2017.04.12

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山スキーを安全に楽しむために!知っておきたい知識と必要な道具とは

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引用:pixabay.com
ウィンターシーズンのアウトドアスポーツとして人気があるのが「山スキー」です。山スキーは、人工的に整備されたスキー場で滑るのではなく、大自然が創り出した山中を滑ります。また、ひとくちに山スキーといっても種類があるのです。ここでは、山スキーの種類や人気のあるコース、必要となる道具、注意したいことなどを知っておきたい知識をご紹介しましょう。安全に楽しむためにも、ぜひお読みになってくださいね!

「山スキー」のスタイルはおもに2種類!

引用:足成25_1_01_20170125
山スキーは、読んで字のごとく、整備された人工のスキー場ではなく大自然の雪山を登ったり滑走したりするスキーのことです。そして、山スキーには2種類のスタイルがあるのでご紹介しましょう。

アルペン(アルパイン)スキースタイル

25_1_02_20170125引用:ぱくたそ
一般的に「アルペンスキー」といわれるスキーを使うスタイルで、「山スキー」というとこの「アルペイン山スキー」を指すことが多いのです。かかとを、固定・非固定に切り替えられる「AT金具」を使用、雪山を登るときにはかかとをフリー、滑るときには靴とスキー板を固定します。そのために、一般的なゲレンデのスキーと同じように滑ることができるのです。アルペンスキーの滑降機能は極めて高く、けわしい山岳地帯でのハードなスキーに適しています。ただし、なだらかな山を駆け巡るときには、道具が重たいのが難点でしょう。

テレマークスキースタイル

25_1_03_20170125引用:activityjapan.com
靴のつま先だけを固定、滑降時でもかかとをスキー板に固定しません。軽量で靴が自然に曲がるので歩きやすいスタイルです。2本の板を前後にさせる「テレマークスタイル」で滑るので少し難しいのですが、取得するとターンの面白さが堪能できます。かかとがフリーなだけではなく、用具も軽いので軽快な滑りを楽しめます。

山スキーの道具1(板・バインディング・ブーツ)

スキー板

25_2_01_20170125引用:pixabay.com
山スキーの板は、基本的にゲレンデ用アルペンスキーの板と併用できます。ただし、以下のことが通常のゲレンデ用スキーと異なるところです。
・軽量であること
・カービングが強くない:横滑りや制動を利かせたターンを行うので、カービングの強い板は向いていません。
山スキーには、「軽量・短め・幅広・カービングは強くない」板を選んでください。もし、軽いアルペン板を持っている場合は、締具だけ山スキー用に替えることもできます。

締具(ビンディング)

25_2_02_20170125引用:amazon.co.jp
以前は、着脱が不便なものの堅牢なタイプが多かったのですが、最近ではゲレンデの締具と同様に、「ステップイン形式」で強度の高い製品も多くなりました。山スキーヤーの間では、スイスのメーカー「フリッチ」の「ディアミール2」の評価が高いようです。

靴(ブーツ)

25_2_03_20170125引用:pixabay.com
山スキー専用ブーツの特徴は、前面が柔らかく雪山を登りやすい、ビブラムソールになっているので歩きやすくなっていることです。ただし、前面が柔らかいと滑降時にはマイナスになり、ビブラムソールは残雪期にしか必要としないために、普通のアルペン用スキーを使用する人も少なくありません。また、「ツアーブーツ」と呼ばれる山スキーとアルペンスキー兼用ブーツもあるのです。兼用ブーツも、滑りに重きを置いたもの、登山に重きを置いたものがあるので、自分の山スキースタイルを決めてから選ぶとよいでしょう。

シール

25_3_01_20170125引用:rakuzanso.com
スキーで雪山を登るときに使うのが「シール」です。正しくは「クライミングスキン」といいます。昔はアザラシの毛皮を用いていましたが、今では人工シートの上にナイロンやモヘアなどの素材を植毛したものが主流です。山スキーでは、スキーを担いで登っては魅力が半減してしまいます。そこで、高性能のシールと軽量のヒールアップビンディングを使えば効率的に山を登ることができるのです。

ストック

25_3_02_20170125引用:rakuzanso.com
今までスキーで使用していたものがあればそれでも大丈夫です。ラッセル用にはリングが大きいほうがいいので、取り替えるほうがおすすめになります。

スキーアイゼン

25_3_03_20170125引用:rakuzanso.com
ビンディングの付属品として別売りされています。雪山でも硬い急斜面を登るときには、シールだけでは滑ってしまうのでスキーアイゼンを取り付けます。スキー板に取り付けるタイプと、ブーツとバインディングプレートの間に挟むタイプがあるのです。

山スキーの道具3(そのほかにも用意したいもの)

25_3_04_20170125引用:rakuzanso.com
そのほかにも、山スキーに必要な道具としてあげられるのが雪山対策3点セットといわれる「ビーコン・ゾンデ・スコップ」です。雪山で万が一、雪崩に遭遇したときには必需品となります。特に、ビーコンはいざというときにきちんと使えるように、操作方法に慣れておきましょう。ビーコンのメーカーによっては、雪山シーズンの前に使い方の講習会を催しています。購入する際には、使い方をしっかりサポートしてくれるメーカーを選ぶといいでしょう。

山スキーではどんなウエアを着るのか

25_4_20170125引用:arcteryx.com
寒さの厳しい雪山で安全かつ快適に過ごしたければ、「ハードシェル」がおすすめです。最近のハードシェルには雨・雪・風を防ぐために、防水性・防風性・耐久性・通気性・透湿性を備えた高機能の製品が多いのです。
ハードシェルのフォルムは、中に着込めるようにややゆったり目で、パウダースノーの中を滑走しても雪が中に入り込まないような工夫がされています。また、雪山で仲間とはぐれたときに発見しやすいよう、オレンジ・黄色・赤・ブルー・黄緑・ピンクなどの「濃いめで、はっきりした鮮やかな」カラーを使ったウエアを選ぶ方がおすすめです。

道具選びと共に雪山の知識や技術も大切!

25_5_20170125引用:pixabay.com
いかがでしたか。山スキーの種類や必要な道具などをご紹介しました。雪山で快適に山スキーを楽しむには、道具だけではなく以下のような知識や技術も大切です。
・雪山の知識:雪山での気象や雪崩の知識・知恵について
・雪山での行動技術:地図の読み方・安全なルートの取り方・ザイルでの確保ほか雪山で行動するための技術
・スキー技術:ゲレンデでは見事な滑りができるからといって過信は禁物です。整備した斜面がない雪山では別の技術が必要なのです。十分に山スキーの滑降技術を身に付けることも大切でしょう。
また、通常のスキーよりも体力も要求されるので、普段から体を鍛えて筋力を付けることも大切なのです。知識や準備を万端にして山スキーを楽しんでくださいね。

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