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引用:pixabay
グランピングという言葉もだんだんと定着してきました。グランピングは「グランピング=魅力的な」と「キャンプ」を合わせた造語で、少し贅沢な大人のキャンプといった感じでしょうか。キャンプ道具を持っていない、面倒な設営はしたくない、もっと気軽にアウトドアを楽しみたい、インスタ映えする優雅なキャンプを楽しみたい…といった願いを叶えてくれるのがグランピング。今回は人気のグランピング施設をチェックしてみましょう。
ツインリンクもてぎ(栃木県)
今「グランピング」というキーワードで検索率が高いのが、栃木にある「ツインリンクもてぎ」です。株式会社モビリティという、株式会社鈴鹿サーキットランドと株式会社ツインリンクもてぎが対等合併してできた会社が運営しています。
「森と星空のキャンプヴィレッジ」という人気の施設に、新しくグランピングが仲間入りしました。広々とした快適なテント、シェフが厳選したバーベキュー、夜は美しい星空を眺めながら焚き火を囲む、まさに大人の優雅なひと時を楽しむことができる施設です。
また、2018年3月30日には1日3組限定の特別ルームである「グランルーム」も誕生します。これは見逃せませんね★
《施設名》ツインリンクもてぎ
《アクセス》
ツインリンクもてぎへのアクセスは、公式HPにとても詳しい記載がありますので、URLをご紹介します。車だけでなく、公共交通機関も充実しています。
★ツインリンクもてぎ:アクセス
http://www.twinring.jp/access_m/
《タイプ》森
《サイトの種類》
グランピング施設の他、フリーサイトや電源付きサイト、ログキャビンなど豊富な種類があります。デイキャンプも可能です。
《車で30分以内のところになにがあるか》
坪淵の滝や竹原かぐや姫の郷、大瀬観光やななどの自然を満喫できる観光があります。また益子町にも近いので、益子陶芸美術館や日下田藍染工房、外池酒造など大人が楽しめるスポットも。
《誰と、どんなシーンに向いているか》
優雅で静か、リッチな雰囲気に浸るなら大人同士の数名グループが最適でしょう。ワインやシャンパンを片手に、アヒージョやカナッペはいかがでしょうか?
利用者の声
『テントの中はベッドにソファ、冷蔵庫、ホットカーペット、暖房、空気清浄機まであり、ちょっとしたホテルでした。夜はスタッフが天体望遠鏡を持って、各テントを廻ってくれるので、月を観たり、エンジョイできましたヨ。』
『テントにもしっかり鍵がかかりますし、お風呂は隣接したホテル、テント側に設置されているトイレや洗面所も、大変きれいで、お着替えも、フルメイクwも個室でできます!』
出典:トリップアドバイザー
《混雑している時期》
施設内にはサーキットやアスレチックなどアクティビティも豊富な上、イベントも四季を通じて行っているので、春休みやGW、夏休み、紅葉のシーズンは特に混雑します。
★ツインリンクもてぎ公式HP
http://www.twinring.jp/
星野リゾート 星のや富士(山梨県)
日本ではじめてグランピングを始めたリゾート施設がこの「星のや富士」です。自然の中で四季折々の風景を楽しむことができますが、春は桜がとても美しく、しかもキャビンの中からでも鑑賞できるという、大人の花見を体験できます。膨大な敷地面積の中にあるさまざまなアウトドア施設は、初めて訪れる人をたちまち魅了してしまうでしょう。
《施設名》星のや富士
《アクセス》
東京から約2時間の場所にある「星のや富士」へは、JR・新幹線または車が便利です。
★星のや富士までのアクセス
https://hoshinoya.com/fuji/access/
《タイプ》山・川・湖
《誰と、どんなシーンに向いているか》
年間を通じて大人向けのアクティビティが充実しています。ワイワイと騒ぐというより、ラグジュアリーなひと時にじっくりと浸るといったメンバーがおススメ。乗馬や湖上カヌー、樹海ネイチャリング、グラマラスフィッシングなどを一緒に楽しめる仲間がベストでしょう。
利用者の声
『非日常を楽しむ施設だけあって、別世界へ連れて行ってくれます。部屋は高級ホテルなみで、外に出るとかなり施設の整ったキャンプ場という感じでした。』
『シンプルなツインベッドに全面窓がフレームのようになった真正面には、どどーんと河口湖ごしの富士山と、なんと東京から2週間遅れの満開の桜。これは最高でした。』
出典:トリップアドバイザー
《一押しポイント》
初めてのグランピングで、どう過ごしたらよいか迷ってしまう方には「グランピングマスター」がアドバイスをしてくれます。春は満開の桜の香りを楽しみながら、少し肌寒いスッキリとした空気の中、手挽きのコーヒー豆で、ゆっくり抽出したコーヒーをいただくのはいかがでしょうか?
