登山計画の立て方を知ろう!初心者向け登山計画の立て方5つのポイント

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友人に登山経験者がいれば、最初のうちは連れて行ってもらうこともできます。けれども、周囲に経験者がいなければ、自分で情報を集め、登山計画を立てる必要があります。登山の対象になる山はさまざまな種類があるので、どのような山から登り始めればいいか迷ってしまうでしょう。そこで、初心者の人におすすめの登山計画の立て方をご紹介します。また、絶対に持って行きたい必需品も挙げますので参考にしてくださいね。

【登山計画1】 まずは自分に合ったレベルの山を選ぶ

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登山を始めたばかりの人は、いろいろな山の情報を調べているうちに、つい自分の実力以上の山に登りたくなってしまいます。けれども、最初のうちは気軽に登って帰ってくることができる山を選びましょう。登山計画を立てるときには以下のポイントを参考にしてください。

最初は家からそれほど遠くない山を選ぶ

登山初心者が、一番気を付けたいのが「体力の消耗」です。登山以外の移動で余計な時間をかけないようにしましょう。長時間車を運転しなければならない山まで出かけてしまうと、登山で体力を消耗した後に帰るのが大変です。遠い場所なら、宿泊施設に1〜2泊してください。

駅から登山道までのアクセスがいい

前項と同じ理由で、登山以外の移動で体力を消耗しないために、駅から登山道までアクセスのいい山を選びましょう。

登山時間は3〜4時間ほど

まる1日かかってしまう長距離の登山ではなく、3〜4時間ほどの登山コースがある山を選んでください。

山道が確立している

自然のままの山道は、足に負担がかかり疲労度が増します。初心者のうちはきちんと山道ができている登山コースを選びましょう。

人が多く情報も集まる

誰にも出会わない山に初心者が登るのは危険です。登山者が多い山のほうが何かトラブルがあったときに周囲の人に助けを求めることができます。また、人気のある山は情報も豊富なので、登山計画を立てるときに参考になります。

【登山計画2】 ガイドブック&ネットで情報収集

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最初は、自分の行きたいエリアの登山情報や、登山コースなどの情報が写真や地図入りで載っているガイドブックを買いましょう。初心者向けのコースを紹介している本もあります。登山のガイドブックには、必要な情報が詰まっているので、1〜2冊は購入して登山用語などにもなじんでください。

その後に、補足としてネットで情報収集したほうが確実な登山計画を立てられます。さらに、自分が登ろうとする山の「体験記」を、写真入りでアップしているブログなどがあれば参考にしてください。

とことん親切マップで登る3時間登山
登山初心者でも、安全に登れる3時間コースの山(首都圏)を紹介しています。著者が、実際に自分が登って確かめた情報が載っている本です。大きな地図には載っていない道や分岐点なども掲載しています。確実なルートマップとなっているので登山のお伴として頼りになる1冊でしょう。
発売日: 2016/7/11
出版社: 誠文堂新光社
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はじめよう! 山歩きレッスンブック
登山初心者にもわかりやすい実用書です。登山計画の立て方や山の選び方だけではなく道具やウエア、山歩きの上達法、山ごはんなどさまざまな情報が詰まっています。まずは、基礎知識を学ぶのにぴったりでしょう。
発売日: 2015/5/15
出版社: ジェイティビィパブリッシング
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【登山計画3】 登山コースの計画を決める

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ガイドブックなどを見て登山する山を決めたら、今度は具体的な登山計画に入りましょう。山によって異なりますが、初心者用・中級者用・上級者用と登山コースが分かれているところもあるので、自分の体力や登山スキルに合ったコースを選びましょう。

また、登山者の間では「定番」となっている登山地図「山と高原地図」で、ルートを確認するのもおすすめです。注意が必要な場所や往復の時間、水場やトイレの有無なども確認してください。

昭文社の「山と高原地図」はさまざまな種類があります。登山計画を立てるのはもちろん、実際の登るときにも必要になるので1冊お供に連れて行ったほうがいいでしょう。

山と高原地図 槍ヶ岳・穂高岳 上高地
40年以上のロングセラーとなっている登山・ハイキング用の地図で、毎年改定をしながら全国約1500の山を紹介しています。自分が登る山を選んでください。「山と高原地図」では、道に迷いそうな場所は拡大地図となっていて、山頂の展望図や登山口までのアクセスなどの情報など、いろいろ掲載しているので便利です。
発売日: 2017/3/10
出版社: 昭文社
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【登山計画4】 登山計画書・登山届は必要なのか?

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登山計画書・登山届とは、登山するときに作成する書類です。登山届を提出しておけば、万が一遭難などのアクシデントが合ったときに救助がしやすくなります。現在、登山計画書・登山届は任意ですが、中高年層や女性の登山者が増加している昨今、義務化にしようと云う動きも広がっています。

登山計画書・登山届の書き方に決まりはないので、日程・登山ルート(エスケープルートも含める)・人数・代表者の氏名・住所・電話番号などを記入して、地元の警察・山の事務所などに届けます。詳しくは、公益社団法人「日本山岳・スポーツクライミング協会」のホームページにある「登山と計画」をごらんください。
http://www.jma-sangaku.or.jp/sangaku/?ca=4

【登山計画5】 突然の雨・霧対策も忘れずに!

引用:Instagram by t_sola
登山のときに、忘れずに持って行きたいものの1つに「防水対策アイテム」があります。気候の変化しやすい山では、突然の雨に打たれたり、濃霧で衣類や荷物がびっしょり濡れてしまうことがあるのです。コンパクトに折りたたみができるカサや、軽量で、小さくたたんで収納できるレインジャケットなどは必ず持って行きましょう。

そして、便利なのがザックカバーです。雨や濃霧のときにザックを丸ごとカバーするので、ザックや中身が濡れてしまうのを防ぐことができます。

(モンベル)mont-bell ジャストフィット パックカバー 30
モンベルのザックカバーは、ザックの大きさに合わせてさまざまなサイズがあります。自分のザックサイズに合ったものを選びましょう。市販のゴミ袋をかぶせるという方法もありますが、見た目にもザックカバーのほうがオシャレです。コンパクトにたためるのでザックのポケットに入れておけば、すぐに取り出すことができるでしょう。
タテ:8 cmX ヨコ:8 cmX マチ:4 cm
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無理をせずに楽しめる登山計画を立てよう!

登山は「備えあって憂いなし」です。気軽に登れるような山でも、きちんと準備をして、どのようなコースなのか前もって知識を仕入れておきましょう。また、初心者のうちは無理をしないことが大切!周りの風景や植物を楽しみ、鳥の鳴き声などに耳を傾けながら、純粋に山登りを楽しめる登山計画を立ててくださいね。

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