登山レインウェアの定番・ストームクルーザーとは!?

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2017.04.13

引用:amazon
モンベルを代表する登山用のレインウェア「ストームクルーザー」は、1982年から現在まで日本国内の登山愛好者から絶大の人気を誇っています。口コミや評価を観てもその認知度、人気は衰えることを知りません。なぜストームクルーザーは登山愛好者のレインウェアの定番になったのか?口コミや評価からその秘密をまとめてみました。

モンベルストームクルーザーの素材の秘密に迫る!

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ストームクルーザーの表地は20デニールナイロン、裏地にGORE-TEXを使用しています。2015年のモデルチェンジでGORE-TEX素材の中のGORE® C-ニット™バッカーテクノロジーを採用、これはGORE-TEXメンブレインの裏地に軽量化と耐久性を持たせるためきわめて薄いニット素材を合わせた新しいテクノロジーです。透湿性が向上したほか、耐久性を損なわずに大幅な軽量化を実現、従来のレインウェアにない着心地の良さを備えています。表地に使用されているバリテックナイロンは強度と軽量性を兼ね備えたモンベルオリジナルの素材です。この繊維は紡糸の工程でナイロン糸に延伸加工を行い、強度をもたせた素材で、織物にした段階で従来品に比べ2倍の強度を持たせています。

モンベルストームクルーザーの機能の秘密に迫る!

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モンベルを代表するストームクルーザーには様々な機能が備えられているばかりか、着心地や防水処理など基本的性能を高めるために様々な工夫が施されています。先に説明したとおり、GORE® C-ニット™バッカーテクノロジーを採用して257gという圧倒的な軽量化を実現、GORE-TEXの中でも非常に薄く柔らかい素材を使用することによりやわらかな着心地を実現しました。すそやアルパインカフは接着することで保水しにくく、ポケット部にもシーム処理を施し防水性を高めています。細部に至るまで防水、撥水処理を施したことによりウィンドブレーカーや防寒着としての役割も備えています。

モンベルストームクルーザーの仕様は?

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メーカーから発表されているストームクルーザーの仕様は以下の通りです。
【素材】裏地:GORE-TEXファブリクス3レイヤー表地:20デニール・バリスティックナイロン・リップストップ
【平均重量】257g【カラー】マスタード(MST)/オリーブグリーン(OVGN)/プライマリーブルー(PRBL)/パープルネイビー(PUNV)/シェイル(SHALE)/シグナルレッド(SIRD)/サンセットオレンジ(SSOG)の全7色
【サイズ】S/M/L/XL
【収納サイズ】7×7×15cm
【機能】トライアクスルフード/ロールアップフード/アクアテクト®ジッパー/立体裁断(ひじ)/アルパインカフ/リードインコード・システム
【特長】ジッパー付きポケット2個(ハンド2)/ネームタグ付き/スタッフバッグ付き

モンベル・ストームクルーザーの口コミは?

65_4_20170223引用:pixabay.com
口コミサイトやレビューサイトに載せられている口コミをまとめてみました。”鉄壁の防水性の3レイヤーGORE-TEX素材は本当に高い防水性を備えています。ファッショナブルなデザインとカラーリングで十分タウンユースで着用できます。
雨風関係なくムレなく快適に過ごせる凄いレインウェア。普段はバイクで使用するのでフードが邪魔です。
スキーで使用しています。-10度の気温に半袖Tシャツ、フリース、ストームクルーザーの装備で望み、十分な暖かさが確保されます。また、フードを使用すれば頭が保護され、こちらもかなり暖かくなります
口コミサイトやレビューを読むとストームクルーザーの保温性や防水性に高い評価を得ています。また、口コミの中には厳冬期でも使える、防水性を観たいので雨が待ち遠しい、着心地がサラッとしていて軽いので着ている感じがしない、など高評価でした。

ストームクルーザーのお手入れ方法

65_5_20170223引用:pixabay.com
レインウェアの防水性は永久ではありません。裏地のGORE-TEXには細かい穴が空いていて、そこに汚れが詰まってしまうと防水性が損なわれてしまいます。家庭でできるメンテナンス方法を記載しておきますので参考にしてください!

【洗濯方法】

家庭用の洗濯機で洗濯できます。ファスナー、ベルクロを全て閉じ、フードは取り出して広げ、コード類は緩めてください。なるべくぬるま湯で合成洗剤を使用してください。洗濯石鹸はおすすめできません。レインウェア専用の洗剤があるのでおすすめです。

【すすぎ、脱水の注意点】

すすぎは撥水素材が水を弾きます、通常の倍ほど時間をかけてすすいでください。脱水は行わないようにして下さい。生地が水を通さないため洗濯機の故障の原因になります。乾燥機は使用可能です。この時必ず洗濯の表記を確認してください。

【乾燥と乾燥後の処理】

乾燥機を使わない場合は生地を絞らず軽く水を切り陰干ししてください。紫外線で生地にダメージを与えます。自然乾燥後、あて布をしてアイロンを掛けます。中温でゆっくりと優しくアイロン掛けしてください。強く抑えるように掛けると生地が痛みます。乾燥機で乾かした場合でもアイロンがけをおすすめします。あて布をしてアイロンを掛けると、表地の目地が整います。表地のナイロンは水を一度吸ってしまいますから、撥水コートなどで防水処理を施してください。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。