夏本番!!夏山登山での服装選びのポイントとは?

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2017.07.15

引用:publicdomainpictures

いよいよ夏本番。今年こそは夏山で、山デビューするぞ!!と気合を入れている人も多いのではないでしょうか?夏は、初登山をする人が非常に多い季節です。夏休みで休みが取れるという事や、冬などの寒い季節よりも、行きやすくなるからでしょう。そんな、夏山登山初心者の方におすすめする服装選びのポイントをご紹介します。

 

同じ夏山でも登山スタイルによって服装を合わせる

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引用:写真AC

夏山の服装選びとして他の季節と違うのは、まず、いかに汗をかかないで行動できるかという事。つまり、暑くない服装選びです。このあたりは、半そで短パンなど、初心者の方でも、想像に難くないと思いますが、肌を露出することは、日焼け、ケガ、虫刺されなどの危険性も高くなるという事になります。この、暑さ対策と、山の危険性に対する対策はおおむね、反比例するものであり、どちらにウェイトを置くかは、人それぞれでしょう。これらの危険性に対しては、男性はあまり気にしない傾向がありますが、女性はかなり気にする方が多く、特に日焼け対策には入念です。たまに女性で、顔全体を覆っているような方もいますが、その反面、暑いことは否めません。このあたりは、経験を積むにつれ、自分の登山スタイルに合わせて揃えましょう。例えば、尾根の縦走が好きな方は、帽子は、日差しを遮る事が出来るつばが広いハットにし、沢登りや森の中のような日影が多い場所での行動を好む方は、視野が広がるキャップにするなど。このように、一言で夏山と言っても、楽しみ方によって服装を合わせることが大事です。
登山での服装とは言え、もちろんデザインや色は、街での服と同様、大事な要素です。しかし、同じように大事な要素として「機能性」があります。夏山登山で備えるべき服装の代表的な機能性としての、暑さ対策としての吸湿速乾性、日焼け対策としてのUVカット機能を取り上げます。

 

暑さ対策としての吸湿速乾性機能

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引用:finetrack

言うまでもなく、夏は汗を掻きます。吸湿性としては、タオルに使われる素材として代表的なコットンが優秀ですが、コットンは速乾性に劣るという弱点があります。山の場合、濡れたまま湿ったままの服での行動は、非常に危険な状態です。ほとんどの場合、山岳では気温が平地に比べて低いことが多く、行動中は体温が上がっているので感じませんが、ひとたび停滞するとすぐに寒くなってきます。これは、服に含まれる水分が気化熱となって体から体温を奪っていくことによる現象です。気温によりますが、風が強い場合体感温度は格段に低くなり、低体温症になる危険性もあります。そこまでならなくても、寒く感じるのは不快です。そこで、必要になってくるのが吸湿速乾性素材を使用した服装になります。特にアンダーウェアは必須で、ミッドウェアやパンツもそのような素材が望ましいでしょう。
おすすめの吸湿速乾性素材の夏向けアンダーとしては、最近注目のドライレイヤーである、メッシュアンダーです。特徴は、メッシュであることの通気性の良さですが、特筆すべきは、撥水機能もあるので、雨などの外からの水分も通しにくくなることです。

ファイントラック(finetrack) スキンメッシュT メンズ BK FUM0412
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優れた耐久撥水性「100洗/80点」で肌をドライに保ち、濡れ冷えを軽減
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日焼け対策としてのUVカット機能

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引用:写真AC

特に女性に関心が深いUVカット機能ですが、最近は、男性も美容に関心が深くなり、炎症の対策以外に、老化防止の観点からも服装選びにも欠かせない要素となってきました。よくUVと言っていますが、紫外線 (ultraviolet)という、太陽から放射される有害な光線であることは知らない人はいないでしょう。しかし、地上に届くのは2種類あることはあまり知られていません(特に男性には)。

・UVB
紫外線B波と言い、赤く炎症を起こしたり、ソバカスなどの原因です。昔からよくイメージされてきた「日焼け」はこれです。

・UVA
紫外線A波と言い、UVBと違い、皮膚の奥深くまで届きます。シワやたるみの原因とされ、光老化の原因です。炎症を起こしにくいので、すぐに気づきにくく。美容の観点から考えると、これが一番怖いUVです。

強い日光を浴びた場合、UVAですぐに症状が現れ、UVBによって将来に影響すると言ってもよく、UVカットされた服装で肌を露出しないことが一番の対策です。しかし、夏は暑いのでできるだけ半袖を着用したくなります。そこで着用したいのがアームカバーです。特に通気性に考慮した夏用のアームカバーがおすすめです。

(モンベル)mont-bell WIC.クールアームカバー
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メイン素材: ポリエステル
素材構成: ウイックロン®クール[ポリエステル] サイズレンジ:S、M、L
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しっかり対策した服装で快適に夏山登山

以上2点挙げましたが、夏は虫対策や臭い対策などほかにもたくさんの要素があります。ネットで調べたり、登山用品店で店員さんによく聞いて服装選びをしましょう。服装選びの違いで、夏山登山の快適性が大きく変わるものですよ。

 

 

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。