★星のや富士公式HP
https://hoshinoya.com/fuji/
★星のや富士グランピング特設サイト
http://www.hoshinoresort.com/sp/glamping/
関西最大級!NESTA RESORT KOBE(兵庫県)
関西地方にお住まいの方は、こちらでグランピングはいかがでしょう?神戸にあるリゾート施設で、プールにアスレチック、温泉にドックラン、何と「ボルダリング」までできちゃいます!まさに至れり尽くせりの豪華な施設です。グランピングは日帰りプランからロイヤルスィートまで、さまざまなタイプから選ぶことができ、アウトドアらしいティピーテントの宿泊やラグジュアリー感溢れる豪華な部屋まで、希望に叶うグランピングが楽しめます。
《施設名》NESTA RESORT KOBE(ネスタリゾート神戸)
《アクセス》
公共交通機関も多い地域なので、電車やバスも多く、車でもアクセスしやすい場所です。参加メンバーに応じて変えるのもいいでしょう。
★ネスタリゾート神戸:アクセス
http://nesta.co.jp/access
《タイプ》森
《誰と、どんなシーンに向いているか》
広大な敷地の中に豊富なアクティビティがあるので、訪れる人を選びません。ファミリーや愛犬連れでも、カップルでも、グループでもさまざまな楽しみ方ができます。また、テニスやフットサル、バブルサッカーなどスポーツ関連も充実していますのでスポーツ愛好家も満足できるでしょう。
利用者の声
『子連れ旅行には最適です。滞在中、何一つ不満がありませんでした。完璧です。』
『ロビーも広々と、対応もよく、今は、夜はイルミネーションショー、お花畑のライトアップと、デートにも使えるイベントは、素敵でした。』
出典:トリップアドバイザー
《一押しポイント》
アクティビティの豊富さと、イルミネーションの豪華さは圧巻です。ボルダリングは全天候型なので雨天でも安心です。疲れた体を癒すなら「延羽の湯」でのんびりとくつろいではいかがでしょうか。
《混雑している時期》
大きなプールがありますので夏休みは混雑します。またイルミネーションが美しい冬や、イベント開催時は混雑しています。行かれる方は早めの情報収集をおススメします。
★NESTA RESORT KOBE(ネスタリゾート神戸)
http://nesta.co.jp/
健康テーマパーク?阿蘇ファームランド(熊本県)
九州だって負けていません。まるでおとぎ話の世界に入り込んでしまったかのような、可愛らしいフォルムのグランピング施設は、さまざまな生き物と触れあえる体験型の施設です。雄大な阿蘇山のお膝元にあるこの「阿蘇ファームランド」は健康をテーマに、小さなお子さまからご高齢の方まで楽しめるように考えられています。食事も阿蘇ファームランドに隣接している「阿蘇健康農園」で採れた野菜を使用し、安全が目に見えるように配慮がなされています。
《施設名》阿蘇ファームランド
《アクセス》
2500台収容可能な駐車場がある阿蘇ファームランドへは車で行くのが一番よいでしょう。公式HPではアクセス方法を動画でもご紹介していますので、ぜひ参考になさってください。
★阿蘇ファームランド:アクセス
http://asofarmland.co.jp/guide/access
《タイプ》山、森
《誰と、どんなシーンに向いているか》
小さなお子様向けのアクティビティや宿泊施設がありますので、ファミリー層に人気があります。その他、健康志向を重視する方や、背伸びしないグランピングをお求めの方に向いています。
利用者の声
『のびのび遊べます!子供達も、私もかなり体使って遊べました!温泉も広くて良いです。』
『食事のバイキングも種類も豊富で味も良く好き嫌いの多い子供達にもokでした。』
出典:トリップアドバイザー
《一押しポイント》
温泉は「阿蘇健康火山温泉」でゆったりくつろげます。角質を食べてくれるドクター・フィッシュも居ます。食事はバイキング形式で種類が豊富と評判です。
柱のない可愛らしいフォルムのお部屋は「ヴィレッジ」「ロイヤル」「ドリーム」ゾーンの3タイプがありますが、「ヴィレッジゾーン」と「ロイヤルゾーン」は、2018年4月1日より「大自然阿蘇健康の森」の専用宿泊施設になりますのでご注意ください。
「大自然阿蘇健康の森」は更に健康をテーマにした大人向けの施設になっています。
★大自然阿蘇健康の森
https://kenkonomori.co.jp/
