長野県の中部に位置し、茅野市、諏訪市、下諏訪町、長和町にまたがる霧ヶ峰。小説や映画、アニメの舞台にもなった有名な火山です。八島ヶ原湿原をはじめとする植物群落が多数あり、四季折々の植物が楽しめる豊かな自然がそこにはあります。今回は霧ヶ峰のおすすめルートや口コミをご紹介します。
霧ヶ峰について
引用:写真AC
【山岳名】霧ヶ峰(きりがみね)
車山・蝶々深山他、複数の山で構成されています。
【アクセス】
●電車を利用した場合
・東京駅→長野新幹線→佐久平駅→(路線バス)
・名古屋駅→中央本線塩尻経由→茅野駅→(路線バス)
・大阪駅→東海道新幹線→中央本線→茅野駅→(路線バス)
●自動車を利用した場合
・中央自動車道→諏訪IC→国道152号→ビーナスライン
・上信越自動車道→佐久IC→国道142号→剣道40号
・東名高速道→中央自動車道→諏訪南→国道152号→ビーナスライン
必要な装備
●通年
帽子・レインウェア・ウィンドブレーカー・長袖シャツ・フリース
●夏季
ハーフパンツ・サポートタイツ・日差しを避ける道具
●冬季
防寒仕様の帽子、服装・手袋・ネックウォーマー・中間着・防寒アンダータイツ・アンダーウェア
【持っていってよかったもの】
防水タイプのトレッキングシューズ(山の天気は変わりやすく、湿地帯もあるため)
着替え(ルートがぬかるんで転んだ時のために)
サングラス(季節問わず日差しが強いので)
行動食と飲み物(ルートがきつかったのでスタミナ補給のため)
イチオシポイント
・晴れているときの開放感がすごい!草原と青空が爽やかです。
・ビーナスラインの休憩スポットから富士山が見えました。思ったより大きかったです。
・天気が良くなく、霧が出ていましたが、まさに「霧ヶ峰」といった感じでした。
・ニッコウキスゲをはじめ、さまざまな高山植物が見れて良かったです。
おすすめルート
●八島ビジターセンターからの登山(難易度★★★☆☆)
八島ビジターセンター→旧御射山神社→ビーナスの丘→車山肩→車山乗越→車山湿原→蝶々深山→物見岩→八島ヶ原湿原→八島ビジターセンター
途中、蝶々深山への道が結構な勾配ですが、八島ヶ原湿原と車山湿原を回ることが出来るルートです。湿原に自生している植物が見たい方にはお勧めです。四季折々の自然を楽しむことが出来ますよ。
●車山ビジターセンターからのハイキング(難易度:★☆☆☆☆)
車山ビジターセンター→(リフト乗車)→車山山頂→遊歩道→車山ビジターセンター
リフトを使って山頂まで上り、そのままゆっくり遊歩道で下山するルートです。1時間程度で降りれますので天気のいい日にハイキングするならこのルートがお勧めです。リフトからの景色も歩いてみる景色も両方楽しみたい方はこちらをどうぞ。
●霧ヶ峰自然保護センターからの登山(難易度:★★★★☆)
霧ヶ峰自然保護センター→ビーナスの丘→車山肩→車山→車山乗越→南の耳→北の耳→男女倉山→八島ヶ原湿原→御射山神社→留塚→霧ヶ峰自然保護センター
霧ヶ峰をぐるっと1周するルートです。距離も長く、尾根を歩く道もあり、なかなかハードですが、霧ヶ峰を存分に楽しみたい方にはお勧めのコースです。
混雑している時期・空いている時期
春:GW中が非常に混雑している。
夏:ドライブ客も多く、ビーナスラインは車どおりが多い。駐車場がやや混雑する。
秋:夏と同様、紅葉シーズン(10月上~中旬)は車の通行量が多い。
冬:冬用タイヤ必須。冬季通行止め区間があるため事前にチェックしておく必要アリ。
自然豊かな霧ヶ峰高原は開放感たっぷり!
自然豊かで四季折々の草花や景色が楽しめる霧ヶ峰は、ハイキング・登山など、目的別に多数のコースがあり、初心者から上級者まで楽しめます。山頂に広がる高原から見渡す景色は格別!ハイシーズンは混雑してしまいますが、それも納得のすばらしい景色が楽しめます。装備を整えて、ぜひ足を運んでみてください。