち物にぜひ加えてください!
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キャンプ料理には鉄板がおすすめ

網焼きバーベキューだって悪くないけど、網より鉄板をお勧めする理由は4つあります。

高い蓄熱性でおいしく焼ける

鉄板は網と違い、ムラなく均一に焼き上がります。それは、食材に直接炎が当たるのでなく、鉄板全体で蓄熱して火を通していくから。せっかくの高い肉が、油が抜け落ちてパサパサ、いつの間にか黒焦げ…なんて心配は無用です。厚手の肉も、じっくり加熱するので焦げ付かず、ジューシーに仕上がりますよ♪

耐久性が高くて長持ち

鉄板は丈夫で、よほどのことがなければ壊れません。焼き網は安価で手に入りますが、何度か使うと熱で変形して、買い替えが必要でしたよね。でも鉄板なら、熱で変形する心配もないので、頻繁に買い替える必要はなくなります。

後片付けが楽になる

網焼きバーベキューでは、網目に食材がこびりつくので後片付けが大変でしたが、鉄板なら、後片付けがずっと楽になります。ほとんどの汚れはヘラで落とせますし、頑固な汚れもたわし要らず!お湯をかければOKです。

キャンプ料理のメニューが増える

お好み焼き、焼きそば、ハンバーグ、ジンギスカン…などなど、鉄板なら、網ではできなかったさまざまなキャンプ料理が可能になります。子どもや仲間たちに飽きられないためにも、鉄板を導入して、キャンプ料理のバリエーションを増やしましょう!

鉄板の種類

キャンプで使う鉄板には、以下のような種類があります。

平面タイプ

平らな板状の鉄板です。食材が落ちやすいなどのデメリットもありますが、単純な構造なので、使用後の後片付けが楽ちんです。

波形タイプ

表面に凹凸がつけてある鉄板です。ステーキや焼き肉など、肉料理に適しています。焼き目が付くことで料理の見栄えが良くなるとともに、余計な脂がデコボコの間に流れ落ちるので、ヘルシーに仕上がります。

深型タイプ

縁が立ち上がり、深さのある鉄板です。食材から出た油や調味料がこぼれたり、食材が縁から落ちたりする心配がありません。調理がしやすく、汁気の多い料理も可能になります。

持ち手付きタイプ

持ち手を付け、運びやすくした鉄板です。ぶら下げて使うこともできます。ただし、使用中・使用後は持ち手の部分も高温になりますので、素手で触れることのないよう注意が必要です。

キャンプで使う鉄板の選び方

鉄板を選ぶ際のポイントは、以下の3つです。ポイントを押さえて、自分のスタイルに合った鉄板を選びましょう。

素材

キャンプで使う鉄板の素材には、鉄製、アルミ合金製、ステンレス製などがあります。

素材 メリット デメリット
蓄熱性が高い 重い
アルミ合金 軽い 温度ムラでやすい
ステンレス サビにくい 加熱に時間がかかる

「鉄板」というくらいですから、もっとも一般的なのは、やはり鉄製です。重いのが難点ですが、蓄熱性が高く、料理がおいしく焼き上がります。アルミ合金製はその逆で、他の素材よりずっと軽いのが利点です。熱伝導率が高く、短時間で温めやすいというメリットもありますが、同時に冷めやすく、温度ムラがでやすいというデメリットでもあります。ステンレス製は、アルミ合金製ほど熱伝導率が高くないので加熱に時間がかかるうえ、鉄ほど蓄熱性も高くありません。しかし、サビにくく、メンテナンスが楽なのが特徴です。

大きさ

鉄板は大きいほどたくさん焼けて、大人数にも対応できますが、欲張って大きくしすぎても、自分の持っている焚き火台やグリルに乗せられなければ使えません。手持ちの道具に合うサイズのものを選びましょう。

厚み

鉄板の厚みは、厚手の方が蓄熱性が高く、食材が上手に焼き上がります。しかし、厚くなるとその分重量も増すので、荷運びを考えると、適度な厚みで選びたいものです。鉄板の厚みは、市販のものだと2~6mm程度が一般的。大人数で使うなら、一度にたくさん焼ける大きくて薄手のもの、少人数で使うなら大きさは必要ないので、じっくり焼ける厚手のものでも良いかもしれません。どの程度の人数で使うのか、どの程度の重さなら自分で運べるか、大きさ・厚み・重量のバランスを考えて選びましょう。

鉄板のお手入れ


鉄板は焼き網と異なり、使用後にゴシゴシ洗う必要はありません。しかし、購入直後と使用後に、適切なお手入れは必要です。きちんとお手入れすれば、愛着もわくというもの。正しくお手入れして、お気に入りの鉄板を長く使いましょう。

