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引用:Youtube by camp F
雨の日のキャンプ、楽しめるアクティビティも少なくなり、憂鬱ですよね。でもキャンプに出かけて雨に降られるって、なかなかない経験だと思いませんか?また、雨の日のキャンプは他のお客さんもキャンセルしたりするので、人気キャンプ場でも案外と空いていることが多いのです。今回はそんな雨の日のキャンプを楽しむポイントを5点、あげてみました。
サイト設営はタープから設営場所を見極めよう!
雨の日のテント設営のコツは最初にタープを張ることから始めましょう。タープを張ることで、とりあえずテントを設営したい場所の雨はしのげます。タープは雨がたまらないようにしっかりと引っ張り、雨粒が流れ落ちるようにしておくとベストです。
雨の日に適しているサイトは、少しだけ傾斜している場所がベスト。傾斜を利用して雨を逃がせれるので、タープの設営が楽に済みます。平地しかない場合は、タープのポールを一箇所短くして傾斜をつけ、雨水が流れていくように工夫しましょう。
一工夫で雨でも快適ブルーシート活用術
雨の日に特に活躍するのは「ブルーシート」です。ホームセンターにはサイズ各種が売っていて、1000円そこそこで購入できるため、雨の日には非常に重宝するアイテムになります。
また、ブルーシートはビニール製なので、地面から湿気が上がってくるのを防いでくれます。雨上がりで急に晴れたときなどは、湿気で荷物が濡れてしまったり、夜露で荷物が濡れてしまったりします。そんな時、ブルーシートを一枚被せておけば、湿気や夜露から荷物を守ってくれます。夏場のキャンプでブルーシートは案外重宝するのです。覚えておいてくださいね。
・サイズ:約220cm×150cm
・重量:約290g
・付属:収納袋
あえて雨に打たれてみるのも面白い!雨の楽しみ方
あえて雨に降られてみるのも、実は面白いかもしれません。山の天気は突然変わります。雷は流石に怖いので避けたほうが良いのですが、雨の降り方は平地のそれと比べ物にならないくらい強く、激しいものです。折角ですから、天然のシャワーだと割り切ってしまって、雨の中遊んでみるのも良いかもしれませんね。
また、キャンプ場に芝の敷いてあるグランドがあれば、雨の日はズサーッとスライディングしたり、泥遊びしたりできてしまいます。整ったキャンプ場なら温泉設備も兼ねているところもありますから、雨の中たっぷり遊んで、疲れた体を温泉で癒す、なんてこともいいですよ。
無理は厳禁!キャンプ場じゃない川の中州は避けよう
雨降りの日に川沿いでテントを設営することは自殺行為です。特に川の中州で取り残されて救助を待ったりと、ここ数年のブームでそのような事故が多発しています。
事故の経験者がよく語る「あっと言う間に水かさが増えて、取り残されてしまった」というのは、日本の河川は基本的にダムによる水量調整が行われているためです。上流で豪雨になった場合、下流で雨が降っていなくても水を放水することがあり、中洲が消えてしまうなんてことはよくある話。
もしも川の中州に取り残された場合、レスキューを呼ぶことになりますが、仮にヘリコプターを要請しなければならない状況で、民間の業者に頼んだとしたら、意図しない高額の費用を請求されることもあります。そのため、雨もしくは雨が降りそうな日には、川の「中州」でのグランピングやキャンプは避けましょう。
雨でも快適なレインウェアは?人気アイテム3選
雨キャンプを快適に過ごすには、高性能なレインウェアがあるとよいでしょう。ただ、レインウェアの性能は価格につながるのもまた事実です。この項では高性能だけど、リーズナブルなレインウェアを集めてみました。参考になさってください。
・素材構成: ゴアテックス®ファブリクス3レイヤー(表:20デニール・バリスティック® ナイロン・リップストップ)
・サイズレンジ:S、M、L、XL
・素材構成: ゴアテックス®ファブリクス3レイヤー(表:20デニール・バリスティック® ナイロン・リップストップ)
・サイズレンジ:S、M、L、XL、M-S、L-S、XL-S
キャンパーさん御用達のレインウェア「ストームクルーザー」です。蒸れにくい素材を使って、透湿性を確保してあります。価格の割に数年使えるため、今では絶大な人気を誇っています。
・素材構成: 本体:ナイロン100%, 内衿切替:ポリエステル100%
スポーツ用品メーカー「ミズノ」独自の、透湿素材を使ったレインウェアの上下セットです。高機能な透湿素材を使いながらリーズナブルなセット価格で求めやすく、日本のメーカーのため、細かいデザインが日本人好みに仕上がっています。
リーズナブルな価格でありながらきちんと湿気を逃がす機構がついているため、突然の雨でも安心のレインウェアです。ズボンがチャック式ではなくマジックテープ式なのでその点を嫌う方もいらっしゃるかと思いますが、この価格で雨をしのげるなら安いものです。
いかがでしょうか。雨の心配があるからキャンプは敬遠…なんてもったいない!雨でも工夫次第で焚き火も料理も楽しめますし、雨の日しか味わえない楽しみが見つかるかもしれませんよ?
画像引用:Instagram 他