登山・トレッキング用手袋。冬はもちろん、夏も手袋をする理由とは

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2017.06.25

引用:pixabay.com
登山の際の持ち物として「手袋」をイメージされる方はどのくらいいらっしゃるでしょう。特にこの夏に山デビューしてみようと考えている初心者の方には、あまり登山に手袋が必要というイメージはないかも知れません。しかし、ショップの店頭には、夏でも登山用・トレッキング用の手袋が並んでいるのです。寒い冬の登山だけでなく、夏の登山で手袋をする理由とは一体何でしょうか?

季節を問わず、「怪我防止」のために手袋を!

_0003_スクリーンショット-2017-07-10-11.49.33引用:楽天市場
登山の際に手袋をする最大の理由はズバリ「怪我防止」。指先は全身のなかでも皮膚が薄いうえ、登山の際は岩肌に手をかけたりすることで傷ができやすい部位です。ちょっとした切り傷や擦り傷であっても、手を怪我をしているとさまざまな動作の妨げとなりストレスになりがちです。ザックの中の荷物を出し入れする、ロープを結ぶ、ストックを握る、あるいはスマホやカメラを操作するなど、登山のときも手を使う機会はたくさんあります。登山中の行動に支障をきたすことがないよう、手袋をして手を保護しておきましょう。

登山用の手袋は、「トレッキンググローブ」などの名称で販売されていることが多いです。

(ザ・ノース・フェイス)THE NORTH FACE シンプルトレッキンググローブ
(ザ・ノース・フェイス)THE NORTH FACE シンプルトレッキンググローブ
素材構成:甲・ポリエステル100%
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登山・トレッキング用手袋、軍手で代用は可能?

日常の作業で手を保護する必要があるときは、軍手を使うことも多いですね。登山の際も、専用のトレッキンググローブではなく軍手で代用することは可能でしょうか?

普通の軍手でも、手を保護するという最低限の目的は果たすことができます。しかし、素材が綿であるため、汗をかいたり濡れたりしたときに乾きにくいというデメリットがあります。天候や気温によっては、冷えてしまって反対に手を動かしにくくなってしまうことも考えられるので、やはり軍手ではなく登山用の手袋があったほうが安心です。

とはいえ、登山用のトレッキンググローブをうっかり忘れてしまったときや登山の途中で破れてしまったときなどは、軍手で代用するのも一案かも知れません。コンビニなどでも手軽に入手できる点や、まとめ買いすればとても安価な点は軍手のメリット。サブの手袋としてとりあえず一組ザックに入れておいても良いですね。

作業用すべり止め軍手(手袋) 1ダース BG-600N
作業用すべり止め軍手(手袋) 1ダース BG-600N
製造国:中国
商品重量:170
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冬の登山で手袋をする理由はもちろん「防寒」

_0002_スクリーンショット-2017-07-10-11.52.35引用:インスタグラム冬山に登るときは、手を保護するという目的のほか、防寒も欠かせない目的となります。寒さで手がかじかんでしまっては登山中のさまざまな動作が安全に行えなくなる恐れもありますから、寒さからしっかり手を守ってくれるものを選びましょう。

雪の中の登山であれば、手袋を重ねて使うこともあります。内側にはフリース製などの温かいもの、外側には防水性・撥水性に優れた素材を使用したオーバーグローブと呼ばれるものを装着すれば、雪が染み込んでくることもなく手を温かく保つことができます。

finetrack ファイントラック エバーブレス スノーグローブ 手袋 メンズ (BKGY):FAG0401
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サイズ: ラージ
スキーやスノーボードにも使えます。
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夏の登山にはUVカットタイプで紫外線対策を

_0001_スクリーンショット-2017-07-10-11.55.27引用:インスタグラム
夏の登山では、UVカット機能のついた手袋を使うのがおすすめ。山は標高が高いぶん、街中よりも紫外線が多くなっています。おおよそ標高が1000m高くなると紫外線は10〜20%多くなると言われており、体感的にも、太陽の光が肌に突き刺さるように感じる人もいるようです。日焼けするとすぐ赤くなってヒリヒリしてしまう、という人は特に注意が必要です。塗るタイプの日焼け止めは数時間おきに塗り直しが必要になるので、手袋を付けておくほうが手間がかからず楽ですね。

また、夏場は汗によるベタつきも気になるもの。メッシュなど通気性のよい素材が使われているものならより快適です。

(ミズノ)MIZUNOアウトドアウェア ソーラーカット UV グラブ A2JY6104(ユニセックス)
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素材構成: 本体:ポリエステル 100% 掌部・指先:合成皮革
[サイズレンジ]:S, M, L
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指先が露出するフィンガーレスタイプの手袋も、夏なら選択肢のひとつになります。靴紐を結び直すときなど、繊細な指の動きが必要な作業もスムーズです。

プロモンテ(PuroMonte) UVケア トレッキンググローブ フィンガーレス グレー GB058U GY SS
プロモンテ(PuroMonte) UVケア トレッキンググローブ フィンガーレス グレー GB058U GY SS
サイズ:SS、S、M、L
素材:甲側/ポリエステル・ナイロン・ポリウレタン、掌側/ポリエステル・PVC
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ほかにも、あると嬉しい登山用手袋のこんな機能

_0000_スクリーンショット-2017-07-10-11.56.57引用:インスタグラム
手の保護・防寒・UV対策といった機能のほかにも、登山用手袋にはさまざまな機能を持ったものがあります。

トレッキングポールやストックを使って登山するのであれば、手のひらに滑り止めがついたタイプの手袋を選ぶのがおすすめです。素手で直接持つよりもグリップ力が高まり、より安定して歩きやすくなる効果が期待できます。

SyuuYou トレッキンググローブ
SyuuYou トレッキンググローブ
サイズ:S M L XL
重量:約 80g
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GPSでの位置確認やちょっとした写真撮影など、登山中にもスマホをよく使う方は、手袋をしたままスマホなどの液晶パネル操作が可能なタイプのものを選ぶと便利。スマホを使うたびに手袋を着けたり外したりするのは面倒ですよね。

monoii(モノイー) 収縮素材でフィットするスマホ対応のトレッキンググローブ
monoii(モノイー) 収縮素材でフィットするスマホ対応のトレッキンググローブ
素材:ナイロン(タッチパネル対応)
カラー:ライトブルー、ブラック、グレー、レッド
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明らかに雨の中の登山となる場合は、防水透湿性のあるレイングローブを選びましょう。しっかりと雨を弾きながら、中が蒸れるのを防いでくれるため快適です。

イスカ(ISUKA) ウェザーテック レイングローブ ブラック
イスカ(ISUKA) ウェザーテック レイングローブ ブラック
生地:甲部/ナイロン(ウェザーテック)、平部/ポリウレタン
サイズ: S
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季節や目的に合った手袋を用意しましょう

登山用手袋のラインナップは非常に幅広く、機能も価格もさまざまです。手の保護という目的は共通していますが、使用する季節によっても選ぶべき手袋は全く違うものになってきます。他にも、滑り止め機能やスマホ操作対応・防水機能など、特に必要と思われる機能を吟味して選んでいただくと良いのではないかと思います。登山がより安全に、快適になるお気に入りの手袋を見つける参考になれば幸いです!

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。