出典:環境省ホームページ
霊峰白山とも言われ、全国的にも名の知れた白山。実は白山という山が実際にあるわけではなく、岐阜県、石川県、福井県などにまたがる様々な山々の総称のことを言います。白山一帯の地域は白山国立公園にも指定されており、豊かな自然の中で登山ができるため、全国各地から多くの登山客が訪れる人気スポットです。
白山について
《山岳名》
白山(はくさん)
《アクセス》
白山にはいくつかの登山口がありますが、最も利用する人が多い石川県の別当出合登山口へのアクセスをご紹介します。
▲▲別当出合登山口までの所要時間(車の場合)▲▲
【東京方面から】
関越自動車道、上信越自動車道→北陸自動車道『白山I.C』より約1時間
【名古屋方面から】
東海北陸自動車道→『白鳥I.C→油坂峠』より約3時間
【大阪方面から】
名神高速→北陸自動車道→『福井北I.C』より約1時間10分
服装や難易度、最適期など
https://www.env.go.jp/park/hakusan/guide/view.html
必要な装備
標高約2,700mの山々が連なる白山では、気圧の変動や急な天候変化など厳しい自然現象が起こることが予想されます。真夏の登山であっても朝夕の気温が10℃以下ということも珍しくありません。また強い風が吹く場合はさらに体感温度が低く感じられます。日帰りであっても服装や装備は万全に整えておくことをおすすめします。
(持ち物)防寒着・着替え・レインウェア・手袋・飲み物・非常食・懐中電灯・タオル・ティッシュ・ビニール袋・地図・時計・応急薬品など
(服装)
帽子・長袖上着・リュックサック・長ズボン・厚手の靴下・吸汗性のある下着・登山靴など
持っていってよかったもの
ストック(トレッキングポール)
登山中、膝にかかる負担を軽減し脚へのダメージや疲労を軽減できます。また不安定な足元でもバランスを取りやすく、使いこなせば登山が随分と楽になるため、登山初心者の方におすすめアイテムです。
難易度
白山登山は総合的な難易度でいうと上級者向けと言えますが、比較的優しい初心者向けの登山道や上級者向けの険しい登山ルートなど、様々な難易度の登山コースがあります。
イチオシポイント
登山道周辺には多くの高山植物を見ることができます。また頂上からの望む美しい山々の絶景を満喫することができます。
混雑している時期
7月下旬から8月上旬にかけての週末。
【マイカー規制】
7月上旬から10月中旬の金・土・日曜日・祝日。市ノ瀬⇔別当出合登山口の約6km区間※その間は路線バス利用
空いている時期
特に雪の多い12月から3月。雪山登山ベテランの方以外、ほとんど見られません。
適した時期
春から秋。7月下旬から8月上旬は、多くの高山植物が見られるため、女性に特に人気の時期。
おすすめルート
https://www.env.go.jp/park/hakusan/guide/view.html
初級者向けのルート
【別当出合登山口→殿ヶ池→黒ボコ岩→室道】
市ノ瀬エリアから室堂への登山道は整備された道が多く、比較的なだらかなで優しい登山道です。周りの景色をゆったりと楽しみながら登山をしたい方や、登山初心者の方にもおすすめのコースです。
初級~中級者向けのルート
【別当出合登山口→中飯場→非難小屋→黒ボコ岩→室道】
初級者向けコースと同じく別当出合登山口を出発して室堂へ向かうコースですが、途中分岐して登山道が長くなっています。往復約12㎞の登山コースで、登山を何回か経験している方であれば比較的簡単なコースと言えます。登山道の途中にある不動滝からの美しい絶景や、別当谷付近の森の中にあるつり橋など非日常的な気分を満喫できます。
中級~上級者向けのルート
【別当出合登山口→中飯場→非難小屋→南竜山荘→室道】
他の登山ルートに比べ距離や時間が長いコースですので、登山ならではの達成感を味わえる登山の上級者におすすめのルートです。
初心者からベテランまで登山を満喫できる白山
白山登山には、さまざまなルートや登山道があります。自分のレベルに合わせてコースを選ぶことが出来るので、登山初心者の方やベテランの方にも楽しめる山です。豊かな自然あふれる白山登山へ是非、出かけてみましょう。
【白山登山の情報ポータルサイト】
http://www.kagahakusan.jp/
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