★阿蘇ファームランド
http://asofarmland.co.jp/
※熊本地震からの復興中で、道路状況や施設の一部もリニューアル中などの情報がありますので、事前に調べてから行かれることをお勧めします。
キャンピカ富士ぐりんぱ(静岡県)
東海地方には富士山が一望できるグランピング施設があります。テント型の宿泊だけでなくコテージはもちろん、トレーラーハウスもあります。こちらはPICAリゾートが運営している施設の一部で、富士の他にも、秩父や初島、富士西湖などから選ぶことができるので、目的のアクティビティやイベント、人数や希望のグランピングスタイルに合わせてプランを組めます。
《施設名》キャンピカ富士ぐりんぱ
《アクセス》
PICAリゾートが運営している施設がまとまっている場所なので、宿泊する施設に応じて車で行くのがおススメです。
★キャンピカ富士ぐりんぱ:アクセス
https://www.pica-resort.jp/campica-fuji/access/
《タイプ》山、湖
《誰と、どんなシーンに向いているか》
ソロキャンプを始め、お子様連れ、グループ、女子会など人数やスタイルを選びません。どんな組み合わせでも楽しめるようになっています。
利用者の声
『富士山の二合目に位置するキャンプ場なので朝晩とても気持ちが良い風が吹き、コテージから富士山もはっきり見えます。』
『テントも張れない。道具もない。でもキャンプがしたい!という我が家では、いつも重宝させて戴いております。』
出典:トリップアドバイザー
《一押しポイント》
何と、等身大のシルバニアファミリー「きいちご林のかわいいお家」と「森の小さなお家」が体験できます。冬季はクローズしているので、この春に体験してみてはいかがでしょうか?またPICAリゾートでは会員制度もあり、ポイントカードが発行されます。年会費は無料で、宿泊するごとにポイントが貯まり、会員のステージがアップするごとに会員特典を受けられます。
★キャンピカ富士ぐりんぱ
https://www.pica-resort.jp/campica-fuji/
ニセココテージボンゴ広場(北海道)
春が本州より少し遅い北海道にも、グランピング施設がぞくぞくと誕生しています。中でも人気なのが「ニセココテージボンゴ広場」です。通年営業しており、現在は冬のグランピングを開催中です。ベルテントの中には石油ストーブもあり、通気口と警報器をちゃんと完備してありますので、春といえど寒い夜なども安心してくつろぐことができます。
《施設名》ニセココテージボンゴ広場
《アクセス》
公式HPに手描きのイラスト付きでご案内されています。
★ニセココテージボンゴ広場:アクセス
《タイプ》森
《誰と、どんなシーンに向いているか》
ファミリーでも楽しめますが、年齢層は小学生高学年レベルからでしょうか。ベルテントの中で揺れるライトの明かりは幻想的でロマンティックです。ジャズを聴きながら大人のひと時を楽しむのもいいですね。春以降、夏休みや外の気温が心地よく感じる季節はお子さま連れでも十分楽しめます。
《一押しポイント》
ニセコは今、外国人にも人気のエリアです。この施設周辺にも観光スポットがたくさんあります。ラフティングと熱気球が楽しめる「ニセコバルーン」や、北海道ならではの「ミルク工房」、スキー場も多いので、早春のスキーを楽しむのはいかがでしょうか?
★ニセココテージボンゴ広場
https://www.bongoniseko.com/
日常を忘れて優雅なひと時を楽しんで
いまやグランピングは、ちょっと大きめのテントにラグやソファで飾り付けをして…といったレベルではなく、ハイクラスなリゾートへ進化しています。自分で設営するキャンプより料金が高めになるグランピングですが、ここは敢えて非日常を愉しむ大人の遊びと考えて、贅沢を味わってください。大自然の中で羽根を広げて解放感を体感し、また明日への活力になれば嬉しいですね♪
春のグランピングイベントをご紹介!
アウトドア系・社会人サークル「Nutsbery」では2018年4月8日(日)に、グランピングお花見BBQを開催します。題して「昼桜GLAMPING」。
★詳細はこちら
http://hodugawa.com/nutsbery/event/ohanami-day-20180408
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