目次
子どもを連れての登山にチャレンジしたい。けど何が必要なのかいまいちわからない。そういうときのために子連れの際に必要な持ち物リストを用意してみました。小さい子どもであればあるほど、気疲れしてしまうこともありますが、ぜひこのリストを確認して、準備万端にして登山に行ってもらえたらと思います。そして、子どもといっしょに登り切った達成感を味わいましょう!
子どもといっしょに登山して達成感を味わおう
子どもといっしょに山へ登りたい、子どもにきれいな景色を見せたい、自然に触れていい刺激を受けてほしい、体力をつけて健康に育ってほしい。私はこのようなことをよく思います。
家族で登ることで会話のきっかけにもなりますし、普段なかなか話せないようなことも山に登ると話せるから不思議ですね。山頂で食べるごはんは達成感もいっしょに味わえて、一生の思い出になります。準備を万端にして、子どもといっしょに登山へいきましょう!
忘れてしまっときに取り返しがつかない
しかし、子連れだといろいろと気を遣わないといけないのも事実ですよね。子どもがぐずったとき、体調を崩したときなどいろいろなシチュエーションを想定して準備をしなければなりません。
何か忘れ物があったときは、近くにコンビニなどのお店がないケースも多く、取り返しがつかないことになります。安全面を考えて中止せざるを得ないこともあるでしょう。忘れ物をしないように、しっかりと持ち物をチェックしなければなりません。もし万が一、大事なものを忘れてしまったときは登山を取りやめにする勇気も必要です。国内の場合は、ふもとに温泉があるケースも多いので、そのようなときは家族でゆっくりと温泉につかるのも1つの方法です。
自分自身にも子どもにも必要な持ち物リスト
持ち物リストに関しては、自分自身にも子どもにも必要な持ち物と、子どものために必要な持ち物の2つに分けてリストアップしていくと漏れが少なくなります。まずはここでは自分自身にも子どもにも必要な持ち物をリストアップしていきます。
・ウェア(レインウェア、着替えも含む)
・シューズ
・帽子
・ザック
・ストック
・飲み物
・水
・食べ物
・お金
・タオル
・ばんそうこうなど応急処置品
ウェア、シューズを忘れることは少ないと思いますが、ザックのなかにも多めにウェアは入れておきましょう。汗をかいたり、温度調整が必要になったりすると着ている服だけでは対応できないこともあるからです。
また、ストックはあったほうがバランスをとりやすくて、便利です。特に子どもを抱えたまま登る場合、転んでしまうことは絶対に避けなければなりません。ストックでバランスをとりながら、1つ1つ確実に登りましょう。
タオルは汗をふく以外にも、けがをしたときに役立ちます。腕をけがしたときにはタオルを首からおろして、腕が動かないように固定させることができますし、患部を冷やす必要があるときは水や雪をタオルに濡らして冷やすこともできます。また、水は水分補給以外でも転んでしまったときに傷口を洗い流すという意味でも重要です。水、ばんそうこう、タオルといった応急処置のときに必要なものを忘れないようにしましょう。
子どものために必要な持ち物リスト
続いてここでは子どものために必要な持ち物をリストアップしていきます。子どもの年齢にもよりますが、まずは子どもが安全に登るために必要なものを忘れないようにしましょう。
・レジャーシート
・おんぶひも、だっこひも
・おかし
・ミルクなど子どもの年齢に合わせた食べ物、飲み物
・おむつ
・ペットボトルストロー
・おしりふきシート
レジャーシートは厚めのものを選ぶと座ったり、横になったりしたときにお尻が痛くなくて済みます。休憩をこまめにとることが快適に登山をするポイントなので、レジャーシートは必須ですよ。
おかしは絶対に必要というわけではないですが、子どもがぐずったとき、ちょっとした休憩のときにあるといいエネルギー補給になります。糖質はすぐにエネルギーにかわるので、甘めのおかしがおすすめですよ。
必須ではないがあると便利なもの
必須ではないがあると便利なものについてもリストアップしていきます。
・スマートフォン
・カメラ
・地図
・ウエストポーチ
・ハンカチ、流せるティッシュ
スマートフォンやカメラは情報収集や、記念撮影をするためのものですね。地図はタブレットを持参して電子書籍で確認するという方法もありますが、落とすのも怖いので、紙の書籍がおすすめです。有名な山だと簡単な地図をその地域で無料でもらえることもありますが、念のため紙の書籍を持参するといいでしょう。
ウエストポーチは子どもに必要なものを素早く取り出す際にあると便利です。
忘れ物なく快適に安全に登山を楽しもう!
子連れの登山は達成感も大きいですが、なかなか神経も使います。まずは子どもが快適に、安全に登山を楽しめるよう忘れ物のないように気をつけましょう。このリストは最低限のものを載せているので、自分の状況に応じてリストを追加していってもらえたらと思います。追加する際は、自分自身にも子どもにも必要な持ち物と、子どものために必要な持ち物の2つに分けてリストアップしていくと漏れがなくなりやすいのでおすすめです。