【タイプ別】登山におすすめの膝サポーターと使用の注意点

引用:pexels
登山では、下山時など膝を酷使するシーンが非常に多いですよね。普段は膝の痛みを感じたことがないけれど、登山をすると痛みを覚える、という方もいるのではないでしょうか。
今回は、膝の痛みを予防したり軽減したりしてくれる膝サポーターに迫りました。膝サポーターはどうやって使うの?どんな種類があるの?などの疑問にお答えすると同時に、おすすめの膝サポーターをタイプ別にご紹介します。

膝サポーターを付けた方がいい理由

引用:ぱくたそ

そもそも、膝サポーターにはどんな役割があるのでしょうか? 最も大きな役割は、膝への負担を軽減するというものです。

坂を登ったり下りたりはもちろん、時には鎖場なども通過する必要のある登山では、想像以上に屈伸運動が多く、膝に負担がかかります。普段の生活では膝の痛みはなど感じたことがないという人でも、登山を終える時には膝への負担が大きなものとなり、痛みを感じたというのはよくある話です。
これは年齢や普段の運動量などに関係なく、膝の使い方次第で誰にでも起こる現象です。痛くなってからサポーターを装着することがほとんどだと思いますが、痛くなる前の予防として装着を検討するのもひとつの手です。

登山は、登りよりも下りの方が怪我の発生率が高くなります。降りるときに不可欠な膝のクッションに痛みが生じると、思うように歩けず、大きな怪我につながることにもなりかねません。そんな時に膝サポーターを装着していると、負担が軽減し、痛みの発生を予防することができます。また、登山では思わず転倒することもありますが、サポーターを装着していれば膝を怪我から守ることもできます。

登山におすすめの膝サポーター「履くタイプ」編

(1)パテックスが発売している「機能性サポーター ハイグレードモデル ひざ用 」は、膝全体を包む伸縮性のある「履くタイプ」のサポーターです。生地が薄く体にフィットしやすいだけでなく、縫い目をなくしているので履き心地は良く、軽い運動時にも適しています。また、吸汗速乾機能も備えているので、ムレにも強いのが特徴です。

【2個】パテックス 機能性サポーター ハイグレードモデル ひざ用 男性用 (Lサイズx2個)4987107614728
男性用 (Lサイズx2個)セットです。
ワコール共同開発商品です。
独自のクロステーピング構造でひざを包み込み、伸縮性が高く動きやすさを追求
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(2)筋肉痛や関節痛に関する商品を多数販売しているバンテリンも膝用サポーターを発売しています。「バンテリンサポーターひざ用」は、U字型テーピング構造を持ち、ひざを下と左右から支えてくれる安心感があります。膝の皿部分はスリットニット構造になっているので、通気性が良く食い込みにくいのも魅力です。

バンテリンサポーター ひざ用 ブラック ふつうサイズ ひざ頭周囲 34~37cm
商品サイズ (幅×奥行×高さ) :110×28×180mm
原産国:日本
内容量:1枚入
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(3)同じく「履くタイプ」の膝サポーターとしては、「関節安定ひざガードサポーター」もあります。こちらは装着するだけで動いたときの膝が安定するのが特徴です。しかし、膝全体を保持するので、若干の圧迫感があり、登りには不向きかもしれません。「履くタイプ」のサポーターは、下りの時のみ装着するというユーザーもいるので、シーンに合わせて使い分けることが快適な登山につながるといえるでしょう。

【まとめ買い】FC 関節安定 ひざガード サポーター Lサイズ ×2セット
原産国 : 日本
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登山におすすめの膝サポーター「巻くタイプ」編

(1)引用:AMAZON

 

(1)膝サポーターには、「履くタイプ」のほかに「巻くタイプ」もあります。まるでテーピングするように圧迫感などが自分で調整できるのが魅力です。「スポーツニーガード783」は、テープで固定する部分が7ヶ所あるため、自分で調節して関節を固定できるというメリットがあります。

(2)エルモが発売している「医療サポーター ひざ用固定帯メッシュ」は、メッシュ加工でで通気性の良いところがおすすめポイントです。ただし、素材は柔らかく、上記のものに比べると残念ながらサポート力はかなり落ちるでしょう。膝サポーターを予防のために取り入れたい人、膝痛の軽い人には向いています。

エルモ 医療サポーター ひざ用固定帯メッシュ 3Lサイズ
内容量 : 1枚入
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登山の時に気をつけたい膝サポーターの使い方

引用:写真AC

膝サポーターは足の痛みを軽減したり負担を減らしたりしてくれる効果がありますが、登山で使用する際にはいくつかの注意点があります。

まず、登山中は日常生活をしているときに比べ、非常に汗をかきやすいですよね。ただでさえ肌に密着させて使うサポーターの通気性が悪いと、膝は汗をかいているときは熱く、冷えたときは冷たくなってしまいます。これらは不快感があるという以上に、急激な保温や冷えのため膝の痛みをより悪化させることにもつながりかねません。汗をかいたらこまめに拭いたり、通気性の良いサポーターを使用するなど注意しましょう。

もう1つは、締め付けすぎることによる弊害です。膝を固定したいがために思い切りサポーターを締めると、同時に血管も締め付けてしまうことになります。長時間そのような状態で激しい動きをすると、血が滞ってしびれなどの症状が出ることもあります。休憩時にはサポーターをゆるめたり、登山時にだけサポーターを着用するなど、自分の膝と相談して慎重に使う必要があります。

膝サポーターの使用は自分の身体と相談して決めよう

いかがでしたか? 膝は年齢に関係なく、使い方や運動量によって誰にでも痛みがくることがあります。そんな痛みの予防や軽減に役立つ膝サポーターですが、使い方には注意が必要です。
締め付けすぎたり、サイズの合わないものを着用したりすると、効果がないだけでなく、しびれなどの弊害を起こす可能性もあります。痛みが激しくなる下山時にのみ使用するなど、自分の身体と相談して着用を検討しましょう。

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