ハイキングのファッションは機能とオシャレの両立!5つのコーデ・ポイント

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2017.05.06

引用:pixabay.com
大自然の中、木々のざわめきや鳥のさえずりを感じつつ歩くハイキングは最近幅広い世代に人気です。ひとくちにハイキングといっても、ウォーキング感覚で気軽に楽しめるコースから、登山に近いちょっとハードなコースまでいろいろあります。そんなハイキングを快適に楽しむには、動きやすく温度調節ができるファッションで出かけることが大切になります。機能とオシャレを両立したハイキングファッションをご紹介しましょう。

ハイキング・ファションの基本を知っておこう!

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ハイキングファッションといっても、ほかの人と差が付くようなオシャレを楽しみたいものです。基本的には、タウンのカジュアルファッション同様自分のセンスと好みでコーディネートしてもかまいません。けれども、やはりハイキングは自然の中を長時間歩くスポーツなので、動きやすく機能性の高いアイテムであることが大切です。

ハイキングファッションの基本は、春夏でも秋冬でも、アンダーウェア
+ミッドウェア
+アウターウェア
の3種類を重ねる(レイヤー)ことになります。アンダーで汗を吸収・拡散し、ミッドで保温と冷却、アウターで保温・防風・通気を調節することが大切なのです。

春夏シーズン

汗をよく吸い取り速乾性のあるアンダーを着て、薄手のシャツやフリースのミッドを重ね、急な雨に備えて薄手のアウターを持って行きます。

秋冬シーズン

吸湿速乾性プラス保温性のあるアンダーと長袖のフリースなどのミッドを重ね、保温・防風性の高いアウターを着込みます。

ボトムも同じで、アンダータイツ・ボトム・雨の時に重ねる防水防風ボトムのレイヤードが基本になります。あとは、カラーやデザインの相性、丈のバランスなどを考えて選びましょう。

汗をかいても快適なアンダーウェア選びが大切!

73_2_20170428引用:montbell.jp
ハイキングファッションは、ついアウターやミッドウェア
のブランドやデザイン、カラーばかり考えてしまいます。けれども、タウンのファッションコーディネートと異なり、ハイキングファッションで肝心なのがアンダーウェア
選びなのです。綿100%素材は汗を吸うと乾きが遅いので体を冷やしてしまいます。汗をすぐに吸い早く乾く「吸湿速乾性」に優れた素材のものを選びましょう。
以下のアンダーウェア
がオススメです。

・通気性にすぐれたメッシュ素材
・吸湿速乾性のあるポリエステルなどの化繊系
・吸湿速乾性+保温性のあるウールと化繊の混紡系(秋冬)
・コンプレッション系(着圧があるので血流を促進して疲労を回復する)

サイズは自分の体にぴったりとフィットするものがおすすめです。

1枚持っていると通年使用できるライトシェル

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ミッドレイヤー(中間着)も、アンダーウェア同様に汗をかいても乾きが早く体や腕が動かしやすいアイテムが適しています。
また、暑くなったら首もとを開けられるシャツやジップアップタイプがおすすめです。春夏の暑い時期は半袖の方が気持ちがいいのですが、紫外線や虫よけ、けが予防を考えると長袖のほうがいいでしょう。

「ライトシェル」と呼ばれるウェアは、撥水性・防風性・防風性・ストレッチ性があり、保温性にすぐれながらも蒸れにくいのです。そのため、春夏はアウターとして秋冬はミドルレイヤーとして活躍するので1枚持っていると重宝するでしょう。
人気ブランドのライトシェルをご紹介しましょう。

「モンベル(mont-bell)」

モンベルの「ライトシェルパーカー」は、防風性・撥水性にすぐれ機能性が高いのに、1万円以下とリーズナブルな価格なので人気があります。ボディは単色で異なる色のファスナーがポイントになっているシンプルなタイプです。インナーやボトムにもコーディネートしやすいでしょう。メンズ・レディース両方あります。

「アークテリクス(ARC’TERYX)」

定番ソフトシェルの中でも晴天・雨・雪など、どんな天候にも対応できることで知られるのが「ガンマミックスフーディー」です。また、高機能ながらもシンプルなデザインなのでタウンユースもできる「ガンマLTフーディー」もあります。

雨風雪から体を守るアウターも1枚は必要!

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秋冬シーズンになり、インナーとミッドウェアだけでは寒い季節を迎えると必要になるのがアウターです。ハイキングではタウン用のコートやジャケットは動きにくいので、機能性の高いアウトドア用のアウターを1枚は用意しましょう。
登山用のアウターは高機能で完全防水の「ハードシェル」がありますが、低山のハイキングならそこまで完璧なアイテムではなくても大丈夫です。最近では高機能の「レインウェア」がたくさんあります。
おすすめの製品をご紹介しましょう。

「モンベル(mont-bell)」

ストームクルーザージャケトは、モンベルを代表するレインウェアです。防水性や撥水性が高いのに軽量で着心地も柔らかいと評判です。カラー展開も豊富なので好きな色を選べるのも魅力でしょう。

「モンベル(mont-bell)」

トレントフライヤーは、ゴアテックスを利用したレインウェアで、防水加工と軽さとコストパフォーマンスのよさが人気です。軽くて着やすいので初めてレインウェアを購入する人にも向いています。

「ホグロフス(HAGLOFS)」

L.I.M IIIシリーズは、ゴアテックスが採用された軽量のレインウェアです。立体裁断加工がされているので動きやすいのが特徴になります。

※いずれもメンズ、レディスがあり同じ素材でパンツもあります。

ハイキングファッションのコーデに必要な小物

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タウンファッションと同様に、ハイキングファッションも「コーディネートのスパイスと実用を兼ねた小物」が必要です。中でも欠かせないのが「帽子」になります。春夏は直射日光や紫外線を防ぎ、転倒による頭部のけがからもガードしてくれるのです。また、冬場のニット帽は防寒小物としても活躍してくれます。

おすすめは、吸湿発汗性・防水性のある春夏シーズン用キャップ、内側にボアが付いていたり耳当てが付いていたりする温かい秋冬用のニット帽です。

また、女性には、つば付きのハット型で、サイズ調節可能なひも付が人気です。
秋冬向きのニット帽は、シンプルなものから編み込み柄のカラフルなものなどデザインバリエーションも豊富に展開されています。

帽子は実用もさることながら、かぶるだけでコーディネートに「こなれ感」が出るので、季節に合わせていくつ持っていても重宝するでしょう。さらに冬場のハイキングでは、ニット帽と同じカラーや柄のニット手袋があると、防寒対策だけではなくコーディネートのポイントにもなります。

機能とオシャレを兼ねたハイキングファッションを!

最近、ハイキング人口が増加中なので、景色がいい人気のハイキングコースは老若男女たくさんの人でにぎわっています。そうなると、ちょっとほかの人とは差がつくハイキングファッションをしたくなるものです。機能面もしっかりとおさえつつ、カラーやデザインでオシャレも楽しんでくださいね!

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。