登山での必需品であるヘッドライト。帽子に付けるタイプも多くあります。

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2017.04.19

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登山には必需品のヘッドライトですが、少し前までは帽子やフードに取付けるタイプは帽子が風で飛ばされてしまう可能性があるので直接、頭にバンドなどで固定するのが普通でしたが最近の帽子もあご紐(ストラップ)の調整機能や各部の締め付け調整が可能なドローコードが組み込まれていたりと、昔ほど風に飛ばされるといったリスクは少なくなっています。今回は気軽に帽子に取付けるタイプのヘッドライトをご紹介します。

まずはヘッドライトの固定方法を確認しましょう

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登山用ヘッドライトにもさまざまなタイプがありますが、最近はLEDタイプの物が主流になってきていますので軽量化されていて帽子やフードにも取り付けやすくなっています。

帽子に取付けられるタイプのヘッドライトも従来通りのベルトで固定するタイプやクリップで固定するタイプなど固定の方法はさまざまですが、共通しているのは非常に軽く100gから200g前後のヘッドライトが主流になっているという事です。キャップの「つば」に取付けるタイプのライトがあったりと色々なタイプから選んで試してみるのも良いかもしれません。

 

①:モンベル パワー ヘッドランプ

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ハット、キャップ、ニットのどのタイプの帽子にも取付けられるほど軽量なボディが最大の特徴であるモンベルのパワーヘッドランプです。

①:軽量なボディ
ヘッドランプ自体の重量は57gと非常に軽く、単4形の電池を3本使用しますがそれを含んでも91gと100gを切る軽量タイプです。

②:小さなボディで高性能
小さな軽量ボディにも関わらずヘッドライトの明るさは160ルーメン、照射距離は110mと高性能を誇ります。

③:光の色合いは2種類
夜間の登山でもしっかりと見える高輝度白色LEDと、山小屋などでトイレに行ったり少し灯りが欲しい時に使用する目に優しい電球色LEDを装備しています。

軽量ボディでどんな帽子にも取付けられるおすすめアイテムです。

 

②:ブラックダイヤモンド スポット

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こちらも軽量タイプのヘッドライトで2016年にモデルチェンジをしたばかりの最新型になります。形状的には四角い箱型になり、前代と比較すると大人しいデザインになりましたが、中身はかなりのパワーアップをしています。

①:軽量ボディに防水機能
ライトのボディ内に単4形電池3本を使用していても全体の重量が88gと軽量で、どんな場面にも重宝すること間違いなしです。またこのブラックダイヤモンドスポットはIPX8(深さ1mに継続的に没しても影響を受けない) の、ずば抜けた防水性能を装備しており、急な雨に降られても全く問題ありません。

②:旧型から新型に進化し光量も大幅アップ
旧型のスポットの明るさは160ルーメンでしたが、モデルチェンジをした現行型では200ルーメンと25%の明るさアップを実現しています。

③:十分な照射距離
スポットの照射距離は最大で80mとなりますが、遠距離・近距離の調整が可能になっており状況に合わせて使い分けをすれば、ここまでの照射距離も必要ないほどの性能です。

今迄も定番的な高性能を誇っていましたが、モデルチェンジをして更にその高性能に磨きのかかったこのモデルを是非、使って見て下さい。

 

③:ペツル アクティブシリーズ MYO

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ペツルのアクティブシリーズのMYOは軽量タイプではないですが、光量が大きく帽子に取付けての長時間の夜間登山などに力を発揮します。

①:明るさが350ルーメン
他の軽量型のヘッドライトでは単4形の電池を使用していましたが、このペツルのMYOは本体と電池ボックスが分離式になっていて、後頭部の側に電池ボックスが設置してあり前後のバランスをしっかり取り、かつ単3形電池を使用しているため、他のモデルに比べて350ルーメンもの光量を維持することが出来ています。

②:防水性能もIP X4の(全天候型)
防水性能IP X4は、どの方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けないと記載されており、通常の登山中の雨であれば十分に防水が可能な性能があるという事です。

③:価格は性能を見れは納得
重量は175gと若干重たいですが、帽子に取付けるにも許容できる重量で問題はありませんが定価で12,000円と他の高機能機種に比べても高いのが欠点です。

価格が他のモデルよりも高く購入には慎重になってしまいますが、何よりも明るさが格段に違いますので山中での活動を考えれば購入する価値はあります。

 

④:マイルストーン MS-B2

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最後にご紹介するマイルストーンのMS-B2は画期的な機構を施していて、使った事のある方ならその便利さに驚くと思います。

①:本体のみでは最軽量モデル
MS-B2は本体のみの重量が41gと最軽量のヘッドランプで、全てを取付けた場合も98gとハイスペックと軽量を持ち合わせており、帽子に取付けているのも忘れてしまうかもしれません。

②:モーションセンサー搭載モデル
モーションセンサーを搭載しており、煩雑なスイッチのオンオフがライトの前に手をかざすだけで出来てしまうのは非常に便利です。通常のスイッチの場合、ハットでもキャップでも帽子に取付けていると「つば」に邪魔されて操作がし難いという欠点がありましたが、このモーションセンサーであれば簡単に行う事が出来ます。

③:防水機能も充実
防水機能はIPX 5(防噴流形)となっており、登山中に激しい雨風にさらされても問題が無い企画になっており安心です。

その他、マイルストーンの明るさは160ルーメンと、先にご紹介したヘッドライトとほぼ変わらない性能を維持しているおすすめのモデルです。

 

帽子に取付けられる軽量、高性能なヘッドライト

ご紹介したように、登山用ヘッドライトはLEDライトが主流になってからは軽量で明るく、防水機能付きと機能面で充実したモデルが多く販売されています。登山用の帽子もさまざまな機能を有していますので、ヘッドライトとの併用も問題なく出来ますので、実際にお店で帽子に取付けて操作性などを確かめてみるのも方法かもしれません。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。