使う前にシーズニング

購入直後は、鉄板の表面に、製造時の金属くずやサビ止めの塗料が着いているので、そのまま使うと食材が臭くなってしまいます。購入したらまず初めに、これらの不純物を落として、油をなじませる「シーズニング」という作業が必要です。以下、シーズニングの手順を説明します。

  1. 煙が出るまで空焼きし、自然に冷めてから中性洗剤で洗う
  2. 火にかけて、水分を飛ばす
  3. 食用油を薄く塗って煙が出るまで空焼きし、自然に冷ます
  4. 3の工程を数回繰り返す
  5. 油を引き、くず野菜を炒める(野菜は捨てる)
  6. 自然に冷ましてから水洗い
  7. 加熱して水分を飛ばし、薄く油を塗って完成

購入時についていた油紙や、新聞紙に包んで保管しましょう。

使用後の処理と保管

使用後は、ヘラなどを使って鉄板の汚れをそぎ落とし、鉄板が自然に冷めてから水洗いします。金属たわしなどは使っても構いませんが、せっかく染み込ませたシーズニングが台無しになってしまうので、洗剤は使わないでください。サビ付かないよう、すぐに加熱して乾燥させ、薄く油を塗ります。手で触れるくらいまで自然に冷めるのを待って、油紙や新聞紙に包んで保管しましょう。

ファミリー&グループキャンプにおすすめの鉄板3選

【キャプテンスタッグ】ニューアイガーグリドルL

キャプテンスタッグならではの、コストパフォーマンスに優れた鉄板です。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) バーベキュー用 鉄板 ニューアイガーグリドルL
サイズ : (約)600×400×25mm(本体のみ)
重量 : (約)4200g
材質 : 鉄(ラッカー塗装)
板厚 : 2mm
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【スノーピーク】グリルプレート黒皮鉄板

スノーピークの焚き火台「焚き火台L」「グリルブリッジL」「リフトアップBBQ BOX」などに設置できる鉄板です。

スノーピーク(snow peak) グリルプレート黒皮鉄板
●サイズ:330×500×35mm
●材質:2.5mm厚黒皮鉄板(クリア防錆塗装)
●重量:3.6kg
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【ユニフレーム】ファイアグリル ラージ エンボス鉄板

ユニフレームの焚き火台「ファイアグリル」専用の鉄板です。表面に凹凸のあるエンボス加工が施され、食材がこびりつきにくくなっています。

UNIFLAME ユニフレーム ファイアグリル ラージ エンボス鉄板
【サイズ】約425×435×22mm
【原産国】日本
【重量】約3.15kg
【素材】黒皮鉄板2.0mmエンボス加工(クリアラッカー焼付塗装)
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ソロキャンプにおすすめの鉄板4選

【ジェットスロウ】冒険用品 ヨコザワテッパン

シンプルな平面タイプの鉄板です。鉄板つかみとヘラが付属しています。

ジェットスロウ 冒険用品 ヨコザワテッパン
■素材:鋼鉄
■サイズ:A5サイズ(約5mm)
■重量:約1キロ
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【WOOPs OUTDOOR PRODUCTS】アウトドア野外鉄板 WOOPs Iron SOLO

鉄板の側面のうち、対になる2面だけ縁がある鉄板です。縁には穴があけられていて、付属の取手を取り付けることもできます。

アウトドア野外鉄板 WOOPs Iron SOLO 【6mm厚の極厚コンパクト鉄板】
外形寸法 148mm×150mm×6mm
重量   約1100g
素材   本体−鉄 取っ手、ヘラ−ステンレス
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【テンマクデザイン】男前グリルプレート

波形タイプの鉄板です。取り外し可能なハンドルが付属しています。

テンマクデザイン 男前グリルプレート
■サイズ(約):本体207mm×143mm(深さ9mm)(板厚3mm)
■重量(約):本体/875g
■素材:鋳造鉄製
■付属品:ハンドル、収納ケース
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【スター商事 熊に金棒】アウトドアグリルプレート黒船M

焼き面は波形で、取手付きの鉄板です。焦げ付きにくいテフロンコーティングが施されているので、シーズニングは不要。

STAR(スター) アウトドア グリルプレート黒船 M (国内正規品)
サイズ:21.7×14.3×3.5cm
重量:450g
材質:アルミニウム
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まとめ

キャンプで使う鉄板は、素材・大きさ・厚みと重量のバランスを考え、用途に合わせて選んでください。きちんとお手入れすれば、愛着もわき、長く使うことも可能です。お気に入りの鉄板を見つけて、キャンプ料理のバリエーションを増やしましょう!

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